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木々の枝は濃緑色の葉が繁り、柔らかい萌黄色はない。
藪気味の尾根筋を登り終えて三角点のある棚橋山の西峰に到着。
笹、潅木がびっしり繁り、腰を下ろす余地はない。 この先の本峰に向うも、杉木立で展望はないから通り越す。
棚橋山と馬ノ髪山間の稜線距離は長い。
S字状に波を打っています。
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棚橋山北面 |
馬ノ髪山とS字状稜線 |
細った岩稜地帯は歩き易いが、そうでない所は藪で身が休まらない。
今冬は豪雪を物語るのか太い杉が折れ、倒木が目だった。これが進路を塞ぎ、邪魔にもなった。
急斜面を登りきると山頂直下の登山道に合流し、馬ノ髪山には予想した時間帯で到着した。
何時、立てたのか金属製の新しい山頂の看板が歪んでいた。これも豪雪の影響か。
一通り展望に目をやり、簡単な昼食を済まし、最後の俎倉山に向います。
濡れた衣服はすでに乾いた。この先の区間もかなりあります。 |
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焼峰山・稜線から |
飯豊連峰遠望・稜線から |
馬ノ髪山々頂看板と三角点 |
先ずは主三角点峰(標高770m)を目指します。
山頂部の東端から尾根を下り、ブナ林の鞍部に降り立つ。
この近辺の地形は複雑極まりない。
図に乗って歩き易い方向に進んでしまうと、気付いて再度登り返しを強いられる。
ブナ、杉、潅木の入り混じる尾根筋を辿り、主三角点の峰に息弾ませて到着。
時間に追われ早々に下る。
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蒜場山・主三角点峰から |
馬ノ髪山と棚橋山・主三角点峰から |
杉木立が立ち並ぶ、緩やかな斜面の一角に、名を馳せる「マンモス象」の巨大杉があります。
年々、形は崩れれてゆくのだろうが魅力ある名物杉です。
ここから軽くひと山を越えると俎倉山との鞍部です。ここ一帯に広がるブナ林も美しい。
林床の斜面を登って行くと登山道に合流し、10分少々で俎倉山々頂に到着です。 |
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杉の樹林帯 |
巨大杉・マンモス象 |
ブナ樹林帯・俎倉山直下 |
そのまま北峰に向います。
本日最終の北峰、天狗の庭に腰をおろし、辿ってきた稜線の峰々を天狗気分で眺めました。 |
小休止後、目前の蒜場山、遠方の飯豊連峰に一瞥し下山です。
一般道を避けて、下りは北面の尾根筋に進路とり、琴沢右岸尾根を経由して林道登山口に下りました。
駐車地まで車道をとぼとぼ歩いて戻りました。
途中、車道に戯れる猿軍団に見送られました。
おわり |
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俎倉山・下山尾根から |
俎倉山・下山尾根から |
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