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スバルライン5合目駐車場 |
観光客と登山客が溢れています |
いよいよスタートです |
出発時は登山道も広く平坦で、ゆっくりと体や足慣らしに最適です。
のどかに牛の背に跨って下山して来る人もいます。まだまだ花を見る余裕もあります。
*五合目の 賑いよそに風さやか
6合目で休憩。やはりこちらもごった返しています。安全指導センターがあり 数か国語の案内プリントが用意されています。
見渡せば確かに色んな国の人々、老若男女様々です。ツアー客も多く休憩所が狭く感じます。 |
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天気も良し、下界も見えています |
休む登山客もチラホラと出現です |
振り返れば、「もう、こんなに・・・・」 |
7合目に向かいます。傾斜がきつくなり始めます。定期的に休みが入りますが、またすぐに疲れます。
若者たちはどんどん追い越していきますが、彼らも私たち以上に休みます。結局は、カメの歩みの方が効率的のようです。
*若人ら金剛杖の富士登山 |
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見上げれば、先はまだまだ遠い |
溶岩の山塊、段々疲れも増します |
天気はいいものの、更に寒くなります |
7合目到着です。2750m、気温17度。山小屋が多くなり、まるで富士山村のようです。救護所はすでに8月26日で終了しています。
ここからがきつい登りです。風も霧も様々に出てきます。ごつごつとした赤や紫、黒の溶岩が現れ始めます。
*触れてみし 赤き溶岩登山道
足並みが乱れはじめる方も出ます。リーダーの「大和なでしこ 頑張れ!」の声に励まされます。
*黙々と富士登拝や霧流る
8合目3020m到着です。気温が一段と下がり、ウインドブレーカーが必要になります。山道も細くなり行列になる所も多々あります。
本8合目までは近い距離ですが、さらに登ります。「まだかねー、まだ見えないよねー」と弱音も出ます。
酸素が薄くなっていることがもろ解かります。ひたすら一歩一歩と前進のみ。
ほぼ予定どうり本8合目の山小屋・富士山ホテルに着きました。3400m、気温9度。
夕食は全員揃ったところで 定番のカレーを頂きます。明日に備えて、早々に横になりました。 |
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8合目の小屋が見えています |
8合目、3250mに到着! |
ようやく本八合富士山ホテルに到着。 |
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〖30日(金)〗
夜中、台風の影響か?、風が大きな音を立て吹いています。
朝4時起床。風が強いためこのまま山小屋でご来光を見ることになります。
*御来光 待つ賑わいの八合目 *刻々と みな赤く染め御来光(三枝)
風が強く、時に柵につかまりながらですが、厳かな感動の一時です。
朝食後 風速20mにもなる気象条件悪化で、山頂踏破は中止と決まりました。
これより上は猛烈な風が更に勢いを増す事が考えられ、山頂へ向かう事は無謀でしょう。すでに下山しているグループもあります。
*初嵐 富士山頂を諦めし(三枝) |
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御来光直前、左下は山中湖 |
明るい陽が射してきました! |
雲海に輝く、富士の夜明けです |
6時に下山開始です。とにかく寒い!、全員完全武装です。下山道は火山礫や小石が多く、滑りやすいが足並みが揃いスムーズです。
*パチパチと 雨具に小石初嵐
8合目、7合目は風はありますが、休憩の度一枚づつ脱ぎ始めます。上から樹海や山中湖などを見下ろしながらの下山です。
5合目、全員無事に着きました。空は青空、ただ風のみ賑いもほぼ同じ。
しかし、この後も2日間位は登山は無理として、引き返して行く登山者も見られます。 |
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砂礫道を慎重に下ります |
間違えないように、標識を確かめつつ |
昔は強力、今はブルの荷揚げ |
帰路の途中 「北口本宮冨士浅間神社」に立ち寄り、今回の富士登山の無事を感謝し次回は山頂まで行かれるようにと、お願いをしました。
なおこちらは冨士吉田口の1合目からの登り口となっているそうです。 |
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ここまでくれば大丈夫!、6合目 |
浅間神社の見事な参道 |
本殿にお参り |
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下山して、車窓よりしみじみと先ほどまでいた富士を眺め、「やっぱり富士山は美しい」と思いました。
さらに富士山が好きになりました。
*秋の富士 横すじ笠の雲被り
談合坂SAではフェーン現象の様な猛烈な暑さ、新潟は秋雨の気候、この1日で4つの季節をすべて味わったような感じです。
最後にリーダーをはじめラストリダー、しっかりと見守ってくれた班長さん、メンバーの皆さん有難うございました。
(おわり)
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