会山行紀行文 2013年
 07.05(金)〜07.06(土)
雨後曇り   曇り 
(ひうちがだけ)
尾瀬ヶ原・燧ヶ岳山
2356m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
19名
(男性6名・女性13名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
≪1日目(7/5)≫
新津(6:00)=鳩待峠(10:20)…山ノ鼻(11:30-12:20)…見晴第二長蔵小屋(15:30)
≪2日目(7/6)≫
第二長蔵小屋(6:00)…燧ヶ岳柴安ー(10:06-10:20)…俎ー(10:50-11:30)…熊沢田代(12:40-13:00)…広沢田代(13:40-13:50)…御池登山口(14:45)…御池ロッジ(16:00)=新津(20:00)
≪紀行文≫
                             〜〜〜ワタスゲの群落が綺麗、疲れを癒してくれます〜〜〜
≪1日目(7/5)≫
 所属するハイキングクラブの山行、尾瀬ヶ原と燧ヶ岳登山に参加して来ました。

 雨の中新津を出発翌日曇りの予報を信じて鳩待峠に着き準備の後雨の中を歩き出す。

 木道歩きが多いので滑って転倒しない様に慎重に歩き山ノ鼻ビジターセンターの周辺の屋根の有る所で分散して昼ご飯を食べ尾瀬ケ原の散策の出発です。

 歩き出し降ってた雨も途中から止み原散策には支障ありません。
雨の中を出発 尾瀬ヶ原

 大勢の人の行き交う原をアヤメやコバイケソウの群落を見、池塘にはヒツジ草も咲いていますが
ニッコウキスゲの開花には未だ早く少しだけ開花して居ました。
コバイケソウの群落 尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原 トキソウ ヒメシャクナゲ
ニッコウキスゲ 尾瀬ヶ原 サワラン
トキソウ ヒツジクサ 尾瀬ヶ原
 
 牛首分岐で休憩、晴れていれば池塘に逆さ燧ヶ岳が見られたのに残念。

 此処よりヨッピの吊橋を渡り東電小屋を経由して尾瀬橋を渡り今日の宿見晴十字路の第二長蔵小屋に着きました。


 今日は平日なので宿泊者も少なく我々グループの他に6人と静かな夜を過ごせました。
只見川、尾瀬橋
 
≪2日目(7/6)≫
 今日は燧ヶ岳に登るので朝の食事時間を定刻より30分早くして貰い5:30分より朝食、6:00出発となりました。
 此のコース私が2度歩いた事が有るので今日は先頭を任せら責任も少し有り緊張します。樹林帯の沢沿いの道を歩きます。

 メンバーの疲れ具合を見ながら適時に休憩を入れ全員完登を目指します。
 何度かの休憩の後尾根に出ると昨日歩いた尾瀬ヶ原やその後ろに至仏山も良く目ます。
 でも風が強く1枚羽織り帽子など飛ばされない様に風対策をして山頂を目指します。
 風が強いので遠くの山も良く見えました。
燧ヶ岳、キツイ登り 尾瀬ヶ原と至仏山
ツバメオモト サンカヨウ ハクサンチドリ

 此処は燧ヶ岳の最高点の「柴安ー」でも三角点は有りません。
 山頂は大勢の人が居て順番の後集合写真を撮り三角点の有る「爼ー」を目指します。
 此処から鞍部までの下りが大変、次々登って来る登山者で道の譲り合いをしなければ進みません。
 お互い譲り合いしながら下り鞍部の雪の上で休憩の後三角点の有る爼ーを目指しました。

 此処からの景色も又最高、眼下に尾瀬沼、又遠くの山々も見渡せます。
 此処も風が強いので風の来ない場所を選びお昼ご飯にしました。
 此処から御池の登山口まで長い下りが始まります。
 ザレ場を横切り直ぐ先雪渓を慎重に横切りただ下るだけ、途中長い長〜い雪渓の下り斜度も大分有り慎重に慎重に2百メートル近く冷や汗の出る思いで下りました。
燧ヶ岳山頂(柴安ー) 柴安ー 俎ー
尾瀬沼 小イワカガミ チングルマ

 その後は熊沢田代の気持のよい湿原で休憩、池塘の横にはワタスゲの群落が綺麗、疲れを癒してくれます。
熊沢田代 熊沢田代のワタスゲ

 その先もう一つの湿原、広沢田代で休憩此処も池塘が綺麗、風も心地よく至福の一時を過ごしました。

 此処からいよいよ最後の下り、泥々の登山道や滑りそうな石の上を慎重に1時間近く緊張しながらの下り登山口に着いた時はホットしました。

 全員事故や怪我も無く完登する事が出来ました。

 その後御池ロッジで入浴し帰路に着きました。

                 (おわり)
池塘とワタスゲ 俎ーを振り返り観る
ヒメシャクナゲとキンコウカの蕾 キルガサソウ 今日の終点