会山行紀行文 2013年
 10.06(日)
晴れ後曇り
(やま)
雨飾山
1963m
参加者 (紀行文) 2179 T/S
28名
(男性16名・女性12名) (写真) 2179 T/S
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=小谷温泉(9:30-9:40)…ブナ平(10:35)…荒菅沢(11:15-11:25)…笹平分岐(12:40-昼食-13:30)…山頂(14:00-14:05)…稜線から雨飾温泉に下りる分岐(14:35)…中の池(15:20)…難所のぞき(17:00)…雨飾温泉着(17:25)=新潟駅南口
≪紀行文≫
                                〜〜〜青空と木々の紅葉が目にまぶしい〜〜〜

 今回は百名山の雨飾山の会山行に参加した。
 楽山会の会山行では小型バスを使う。
 そのため、登山口とは別の方面に下る縦走ができることが、楽山会の大きな魅力のひとつである。もちろん、下山後一杯楽しめることも大きな魅力であるが。今回も、長野県側の小谷温泉からスタートし、新潟県側の雨飾温泉に下山するという、個人山行では難しい変化に富んだコースを楽しめる計画であった。

 朝6時に新潟駅南口を出発。
 9時30分小谷温泉着。
 準備運動の後、9時40分出発。

 台風23号の影響もなくなり、さわやかな秋空の下しばらく沢沿いの道を歩く。

 沢にはミズバショウの名残、その間にはイワナがのんびり泳いでいた。

 ここでサルナシの実を発見。たまたま自分が採った一粒が完熟で甘酸っぱい秋の味覚を楽しむことができた。
小谷温泉側登山口 登り開始

 10時35分 ブナ平通過ナナカマドやカメノキ、ヤマウルシなど秋の紅葉や木の実を楽しんでいると荒菅沢が見えてきた。
カメノキの実 ナナカマドと青空

 11時15分 荒菅沢で小休止見上げる絶壁は白い岩と紅葉のコントラストが素晴しい。 
荒菅沢への下り口 荒菅沢入口 荒菅沢到着

 ここからずっと急な登りが続く。

 早朝にスタートした登山者がたくさん下りてきてすれ違いに苦労しながら12時40分 笹平着。 

 ここで昼食。

 周りはガスに包まれ何も見えないが、山の昼食はいつでもどこでも楽しい。

 おいしいおすそ分けがいろいろ回ってくる。これも楽山会の大きな魅力。

 13時30分 笹平発  
岩場あり梯子あり急登が続く
荒菅沢から上がったところ 荒菅沢上部の紅葉 笹平

 14時雨飾山山頂到着。ここもガスで何も見えないが、三角点の周りに集まって集合写真を撮って早々に出発。

 下る途中で一瞬ガスが晴れ、荒菅沢が眼下に現れた。雪渓と見間違えるような白い岩壁。
 飴細工のような模様を見せる岩肌は太古の昔に地球のこの場所に何が起きたのか想像をかきたて自然の大きな力を感じさせる。

 又、新潟県側の晴れ間からは多くの山々が登山者の来訪を拒むかのような異様な姿を見せつけている。
 先輩メンバーから、鋸山などの名前を教えていただく。

 14時35分 稜線から雨飾温泉に下る分岐通過。
 すべりやすいガレ場が続くが、見上げると青空と木々の紅葉が目にまぶしい。
稜線から見た荒菅沢
雨飾山 山頂集合写真 鋸山

 15時20分 中の池通過相変わらずすべりやすいガレ場が続くが先輩メンバーが話される、キノコの見分け方高山植物のいろいろなどを聞いていると疲れも忘れ、これもグループ登山の楽山会の魅力かなと思う。

 17時25分 雨飾温泉着。もう少しでヘッドランプが必要になるところであった。
 計画書でヘッドランプの電池を確認しておくようにというリーダーからの指示があったのもうなづける。
 バスが出発する頃にはあたりはすっかり暗くなっていた。

 20時30分新潟駅南口着。
 今日の山行は私には非常にきついコースでしたが、一緒に歩いてくださったメンバーの皆さんのおかげで登ることができました。
 大野リーダーありがとうございました。
下山口雨飾温泉“都忘れの湯”