会山行紀行文 2013年
 08.25(日)〜01.27(火)
天候は文中参照
(かさがだけ)
笠ヶ岳
2898m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
18名
(男性4名・女性14名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
≪8/25(日)≫(小雨後曇り)
 新津(4:40)=新穂高温泉(9:55)…ゲート(10:10)…わさび平小屋(12:00)…小池新道入り口(12:30)…鏡平山荘(16:15)
≪8/26(月)≫(晴れ後曇り)
鏡平山荘(5:35)…弓折乗越(6:45)…弓折岳(7:15)…秩父平(9:45)…笠ヶ岳山荘(14:30)…笠ヶ岳山頂(15:00)
≪8/27(火)≫(晴れ)
笠ヶ岳山荘(5:40)…笠新道分岐(6:55)…杓子平(8:30)…笠新道登山口(13:10)…新穂高温泉(14:10)=飛岳の湯=新津(20:50)
≪紀行文≫
                       〜〜〜稜線からの展望は名だたる連山が続き見飽きる事は有りません〜〜〜
≪8/25(日)≫
 NHCの山行に参加し笠ヶ岳に登って来ました。
 今年の8月は好天が長続づきせずリーダーの判断で予定を1日順延しての出発となりました。(結果的に成功) 

笠ヶ岳は5年前単独で笠新道から笠ヶ岳、鏡平と1泊で歩いた事は有りますが、今回はその時の逆コースを2泊で歩くのでユックリ歩きが出来ると思い参加しました。

 新穂高温泉に着くと時々小雨、雨具は着けず傘だけで歩く事にしました。
 車道をお喋りしながらわさび平小屋でお昼ご飯にしました。
 その後も車道を歩き橋のたもとより小池新道に入る。

 秩父沢で休憩、周りはガスって何も見えません。

 雨も上がり緩い登りを歩きシシウド平で休憩、でも周りは何も見えません。
 鏡池に着く頃晴れる事を祈りながら登ります。

 湿度が高く暑い!大汗をかきながら鏡池池に着くと祈りが通じたのか一瞬にして晴れ渡り目の前に槍、穂高が見えるでは有りませんか、皆感激、写真を撮って居ましたが果たして良い写真が撮れた事でしょうか?私は何時もの様に上手く撮れません。

 山荘で受付を済ませ外で生ビールを飲む、疲れた後のビールは美味しい。

 夕食後明日晴れる事を祈りながら寝る事にしました。
ゲート 休憩の一時
ガスが切れ姿を現した槍ヶ岳と鏡池

≪8/26(月)≫
 朝食の後出発の支度をして鏡池に行く。

 寒かったのか木道に霜が付き滑って転びそうになる。
 池の前のデッキにも霜が有り又デッキの水たまりには薄氷が張って居ました。

 今日は良い天気、池には槍の穂先が映って居ましたが私には良く撮れません。

 槍、穂高の眺望を楽しんだ後出発となりました。
鏡平山荘
鏡平を出発 パノラマ写真 朝の鏡平池と槍穂高
 
 双六への分岐に登り弓折乗越で休憩、目の前に槍や穂高が綺麗。
 弓折岳を通り大ノマ乗越迄下りここで休憩。
弓折乗越 弓折岳から見た笠ヶ岳 稜線歩き
 
 此処より大ノマ岳への登りが始まる。途中のお花畑の所で雷鳥一家が散歩中でした。
 登りは少しキツイですが綺麗に咲いたお花を見たり槍、穂高を見ながらの登りは疲れも取れます。
 大ノマ岳で眺望を楽しみ此処より下り秩父平を目指します。
雷鳥 パノラマ写真 槍ヶ岳、穂高連峰

 此処もお花畑が有り綺麗、左に秩父岩(どの岩か分からない)を見ながら尾根迄登り休憩、途中抜戸岳往復する。

 山頂で3人が休んでいて男性から声を掛けられる。
 私は分かりませんが高立山の小屋で会った事が有るそうで黒崎山の会の人達でした。

 笠新道分岐を越し楽しい稜線歩きになります。

 右に薬師岳や黒部五郎岳、左に槍、穂高、焼岳、その後ろに乗鞍岳、遠くに木曽の御嶽山と見飽きる事は有りません。
秩父平
どれが秩父岩?

 抜戸岩を抜け最後の一登りでテント場を過ぎ今日の宿、笠ヶ岳山荘に5年ぶりに着きました。
 受付けを済まし荷物をデボ、笠が岳山頂に登りました。
 この頃よりガスが発生山頂での眺望は利きませんでした。
 集合写真の後下山、外は寒いので談話室でビールで乾杯、今日は疲れたのか夕食の後直ぐ朝まで熟睡しました。
笠ヶ岳山頂 笠ヶ岳山頂 鏡平から笠ヶ岳山頂間で写した花々
≪8/27(火)≫
 出発の頃山頂はガスっていたので山頂は諦め下山する事にしました。
 キャンプ場より山頂をふり返るとガスも取れ朝日に輝いていました。
これより下山 テント場から山頂を見る 抜戸岩

 今日も尾根歩き、抜戸岩を抜け昨日と反対に右に槍穂高、左に黒部五郎、薬師岳、斜面に咲くお花を眺めながら抜戸岳分岐より笠新道に入ります。

 ガレ場の急坂を過ぎ杓子平で綺麗に咲いたお花を眺め、尾根を越していよいよ笠新道の下りが始まります。
手前から 焼岳、乗鞍岳、木曽駒ヶ岳 笠新道分岐より笠ヶ岳
杓子平へ 杓子平より笠ヶ岳
抜戸岳 杓子平へ 杓子平
 
 途中のお花畑を通る頃は皆元気が有りましたが長い長い下りにみな疲れ果てやっとの思いで笠新道の登山口に着きました。
笠新道下山 笠新道、休憩中 笠新道下山
無事全員下山、もうバテバテ 山頂から笠新道入口までの間で写した花々

 その後車道を歩き新穂高温泉の飛岳の湯に入り生ビールで乾杯、その後遅い昼ご飯を食べ新津に帰りました。
 今回の山旅の目的は眺望を楽しみお花を見ながらノンビリと歩く事でした。どちらも叶えられて楽しい山旅でした。
                                                            (おわり)