会山行紀行文 2013年
 11.23(土)
晴れ
(ようがいさん)(ほうざかやま)(だけやくし)
要害山・朴坂山・嶽薬師
281m・438m・387m
参加者 (紀行文) 2011 Y/O 
50名
(男性17名・女性33名) (写真) 2011 Y/O
≪コースタイム≫ 歩程 7時間(休憩含む)
新潟駅南口(7:00)=小岩内P(8:20)…要害山(9:35)…三ノ輪山(10:15)…タカツボ山(11:25) …朴坂山山頂・昼食(12:00−13:00)…アコヤ谷鞍部(13:25)…ミクラ山(14:04)…嶽薬師(14:40)…薬師山登山口(15:40)=新潟駅南口(17:30)
≪紀行文≫
                                〜〜〜晩秋の低山を大いに楽しむ〜〜〜

 毎日寒い雨の日が続く中に今日だけぽっかり晴れてくれました。 晩秋の低山ハイクには絶好の日和になりました。

(クリックで拡大)
歩いた軌跡(GPS)国土地理院背景地図等
データ利用許諾番号1011−005号
 今日の参加者は大型バス1台50名の大所帯です。 
 長蛇の列を組んで行進する様は壮観ですね。
 
 チップ敷きの整備された遊歩道を歩いて杉林を抜けると左にコースを変えて登山口に入ります。

 平林城址は天然の要塞を兼ね備えて要害山一円に及ぶ広大堅固な山城なのです。

 戦国時代には要害山から「のろし」を上げると中条、加治、水原と伝わり僅か半刻で春日山府内に届いたというから驚きですね。
50人の行進です

 馬洗場、首切り清水を通り七曲坂を上ると物見山に着きました。周囲の展望が開けて荒川の河口まで見下ろせます。
登山口は左折して 七曲坂を登ります 物見山から日本海が一望です

 ここからひと登りで土塁と大松が立派な山頂広場に着きました。 
 山頂からは北に葡萄山塊、朝日連峰、南は高坪山に櫛形山塊とぐるーっとひと亘り見渡せます。
 
 この景観をバックに全員で集合写真に収まりました。
要害山山頂に到着です 集合写真

 休憩後要害山から、いよいよ縦走が始まります。アップダウンを繰り返して東進し、三の輪山、タカツボ山、朴坂山山頂を目指します。
  
 午後は南西に転じてアコヤ谷に下り嶽薬師へ登ります。
 それでは一日たっぷり低山縦走を愉しみましょう。

 先ずは点287mに「館岩」の大岩から鞍部に下り80bの急坂を上って三ノ輪山に向かいます。

 途中枯れ木に発生したナメコ発見です。

 三ノ輪山は小広場になっていて三角点があります。
ナメコが発生しています 三の輪山頂は三角点がある小広場です

 この先は50b下って80b上り、紅葉の雑木を縫って次のタカツボ山に続きます。
 山頂から鷲ガ巣山と真白な朝日連峰が見渡せました。

 小ピークを越えると、もうひと登りで祠の前に広場がある朴坂山山頂に到着しました。
アップダウンが続きます 鷲ガ巣山の眺めが素晴らしい(タカツボ山) 朴坂山山頂に到着です
 
 山頂の三角点をタッチしたら、お待ちかね。いつも楽しいランチタイムの開始です。
 ゆっくり昼食を頂いたら午後は祠の広場でリーダーから午後の行程の指示を待ちました。
いつも楽しいランチタイム 光兎山が立派です 祠前の広場に全員集合

 嶽薬師へはいきなりの急降下から始まります。
 木枝につかまりながら150bを一気に下ってアコヤ谷(悪谷)の鞍部に至り、今度は90b一気に上ってミクリ山を目指します。
木枝につかまって急降下 秋の恵みクリタケ 90b急坂を上ります
 
 ミクリ山まで登りきると道は緩やかになりました。振り返ると辿ってきた要害山が遠くになりました。
 女川を隔てて対岸に冠雪の杁差岳が雄大な姿をみせてくれます。暫しうっとりと眺めました。

 間もなく今日最後のピークの嶽薬師に到着しました。龍の彫刻が立派な軒飾りのお堂が建っています。
 みんなで今日の安全登山を感謝し参拝しました。
要害山と連嶺が真っ赤です 冠雪の杁差岳は雄大ですね 薬師堂に安全祈願を参拝しました
 
 嶽薬師からはなだらかな落葉の道を下ります。

 うがい清水を過ぎると山の主のような「姥杉」の前に出ました。
 いやー!度肝を抜かすような大杉です。

 紅葉に染まる落葉の道を「きれい。きれい!」と感嘆の声を上げながら下って行きました。

 大満足のうちに全員無事下山しました。

 一日ご尽力いただいたリーダーさん、LLさん、SLさん、班長さん、会計さんありがとうございました。 好天に恵まれて、思い出に残るいい山行が出来ました。

                                             (おわり)
姥杉は山の主のようです