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高速道路からの初冠雪の妙高連山 |
笹ヶ峰グリーンハウス駐車場で準備 |
紅葉と青空に浮かぶ焼山(右)と金山(左) |
準備も済み出発。始めは暖かい陽射しを浴びて広々とした牧場の柵に沿って歩きますが、素晴らしい眺望や放牧されている牛等を見てしばしば足が停まります。やがて前方に最初の目的ポイント“宇棚の清水”を示す道標が見えてきました。 |
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広大は牧場の柵に沿って歩く |
牛がのんびりと我々を見ている |
宇棚の清水への道標 |
牧場脇の明るい林の中に“宇棚の清水”があります。
“宇棚の清水”は“平成名水100選”に選ばれた湧き水で、冷たくとても美味しいです。
「名水を 含み落葉の 登山道」 |
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“平成名水100選”と書かれています |
冷たくとても美味しい水です |
“宇棚の清水”は明るい林の中にあります |
続いて訪れたのは“笹ヶ峰神社”です。赤い鳥居の背後にある林の中に石で出来た小さなお社があります。
この林には“どんぐり”や”栃の実”が一面に落ちており“小さな秋”の気分満載です。
「草原の 小さな社に 木の実降る」 |
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林の入口に鳥居が見えてきます |
林の中心部に小さな石のお社があります |
こんなに大きな“栃の実”を見つけました |
神社を後に、牧場脇の道を進み途中から林の中を下り小さな沢を渡り、一旦車道に出ますと直ぐに“笹ヶ峰乙見湖休憩所”に到着です。
“笹ヶ峰乙見湖休憩所”にも湧き水が出ていますし、トイレやインフォメーションセンター等もあり休憩に最適です。 |
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少し紅葉が見られる牧場脇の道 |
小さな沢に掛かる橋を渡ります |
笹ヶ峰乙見湖休憩所でトイレ休憩 |
“笹ヶ峰乙見湖休憩所”の取り付け階段を降りると、乙見湖とそのダム、そして乙見湖の向こうに焼山や金山がパノラマのように広がっていました。
昼食は少し早いので、集合写真を撮り“夢見平”の散策に向かいました。
夢見平はダムの奥にある急な100数十段の階段を上がり、落ち葉が柔らかく敷きつめれた少しの急登を登ります。
「ふわふわと 草の山道 野紺菊」 |
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僅かですが秋の花です |
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夢見平への階段途中からの俯瞰 |
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乙見湖湖畔で集合写真(後方は焼山や金山) |
落ち葉が敷きつめられた急坂を登ります |
“夢見平”は周回遊歩道で一周するのに4時間以上かかります。
大まかに区別すると、明るく歩き易い“蓑の池”“稲荷神社”“天狗の涙川”“夫婦泉”等を観て歩く道と、“富治橋”““白樺通り”“ショウブ池”等を見て歩くやや湿地帯的な道がある。
今回私達は時間の関係もあり、明るく歩き易い道を30分ほど入り折り返すことにしました。
夢見平に入り暫く明るい樹林帯の道を進むと小さな水溜りのような“蓑の池”があります。更に進むと大きな御神木が2本(神彦・道姫)が目を引く稲荷神社に着きます。
少し時間がありましたので更に奥の“天狗の涙川”まで足を伸ばし引きかえしました。
「道姫も 神の巨木も 薄紅葉」 「折り返す てんぐの川や 枯芭蕉」 |
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モリアオガエルの生息地“蓑の池” |
小さなせせらぎが流れる“天狗の涙川” |
稲荷神社の大きな御神木(道姫・神彦) |
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御神木“道姫”の前で女性陣だけの集合写真 |
御神木“神彦”の前で男性陣だけの集合写真 |
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約1時間の“夢見平”周遊を終え、乙見湖湖畔に戻り暖かい陽射しを浴びてゆっくりと昼食休憩をとりました。
食後は恒例T/Kさんの“野立て”が始まり、上品なお菓子とお茶を頂きました。 |
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暖かい乙見湖湖畔で昼食休憩 |
T/Kさんの“野立て”が始まりました |
楽しい昼食休憩を終え、バスが待つ笹ヶ峰グリーンハウス駐車場に向かうのですが、途中とても美しい清水ヶ池に立寄っていきます。
清水ヶ池迄はブナや白樺、ミズナラ等の樹木が連なり、青い空、優しい緑と黄色のグラデーション様の木々の葉、さくさくと心地よい音をたてる広い落葉の小路が続きます。
「谷音の リズムにのりし 落葉道」
清水ヶ池は牧場の中にある水深8mの人工池ですが、周囲の風景とマッチし自然の池のようです。
「白樺と 紅葉も写し 清水池」
しばし休憩の後、若干の坂道を登り出発地点の笹ヶ峰グリーンハウス駐車場に戻りました。 |
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小さなさざ波も美しい清水ヶ池 |
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落葉を踏みしめる音が続く森の小路 |
清水ヶ池にて集合写真(後方は妙高山外輪の三田原山) |
笹が峰を後にし、名瀑“苗名滝”に向かいました。
昔この滝の大崩れが発生する前は滝の傍まで入れたのですが、今はすっかり整備(安全化)され歩き易い吊橋や道が出来ています。
それでも轟音立て落ちる様は疑いも無く名瀑と言えます。
「しぶきとび つり橋揺るる 紅葉滝」 「水の量 増して濁りて 秋の滝」
滝見学を終えた後は、“苗名の湯”で汗を流し新潟に向かいました。 |
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苗名滝と吊橋(1633 S/Sさん提供) |
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立寄りの湯“苗名の湯” |
苗名滝をバックに記念写真 |
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秋の日没は早いものです。帰路日没前の妙高山も墨絵のように美しく、すっかり日が落ちた空には満月が近いと思われる月が輝いていました。
「満月の 山の端に出で 旅果てる」
そのようなつるべ落としの秋の夕暮れを楽しむ内に略定刻通り新潟に到着しました。
今回は2度目のトレッキングをさせて頂きましたが、参加された皆さんの足並みも揃い
殆どのポイントが計画通りに到着や通過をしました。
山行の目的は“無事に家にたどり着くこと”と聴きます。
今回無事に皆さんが御帰宅された事で会山行の目的が達成できたわけですが、参加された
メンバーや班長、SL、LL、会計等の役目を担って頂いた方々のお陰と感謝しています。 |
帰路、日没前の苗場山が幻想的でした |