登山口にはトイレや東屋も整備されて日帰り登山客に人気の山になっています。
駐車場で支度を調えたら林道から左へ下り、橋を渡って対岸の東屋まで進みましょう。
東屋脇のコース案内図を前にリーダーの話を聞いていざ、出発です。
取り付きから、いきなり枝尾根の急登で始まりました。 |
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ほとばしり落ちる滝が一筋みえました |
苔むした橋を渡って登山口に向かいます |
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今日登るコース図です |
リーダーの説明に聞耳を立てています |
いきなり急登から始まりました |
ぐんぐん高度を稼ぐと20分少々で石祠のある奥の院に着きました。
緩登に変わる頃、赤く色づいたカエデ紅葉のトンネルを歩きます。
ふっかふかで色とりどりの落葉がきれいです。見事なカエデの木々を観察しながら歩くのって楽しいですね。
アップダウンを繰り返しながら高度を上げてスズメノ口の小広場に着きました。
先着で休憩中のキノコ名人が大ブリのナメコを見せてくれました。この山域にはキノコが多いのです。 |
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植物観察をしながら登ります |
色とりどりの“もみじ葉”がきれいです |
途中でキノコ名人に出会いました |
落葉に隠れて滑りやすい急坂を登り上がって痩せ尾根に出ると左手の展望が広がりました。
おー素晴らしい。紅葉に彩られた山稜の先に二王子岳と冠雪の飯豊が見渡せました。(写真9、10)
写真撮影のために足が止まった小ピークの急坂を下り、上り返すとトンガリ峰の焼山に着きました。
リーダーの合図で山上から西の巻町方向に向かって、相模さんに一同黙祷を捧げました。相模さんのご冥福をお祈りしました。(写真11) |
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紅葉の山稜と冠雪の飯豊が見えました |
稜線歩きは快適です |
相模さんに1分間の黙祷を捧げました |
展望の焼山から一旦大きく下ります。鞍部付近にはブナ林が広がって実に気持ちのいい場所なのです。 |
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黄葉したブナ林を上り上がって行き、こんな所にはナメコが生えるのだが…と思っていると、果たして枯れ木に発生したナメコ発見です。
ホントは踊り上がって採りに行きたいところですが、今日は会山行です。隊列を乱す訳に行きません。だから証拠写真を1枚撮って終いにしました。
この山にはナメコも出るけど熊の出没も多いようですね。いたる所、ブナの木に熊のツメ跡をみつけました。 |
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枯れ木に発生したナメコを見つけました |
熊のツメ跡です |
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右手に沢がすぐ近くまで迫って来て掘切の水場に着きました。
尾根の途中で沢が横切って左の沢へ滝となって落ちています。
自然に出来たものなのか。
はたまた、飯豊山の穴堰みたいに灌漑用水の確保のために人工的に尾根を切り通したものなのか興味が湧きますね。
さあ、このハシゴを伝って急坂を上り詰めれば山頂です。 |
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最後の急登を稼ぎます |
ハシゴ登りもあります(掘切りの水場) |
漸くコマタ山頂に到着です。
“東京スカイツリー開業記念 剣龍峡登山道最高峰コマタ頂上”と書いた標杭が建っています。
今日は無風快晴の小春日和になりました。
北側が開けて東港と日本海が見渡せるいい場所に陣取って楽しいランチタイムになりました。
お手製の持ち寄り料理が次々回ってきます。これが愉しみなのですよ。 |
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いつも楽しいランチタイム |
集合写真 |
午後は、北へ半円を描くようにアップダウンを繰り返しながら花ノ木平へ下ります。
ロープを伝って急坂を下っていくと随所に展望台の標杭が出てきました。蒜場山と飯豊連峰の眺めが見事です。
崩壊地の崖の縁を伝うスリリングな箇所もあったりで、飽きさせない、整備されたいいコース道が続きます。
花ノ木平まで下って来ました。木の間越しに朝から辿った山稜がぐるっと見回せました。 |
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国土地理院背景地図等データ利用
許諾番号1011−005号 |
指差す先には冠雪の飯豊連峰が |
越えてきたコマタ(荒川山)を振り返ります |
歩いた軌跡(GPS) |
皆さんよく頑張りましたね。間もなく広域林道の下山口に到着しました。
一日ご尽力いただいたリーダーさん、SLさん、班長さん、会計さんありがとうございました。
好天に恵まれて、思い出に残るいい山行が出来ました。
(おわり) |