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沼越峠登山道の渡渉点(入渓点) |
対岸の登山道を進めば、沼越峠に至る |
西沢まではおおむね河原歩き |
滝も無いわけではなく、西沢までの間には3カ所の滝があります。2か所は苦労せずに越えられますが、1カ所はかなり構える必要があります。 |
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2m滝 |
すごい水圧の5〜6m滝 |
3〜4m滝 |
西沢の出合の少し先の右岸に、面白い形をした岩の塔があります。まるでトルコのカッパドキアのようです。
岩の塔は西沢の出会箇所を示してくれる良いランドマークになっています。 |
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西沢の出合から見える岩の塔 |
カッパドキア? それとも・・・・・ |
西沢入り口、大岩の前で右に曲がる |
西沢に100m程入ると滝が連続します。滝を越えたらまた滝、またまた滝です。滝好きには堪らない場所だろうなと思います。
そうした人は歓喜の声を上げてスイスイ行くのでしょうが、爺さまにはいづれもかなり歯ごたえのある滝群です。
滝つぼは総じて背が立ちません。 |
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最初の滝 |
何番目かの滝 |
たぶん滝群最後の滝 |
滝群を抜けると気持ちの良い滑床の歩きになります。たまには滝もあって、そこそこ緊張感も保てます。
滑床は巨大な一枚岩のように感じます。 |
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滑床 |
4〜5mの滝 |
滑床が続きます |
西沢は上流で、沼の峠山から流れ下る水流と、沼越峠近くから流れ下る水流の二俣になります。
二俣が近づくと菅倉山基部の岩稜帯が左岸に見えてきます。面白い形の岩もありますし、なかなかの迫力でもあります。
二俣を過ぎ、沼の峠山方面からの水流を進むと、滝の形状が変わってきます。
転げ落ちた大岩が水路を塞いで滝を作ったような滝になります。 |
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菅倉山基部の岩稜帯、かなりの迫力です |
大岩を伝って落ちるすだれ滝 涼味最高 |
大岩ゴロゴロの滝 |
八人岩基部に大きな滝が見えました。滝は転がり落ちた大岩が、積み重なって滝状になっています。
左岸の岩壁から登れると思いましたが、降りる時のことを考えると、20mロープ一本では苦労しかねないということと、滝下に着いたら12時超、今日のタイムリミットでした。
場所的にも区切りが良いし、今日はここで引き返すことにして、滝下の大岩の上で滝を真正面に見ながら食事をしました。
八人岩は、沢に沿って生い茂っている木々に邪魔されて、沢床からは見えません。
食事の後、右岸の草付きの斜面に這い上がり、ようやく眺め見ることが出来ました。
さすが、地形図に名前が表記されている岩だけのことはあります。すごい迫力でした。
草付きの斜面からは、大きな滝の上部も見えます。奥のほうには菅倉山と沼の峠山の鞍部のスラブ帯も見えます。
見たところ顕著な滝はこの大きな滝が最後のように思われました。 |
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大岩が積み重なった大滝 |
大滝の上部 |
八人岩 圧倒的な迫力です |
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沢内にはあちらこちらでアジサイが群生していました。
アジサイの花っていまどき咲くのでしょうか?
(おわり)
<追記>
心配していた通り、柴倉川から林道までの標高差300mの急斜面の登り返しには閉口しました。
日射と草いきれで暑くて暑くて、ハチマキのタオルを2回絞りました。
熱中症になりかねないと思い、だれも居ないのでシャツを脱いで上半身裸で歩いたら、アブにおなかを刺されました。
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