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大倉口の駐車場 |
十二平 |
力水 |
長い急登を我慢比べのように一歩一歩登って行くと耐え切れなくなってきた頃ようやくグシガハナに着いた。
越後三山の縦走路が一目瞭然だった。
この先の駒ヶ岳に向かう道は笹に覆われていて良く見えず歩きにくかった。 |
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オカメノゾキ(グシガハナ手前の急登斜面1650m付近) |
中ノ岳と御月山(グシガハナより) |
入道岳と八つ峰(グシガハナより ) |
越後駒ヶ岳山頂では360°よく見え、先週歩いた荒沢岳から灰の又山の稜線を目で追ってみた。
分からない山がぎっしりと並んでいた。
お昼ご飯を食べ、中の岳に向かう。途中の檜の廊下辺りは足の置き場に困るような場所も多くあり疲れも出てきてしんどかった。 |
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ようやく中の岳に到着すると団体さんが1階を埋め尽くしていた。
2階に上がると八海山から登って来られた人が居り、自分のコースと反対周りとの事。
又少し遅れて、荒沢岳から兎岳を回って来て明日は銀の道を降りるという人が到着した。
経験豊富の人達で、明日の自分のコースの事をよく教えてくれた。
3人の貸切部屋だった。 |
荒沢岳、灰の又山(越後駒ヶ岳山頂より) |
登山道に立ちふさがる檜(檜ノ廊下辺り) |
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≪2日目(9/19)≫
2日目はなるべく早めにと思い、薄暗いうちに出発するが、下り始めると雨に流された跡なのか、道なのかと不安になった。
やがて赤いペンキのマークがありラックリする。その先道が荒れてきて一昨日の台風で崩れたのかなと思った。
昨日ここを通った人の足跡を気にするがそれらしいのは見当たらない。
沢から少し水がしみ出ていたがそのうち水量が多くなり始めた。
標高を見てみたら下り過ぎているようで途中の登山道を見失ったと思えた。
この西側の尾根を這い上がると登山道があるはずだと思ったが、それはやめて1900m辺りまで登り返し、西側に登山道を見つけられなければ予定を変更し、昨日来た道を降るつもりでいた。
1900mで登山道を見つけほっとするが、ここでのロスタイム約1時間半だった。
お昼と休憩時間の短縮を覚悟して予定のコースを行く。
祓川で水を補給した後ブッシュにつかまりながらの岩下りあり、鎖ありの痩せ尾根をひたすら下る。
オカメノゾキで一休みし、これからの長い登りの道程を目で追う。
喉が渇き水が思ったより欲しかった。次の水場までの事を考えると飲みたいだけ飲むわけにはいかず、途中の休憩時には我慢が必要だった。
パンを食べるにしても喉の奥に入っていかず水のありがたさがしみじみ分かった。
稜線に近づく頃には疲れも出て来て休憩時間も頻繁になってくる。 |
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左側は越後駒ヶ岳とグシガハナ(御月山より) |
道中の痩せ尾根(オカメノゾキ辺りより) |
歩き通した2日間の道程(五竜岳手前1585m付近) |
ようやく入道岳に着き、八海山八つ峰を歩いて来られた人から様子を教えてもらった。
岩の真下の鎖を手にし、一呼吸入れて一気に上まで登り着く。 |
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これから向かう八つ峰(入道岳山頂より) |
大日岳(かな?)に挑戦 (大日岳直下) |
さらに剣ヶ峰(かな?)へ挑戦 (大日岳より) |
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鎖の連続する八つ峰が終わると千本槍小屋が見えてきた。
小屋ではゆっくり休まず、水場まで下がった。
ようやくありがたい水場にたどり着き1リットルを飲み干した。
3リットルザックに入れ、すぐ先の女人堂で遅いお昼ご飯を食べた。
ここでも水0.5ℓくらいは飲んだようだ。
お腹をパンパンに膨らませ、転がるように下山する。
4合半出合でロープゥエイへの道と分かれ右の道へ進路を変え無事下山。 |
不動岳(かな?) |
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