会山行紀行文 2013年
 09.23(月・祝)
晴れ時々曇り
(あまかざりやま)
雨飾山
1963m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟(5:00)=雨飾高原キャンプ場(7:40-7:50)…ブナ平(8:45)…荒菅沢(9:20)…笹平(10:35)…雨飾山頂(11:05-11:50)…往路…雨飾高原キャンプ場(14:30-14:40)=山田旅館、入浴(15:00-15:40)=新潟(19:40)
≪紀行文≫
                                〜〜〜とても気持ち良い山歩きを堪能〜〜〜
 三連休(21〜23日)も雑用ばかりで、山に行く計画は無かった。只23日の誕生日位は何処かの山にとは思っていた。
 突然知り合いから電話があり「雨飾山に行きませんか?」と。
 NHKの放送で「雨飾山」の放送があったばかりで、ミーハー的ではあるが行くことにした。数年振りに。

 自宅を早朝に出発し、登山口のある雨飾高原キャンプ場に到着するも駐車場は満杯状態。何とか止める場所を見つけて登山準備。
 登山口から少し下がり、しばらく花やせせらぎを楽しみながら木道を進み、やがて急な登りの登山道となる。
雨飾高原キャンプ場の登山口  両側に沢山の花が咲く木道を進む

 この最初の急登を含め結構きつい登りが続くが所々に現在地を示すプレートが取り付けてあり助かる。
 途中のブナ平で美味しい空気を味わいながら、小さな沢のアップダウンを過ぎ、大きく下って行くと綺麗な水が流れる荒菅沢に降りる。
 水は冷たくとても気持ちが良い。以前来た時はこの沢は大きな雪渓となっていたので随分楽だった。
約400m刻みにプレートがある 美しい“ブナ平” 綺麗な水が流れていた“荒菅沢”

 荒菅沢での休憩の後“笹平”に向かうのだが、ここからがとてもキツイ登りが待っていた。
 沢からしばらくは樹林帯の急登、そして樹林帯を過ぎるとロープや梯子が続く岩場の急登、特に岩場の急登は緊張を強いられる。
 岩場を登り切ると笹に覆われた尾根“笹平”に出る。
結構急こう配な岩場 梯子場、混雑で結構待たされる やっと辿り着いた“笹平”

 笹平から山頂直下までは緩やかで気分の良いアップダウンの尾根歩きが続く。
 途中、糸魚川(新潟)側からの分岐路を通過し、最後の急登を這い上がると双耳峰の山頂に到着する。
“笹平”(山頂直下から返り観る) “笹平”にある糸魚川への分岐路 “笹平”から観る山頂と急登

 到着した山頂は多くの登山者で賑わっていたが濃い霧に包まれ、冷たく強い風が吹いていた。
 期待した遠望(北アルプス等)は全く望めなかった。
 ウインドブレーカーで寒さを防ぎ、手早く昼食を済ませ、双耳峰反対側の山頂にタッチし即下山となった。

 下山後、国民宿舎“雨飾荘”に行き日帰り入浴をお願いすると断られた。事前確認では3時までに入ればOKと聞いていたが…。
 やはり“官営”は融通が利かない。
 急ぎ3時までと聴いていた有名旅館“山田旅館”によって日帰り入浴をお願いすると気持ちよく「良いですよ!」快諾。
 狭いがとても気持ちの良い“かけ流し温泉”で汗を流し帰路についた。
濃霧の山頂、結構混んでいた。 双耳峰反対側の山頂 有名旅館“山田旅館”

 紅葉には少し早かったが、山頂付近の紅葉パッチワークが美しかった。
 思わず来てしまった“雨飾山”だったが、とても良い山歩きを堪能することが出来た。