別に登山口の案内板は有りませんが九才坂峠の由来を書いた看板が有りそこより歩き出します。
九才坂峠の名前は弘法大師が9才の時この峠を越したので九才坂峠と言うそうです。
初めは杉林の中を歩き直ぐ沢に入る。
道は川沿いに歩きますが所々崩落し右に左に何度も徒渉を繰り返します。水は少なく歩くのに支障は有りません。
沢より少し離れ斜面のへつりも有ります。下の沢には未だ残雪の有る所も有ります。
小さな滝が2カ所有る所にベンチも有るので此処で休憩します。
此処より沢から離れブナ林の中をジグザグに10分余り登ると九才坂峠です。 |
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九才坂の看板 |
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杉林の中の道 |
沢歩き |
九才坂峠 |
ブナ林の中の峠で風も通り涼しい所です。 これより先は福島県、左に入ると今日目指す目指岳です。
少し休憩の後目指し岳に登る事にします。最初は笹の中の平らな道です。
以前はだいぶ藪だったそうですが明瞭な道になって居ます。
少し行くと急な下りになりこの辺りより目の前に目指岳が良く目ます。左側にはスラブ状の岩壁も有る山です。
木につかまり鞍部まで下り此処より急登が始まります。でも両側にはつかまるにはちょうど良い灌木が有り登るには苦労はしません。
ヒメサユリや山ツツジが綺麗に咲いていて眼を楽しませてくれます。
急登も終わりになる辺りに北限の木「高野槇」が1本有りました。その直ぐ先が山頂、山頂は狭く三角点が有るだけの山でした。
今日は曇りで見透視も聞かず風も無く暑いのと未だ時間も早いので涼しかった峠まで帰り昼ご飯にする事にしました。 |
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目指岳入り口 |
目指岳 |
山頂 |
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北限の木 高野槇 |
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峠のブナ林 |
後は来た道を下山し途中の七福温泉に入り帰りました。
(おわり) |
急な下りなので木につかまり急がず慌てずユックリと鞍部まで下り又、ユックリと木につかまり登り返し峠に着き楽しいランチタイム。
ブナ林の中の峠は涼しく昔の人達も此処で休んでから峠を越したのかと思いながら時間のたつのも忘れ1時間40分ものランチタイム至福の一時を過ごしました。 |
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此処より沢歩き |
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沢歩き |
沢歩き終わり |
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