そんな時に昨年のリベンジ(雨で入渓できず混浴のみ)で行かないかとお誘いを受けた。
沢の案内書には必ず載っているほどの初心者向けの美渓で一度は行くべしと誰もが言う。
温泉宿手前の滑川橋脇に車を止めここより入渓、すぐに赤いナメの連続だ。
歓声をあげているうちに大滝に到着。
日本の滝100選に選ばれているそうだ。あまりにも雄大でカメラにとらえきれない。
ここは本日唯一の高巻で滝の上に出たが、さすが人気のある沢のこと左側にしっかりと道が付いている。 |
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この橋から入渓 |
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滑川橋から沢を見下ろす |
すぐに赤いナメが現れる |
日本の滝100選 大滝沢 |
後はまたナメの連続で写真の撮るのも忘れて沢を駆け上る。
今回は1回もロープを出す事無くお助け紐を数回使用しただけで潜滝に到着。
この滝は名前の通り滝が水流でえぐり取られたような珍しく素晴らしい滝でした。
一時、この景色を楽しんでからすぐ下の登山道との交差地点でランチタイムとする。
地元大学生のチームと一緒になり、楽しいひとときを過ごす。
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大滝沢上部 |
潜滝の滝壷 |
畸形 潜滝 |
帰り仕度を始めた頃にポツリポツリと雨が当たってきた。
雨具を着て下山にかかるが登山道の所々でトロッコのレールらしき残骸が見える。
想像であるがこの下に人家もないのに峠駅という珍しい(駅舎全体が屋根に囲われ、山形新幹線が通過する。また、山屋がステーションビバーグに利用していると聞く。)駅があるがそこまで鉄鉱石を運んだのだろう。 |
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尾根道を下り、途中で大滝沢を登山道から眺めて秘湯滑川温泉に到着。
ここは冬季間閉鎖の昔懐かしい湯治場で(1泊素泊まり3,000円からあり)混浴でも知られている。
GGばかりで露天風呂に浸かり、孫の土産に峠駅前で名物力餅を買い求めて、ござれや花火に間に合うように帰路を急ぐ。
私は藪漕ぎと野暮こきは大嫌いである。
昨年は大源太や足拍子で藪漕ぎばかり強いられてウンザリであったが、今年は全て藪漕ぎ無しである。
次回の黒部川も薮無しと聞いている。
これからも藪漕ぎ無しの初心者マークの沢を探して遊びたいと思っている。 |
滑川温泉福島屋 |
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