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(写真:左)
早出川ダム手前、高石集落の幅広の路肩に車を止め出発しました。天気予報は終日曇り、今日1日何とか持ち堪えそうな空模様でした。コンパスと地図は勿論ですが、念のためマーク用のテープとGPS2台持参です。
(写真:右)
しばらくは日倉山、日本平登山道を行きますが、集落を過ぎたあたりで左に転じマンダロク山に向かいます。そこからは夏道はありません。まずは渡渉して鉄塔に向かいます。
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(写真:左)
第一ポイントの鉄塔に到着、少し回り道をしてしまいましたが、ここまでは順調な歩みです。
(写真:右)
次のポイント609Pを目指します。曇り空ながらもマンダロク山は見えていました。 |
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(写真:左)
登り一辺倒の尾根道、とにかく交代でラッセルラッセル、急登に差しかかると速度は落ちましたが、とにかく前へ前へと進みます。この際男も女もありません、皆で協力しなければ登れません。
(写真:右)
真っさらの雪道、兎の足跡が導いてくれています。兎だけではありません。カモシカらしき足跡にはこの先ずっと助けられました。 |
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(写真:左)
雪質は良く、割合楽に進めました。しかし長丁場、あせらずあわてずしっかりと雪を踏みしめます。
(写真:右)
609Pに到着!!! まずは第一関門を制覇。徐々に青空も広がって来ました。しかし時は11時40分、あんまりのんびりはできません。
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(写真:左)
少し青空が広がって来ました。雪景色、きれいですね。
(写真:右)
マンダロクへの稜線はこんな道、これに高度差が加わって来ます。雪庇は危険なので、あえて藪に入り、枝を掻き分け進みます。
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頂上まであと300m、標高差にして86mの地点で、ついに前進限度と決めた13時になってしまいました。あとわずか、皆が行こうと言えば行けない距離ではありません。しかし、ここはぐっと堪えて、今日の到達点はここまでと割り切りました。 残念ながら飯豊は見えませんでした。やむを得ません。でもこの上なく爽やかな気持ちでした。 |
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(写真:左)
二王子岳から飯豊に続く稜線。頂上に立てば飯豊も見えるのですが、残念。
(写真:右)
前進限と決めた13時になりました。頂上まであと300mほど、標高差にして86mの地点です。もう一息なのですがここを今日の到達点としました。
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(写真:左)
間近に見える菅名山塊です。
(写真:右)
村松白山、先日挑戦した粟ケ岳は雲に隠れていました。
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お腹は空いていましたが、安全のため、お昼は609Pまで下がって戴くことにしました。飛ぶようにしかし慎重に下山しました。
609Pに着くと、空は晴れ渡り青空が広がっていました。スコップで雪のテーブルを作り、持ち寄ったご馳走でささやかに乾杯です。
今回も満足いっぱいのマンダロク山でした。 |
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(写真:上)
帰路に見たマンダロク山、なんとビューティフルなことか!!!
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(写真:上)
隣の日倉山、800mそこそこの山とはとても思えません。2000mの飯豊や3000mのアルプスに決して引けを取りません。 |
(写真:上)
いよいよ終盤です。粟ケ岳、その手前の権現山に向かってぐんぐん下ります。頂上には届きませんでしたが、満足のいく雪山歩きでした。 |
(クリックで拡大) |
歩いた軌跡。そう難しくもありませんので皆さんもトライしてみてください。
(終わり) |
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