21日朝起きても駐車場には私の車以外一台も有りません、この二日間誰にも会わない事を覚悟しなければなりません。
普段はうるさくていやなので熊鈴は着けないのですが、熊さんに会いたくないので今回着けて歩くことにしました。
登山口から歩き始めてすぐに右に曲がり藪を仮払いした所を10分位歩くと見事な橅林に出ます、沢を何本か渡り1時間位で一本吊り橋に到着。吊り橋は普通二本の主ワイヤーで支えているのですが、ここは一本の主ワイヤーですので片側に支えが有りません、カニの横ばいで渡らなければならないのでスリル満点、慎重に渡ります。
また何本か沢を渡り30分位で深沢橋到着。
深沢橋は一本吊り橋と三面避難小屋の中間点位です。 |
(クリックで拡大します) |
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一本吊り橋 |
注意書 |
深沢橋 |
登山口から約2時間三面避難小屋到着。 |
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見事な橅林 |
三面避難小屋 |
三面避難小屋 |
この先の水場はあてに成りません。ここで2リットルの水を補給、持ってきたのと合わせ3リットル。
急登の道陸神峰にアタック、三面川本流橋を渡りすぐ濡れた草付きのへつり、滑れば三面川本流に真っ逆さま鎖に摑まり慎重に渡ります。
ここから標高で700mの急登、エネルギーをだいぶ使いますがまだ先は長い余裕を持って歩かなければなりません。
道陸神峰の水場に到着、帰りの水補給の為水場の確認して行きます。
ちょろちょろと出ています何とか使えそうです(昨年は涸れていました9月15日)。確認して少し戻った時尻に激痛なにが起こったのか、地蜂かスズメ蜂か猛烈な勢いで襲って来ます、何か確認出来ないままその場を逃げましたが服の上から尻に1か所、両腕に5か所刺されてしまいました。
道陸神峰避難小屋は目と鼻お先、道陸神峰も5分も掛りません、道陸神峰で少し休みます。 |
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本流橋から三面本流 |
三面本流橋 |
道陸神峰避難小屋 |
ここからはアップダウンの連続です歩いても、歩いても標高を稼げません。
漸くして大上戸山岩場に到着しましたが何てことない岩場なのですが疲れで足が上がらず登れません、少し休み昼食にする事にしました。
少し元気を取り戻し大上戸山到着。ここからは以東岳からの稜線が綺麗に見えます。
ここから今日のメインテーマ相模山に向かいます。アップダウンの連続、何てことない坂でも疲れで急登に感じます。
相模山はまだか、まだかと思い歩いていたら通り過ぎてしまった様です、もう戻る気力は有りません。 |
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大上戸山から以東岳 |
善六池 |
源蔵池 |
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チングルマの花穂? |
タテヤマリンドウ? |
キンコウカ |
ナナカマドの紅葉の始り |
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善六池、、源蔵池のお花畑の湿原を通り北寒江山到着。
ここからは大朝日岳から以東岳一望です登って来て良かった満足感でいっぱいです。
明るいうちに着けるか心配しましたが17:03分無事狐穴小屋到着しました。
狐穴小屋には10人位宿泊者がいました。宿泊者が採って来た天然の舞茸をいただき美味しく頂きました。 |
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北寒江山から大朝日岳(奥) |
北寒江山山頂 |
狐穴小屋 |
22日下山の準備をして歩き始めたら単独行の人と一緒になり何処に行くのか尋ねたら三面に下りるとの事。
今日もアップダウンの連続、長い一日になるので一緒に下りる事にしました。
帰りに相模山の三角点を二人でやぶの中から探し今回の目的100パーセント達成しました。
同行者は山形のおこじょ楽山会のベテランの方だそうです、彼は三面非難小屋にもう一泊する予定でしたが、一緒に下山し村上駅に送り帰路に着きました。
今回は歩くだけの山旅でしたが、達成感、静けさ等いろんな面で120パーセント満足のいく旅ができました。 |
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やぶの中から探し出した相模山の三角点 |
大上戸山の三角点 |
大上戸山から相模山 |
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