会山行紀行文 2013年
 09.21(土)〜09.23(月)
快晴
朝日連峰縦走
1870m(大朝日岳)
参加者 (紀行文) 2084 S/S
4名
(男性2名・女性2名) (写真) 2090 T/H
≪コースタイム≫
≪9月21日(土)≫
新潟(7:00)=(電車)=鶴岡駅(10:20)=(タクシー)=泡滝ダム(12:00-12:30昼食)…大鳥小屋(15:30)…三角池(16:00)…大鳥小屋(16:30泊)
≪9月22日(日)≫
大鳥小屋(6:00)…オツボ峰コース…以東岳…狐穴小屋…寒江山…竜門小屋(15:30 泊)
≪9月23日(月)≫
竜門小屋(5:00)…西朝日岳…大朝日岳…北大玉山…大石橋(15:30-16:00)=(タクシー)=小国駅(16:40-17:27)=(電車)=新潟(19:00)
≪紀行文≫
                                   〜〜〜『山は天気が一番』〜〜〜
≪9月21日(土)≫
 「飯豊は深く、朝日は遠く・・・・・・」と聞いている朝日連峰に一度は行きたいと春先から何度となく計画を練直し、結果的には以東小屋が使用不可ということで上記のような計画となった。
 初日は電車で鶴岡駅へ、すぐに予約したタクシーで泡滝ダムへ到着して昼食を食べてから出発とした。

 大鳥小屋に予定通りに到着。夕食までに三角池まで散策をする。
 今日の泊り客は15名位で閑散としていた。
 夜は話弾んで(何の話をしたか翌朝には覚えていない)2日分の酒を1日で飲み干してしまった。
泡滝ダム登山口 タキタロウ山荘 三角池
≪9月22日(日)≫
 2日目、直登コースを避けオツボ峰を進む。
 一時雨が当たってきたので雨具を着たら『合羽を着たら晴れる』のジンクス通りにすぐに晴れてきた。
 登りが急になるにつれ夕べの酒が効いてくるが何とか『熊の皮』にお目にかかりたくみんなの跡を追いかける。
 このコースは何度もお花畑が出迎えてくれた。
 山頂が近づくにつれだんだんとガスが濃くなってきて心配したが山頂に到着後、一瞬ではあるが『熊の皮』を見ることができた。

 壊れた以東小屋には寄らず縦走路を楽しむ。
 途中、狐穴小屋脇ではコーヒータイムを取っている間、小生は昼寝を楽しんだおかげで夕べの酒は何処へ。
 すれ違う人の話では、昨日の大朝日小屋は60人以上の宿泊客がありテントを張ったり一部は竜門小屋へ移動したとのこと。

 竜門小屋に着いて見れば意外や閑散としており安心する。
 夜は昨夜に懲りささやかな酒宴としたが、1階では小屋番さんと馴染のお客さんで大鍋を囲み大宴会となっていた。
 我々も誘われたが明日は早立ちと決めていたのでご辞退とした。
熊の皮(大鳥池) ナデシコ 縦走路
≪9月23日(月)≫
 3日目、予定より早く5:00に出発したが早起きは3文の得か、振り向くと滝雲が発生していた。
 日が昇るにつれ見事な滝雲が流れる。
 北には月山と鳥海山が雲の上に頭を出し、東の小朝日岳から朝日が昇ろうとしている。
 小半時もみんなで雄大な景色を楽しみ大朝日岳に向かう。ここも名残りのお花畑が出迎えてくれた。

 大朝日岳で山座同定を楽しみ、いよいよ下山となる。ガレ場を慎重に下りながら右手側の相模山が気になる。

 次回は大日寺跡〜天狗角力山〜寒江山〜相模山〜道陸神峰〜奥三面ダムを計画しようと衆議一決。(下山後、MKさんが紀行文を寄せていた)

 タクシーの待合せ時間が心配なので足の早いBB軍には先行してもらい、GG二人はゆっくりのんびりと下山をしてきたが吊橋に来て足がすくんだ。
 最初の2本は細い丸太で怖くて渡れない。躊躇無く徒渉を選んだ。

 難なく渡渉で済ませたがそんな事では道陸神峰までは行けないと後でBB様達に笑われた。
 残り2本は幅のある板なので問題なく渡り予定時間通り大石橋Pに到着した。

 それにしても3日間とも快晴で花も景色もそして友も素晴しい朝日連峰縦走であった。
滝雲 大朝日岳 一本丸太の吊橋(この後渡渉)