会山行紀行文 2013年
 02.28(木)
晴れ
(おおくらやま)(すがなだけ)
大蔵山・菅名岳
864m
  909m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
2名
(男性00名・女性00名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫   登り3時間50分  下り:2時間35分
大蔵山登山口(8:10)…大蔵山(10:45)…菅名岳(12:00-13:10)…大蔵山(14:10)…大蔵山登山口(15:45)
≪紀行文≫
                         〜〜〜雪山を眺めながらの至福の一時を過ごしました〜〜〜
 今日は久しぶりの好天なので雪山を楽しもうと大蔵山から菅名岳を往復しました。
 今年に入って菅名岳を2度目指しましたが2度とも大蔵山で撤退しました。

 今日はどうしても行きたく3度目の挑戦ででやっと菅名岳に登る事が出来ました。
 駐車場は除雪して無く入れず林道わきに車を停め歩き出す。

  登山口の橋の上も雪が少なく難なく渡れました。林道に上がり階段コースの入り口で一休み、知り合いの男女2人が登って行きました。
 1合目で一息入れ今日は気温も高いのでツボ足で5合目まで来ましたが少ぬかりだし歩き辛く先行者4人もワカン歩行の跡が有るのでワカンを着けて歩行、ワカンを着けた方が楽に歩ける。
 7合目を過ぎると急登が始まり一歩、一歩足元を確かめゆっくり登る。
 9合目を過ぎれば山頂は直ぐそこ、最後の一頑張りで山頂に着く。
大蔵山登山口 大蔵山山頂

 今日は暖かく風も無いのですが眺望は良くない。
 1度目は1人ラッセルで疲れ此処で撤退、2度目も風が強く此処で撤退、3度目の今日は眺望は良くないが風も無くお天気も良く菅名岳を目指します。
 天気の良い時の尾根歩きは雪山の醍醐味、先行者のトレースの続く尾根歩きは本当に気持ちが良い。
 途中一人また一人と菅名岳から帰ってくる単独の男性に会う。
 菅名岳から鳴沢峰に続く尾根を歩く2人が見える。知り合いの男女で鳴沢峰から何処まで行くのかな?健脚な事。
菅名岳への尾根 尾根歩き
 三五郎山から下った先の痩せ尾根、雪庇が張り出しているも未だ崩落する心配はないのですが反対側は急斜面、滑落しない様に慎重に歩く。
 その後二つのピークを越え最後の登りで誰も居ない菅名岳山頂に着く。
 8年前2月の中旬に1人でトレースの無い中を此処まで来て丸山尾根を下山する時コースを間違えて沢に下り怖い目に会った事が有ります。
菅名岳山頂直下 菅名岳山頂

 雪の菅名岳の山頂に来ると今でもトラウマとなって苦い経験が脳裏をよぎります。(コース間違いは元に戻るが山の鉄則。でも気が付いたらなぜか沢の中、雪の沢は怖かったです。)山頂は風が有り少し寒いので少し下山し風の無い所に持参のスコップで雪の腰掛とテーブルを作りランチタイム、雪山を眺めながらの至福の一時を過ごしました。
 此の天気の良いのに菅名岳に登ったのは私達を入れて6人だけ、五頭山と比べると静かな山歩きが出来ます。
パノラマ写真 飯豊連峰遠望

 帰りも痩せ尾根の雪庇の所を慎重に通過し三五郎山の登りが少しキツイがでも雪の尾根歩きは楽しい。
雪庇 下山、三五郎山を目指して 大蔵の小屋は杖の下

  6合目でワカンを外し登山口迄無事下山し後は何時の様に馬下の保養センターの温泉に入って帰りました。     (おわり)