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林道終点の砂防ダムと鉄の橋 |
右岸の踏み跡(写真右側に砂防ダムがある) |
滝沢川本流の入渓点 |
でも少し進むと沢床は砂利に代わり、不快感は解消されます。
その後流域は、アシ原を流れる小川状になったり、河原の流れになったりを繰り返して流れています。
入渓点から400mほど進むと、ようやく渓流らしい景観になります。 |
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入渓ほどなく砂利の川床になる |
アシ原の中の水流 |
入渓点から400m程の地点の渓相 |
入渓点から1000m程過ぎると両側に岩壁が切り立ち、ゴルジュ状の様相になります。
水深がかなり深くなる箇所もありますが、深い所でも身長165pの私の胸までで、泳がなければならない箇所はありません。
なお、岩に着いたコケの状態から推測すると、この日は平時よりも20pほど水嵩が高いようです。 |
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沢の様子1 |
沢の様子2 |
沢の様子3 |
前方に大きな滝が見えてきました。地形図に滝の記号が表記されていた滝、たぶん川の呼び名のいわれになったと思われる滝です。
二段の滝で、一段目は4m程の赤い滝、二段目は10m弱の大きな黒い滝です。
二段目の黒い滝の上は白っぽいスラブの滑床になっています。
ちなみに帰りは、黒い滝は懸垂下降しましたが、赤い滝は白い飛沫の滝つぼに、思い切りよく飛び降りました。 |
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地図に表記された滝 |
一段目の滝を上がって見た二段目の滝 |
二段目の大きな滝の上、白っぽい滑床 |
さらに進むと大きな砂防ダムが現れました。幸いなことにこの砂防ダム、真中が開いていて、通過できるので助かりました。
砂防ダムの先に進むとゴルジュになり、ゴルジュの出口に5m程の滝が在ります。
この滝はとても厄介でした。岩がのっぺりしていて、手掛かり、足掛かりが取れません。何度も失敗しましたが、ロープに石を括り付けて投げ、写真左側の 流木にロープを回し取りし、なんとか這い上がりました。
帰りはもちろん、滝つぼにドボンと飛び降りました。 |
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大きな砂防ダム |
ゴルジュを進むと出口に滝がある |
ゴルジュ出口の滝 |
厄介な滝を抜けると、その先にもゴルジュが出てきます。ここは水深が深いため、水面は静寂です。水も冷たく、もやが立っています。
写真ではもやの写りが薄く、明るく見えていますが、実際はもやがもっと濃く、照度も低く、かなり幽玄な様相でした。
これまでのゴルジュもそうですが、こうしたところを一人で歩くと神妙な気持ちになります。
ゴルジュを抜けると沢内は明るく開け、気分も穏やかな沢歩きが楽しめます。
こうした広く明るい所では、滝が出てきても、滝を登らずに脇を難なく通過できるのですが、気分が良くて逆に滝のど真ん中を登ってしまいます。 |
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本当は幽玄なゴルジュ |
明るい沢 |
開けた沢内の滝 |
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またまた砂防ダムが出てきました。
この砂防ダムを超えて5〜6分進むと、流れはアシ原の小川になりました。
時間もほぼ午後1時になるので、この辺が頃合いだなと、ここから折り返しました。
(おわり) |
またまた砂防ダム |
流れはアシ原の小川に |
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