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新穂高温泉にて、さあ出発 |
笠新道登り口にて、お昼休み |
わさび平山荘にて、休憩 |
笠新道登口で昼食を摂り、わさび平小屋、丸山分岐を通ると本格的な登りに入った。
徐々に高度を上げて秩父沢の橋を渡る。ここは雪渓が残っていて、水量も多くさわやかな風が通り休憩場所には最適な所です。
さらに高度を上げるに従いイワカガミなど高山植物に癒されながら登って行くと鏡平山荘に16時50分に着いた。
遅い到着なのですでに山荘前のテラスでは先客が歓談中、盛り上がっていました。夕食まで私達も負けずに盛り上がる。
テラスの周りはコバイケイソウが咲き乱れ、いたる所で群落を成して見事な景観。
山小屋の方曰く「今年は咲き年ですよ」と話していました。
夜に槍ケ岳肩ノ小屋の明かりが見え満天の星でした。明日に期待して寝よう〜と。 |
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秩父沢にて休憩、爽やかな風が気持ちいい |
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雪渓を渡ると直ぐに鏡平山荘に着く |
鏡平山荘に到着、テラスはコバイケイソウに囲まれ |
鏡平山荘にて、盛り上がる |
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≪8/4(日)曇り時々雨≫
新潟地方も梅雨が開けたとテレビ報道があり期待して曇り空のなかを歩き始めました。
今日の行程では最大の登りです。鏡平山荘が標高2300mから弓折分岐の標高2600mへ標高差300mを目指した。 |
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鏡池にて、槍ケ岳、穂高岳のシルエットは雲の中 |
鏡平山荘にて、弓折分岐に向かって |
鏡平山荘にて、さあ出発 |
残念ながら槍ケ岳、穂高岳は雲の中。ただ黙々と足を前に出して登るのみ。
こんな悪条件の中弓折分岐に着くと、神様は私達に感動を与えてくれる事を忘れていませんでした。
これほどのコバイケイソウの群落は見たことがありません。素晴らしい、見事なものです。大感動。
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弓折分岐への登山道の様子 |
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弓折分岐への登山道の様子 |
弓折分岐に到着 |
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弓折岳山頂にて、アオノツガザクラの群生 |
弓折岳山頂にて、ガスの中雨が降り出す |
弓折岳山頂にて、チングルマの果穂 |
そして笠ケ岳への縦走です。途中雨に降られ、雪渓やいくつかのピ−クを登り返しを繰り返し笠ケ岳山荘に到着した。
山荘に荷物をデポして笠ケ岳山頂へ一気に登る。 |
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抜戸岩、通過 |
笠ケ岳が真近に |
笠ケ岳山頂に到着 |
すると、「天気が良いのに山頂だけがガスッてる事はよくある話だが……」。なんと、「オ−オ−」「なんだなんだ」山頂だけが青空ではないか。 |
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14時30分笠ケ岳山頂到着です。「バンザ−イ」握手、ハイタッチ、ハグと感動の一瞬だ。
メンバ−に百名山完登の方が居て、記念撮影をしたあと途中の残雪で冷やしたワインで乾杯をして祝った。
「おいしかった〜」(皆さんのご協力で6本ものワインを担いでいただきました。ありがとうございました)
山頂にいる間、数時間は晴れてくれたのです。とても嬉しかったです。 |
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集合写真 |
笠ケ岳山頂だけだ晴れていた |
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≪8/5(月)雨≫
今日は笠新道を下ります。二日間かけて登った標高差1700mを一日で下ります。
そして、雨も降っていることも考慮して慎重にゆっくりと下る事にした。
始めの内はお花畑を愛でながら快適にいくが、途中から雨が激しく降ってきて登山道が川のような所も出てきて嫌になるくらい下って行く。
「まだ標高2200m」「なんだ〜まだ標高2000mか」と言いながら、滑りやすい石(岩)の登山道を慎重に下って行く。
そんな最中チングルマ、ハクサンイチゲ、ダイコンソウ、キンポウゲ、キンバイ、コバイケイソウの群落、そしてササユリやタチギボウシ、ニッコウキスゲなども出てきて癒される。
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小雨の中、笠ケ岳山荘前で準備体操 |
笠ケ岳よ「さようなら」またくるぞ!! |
小雨の中を下って行く |
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小雨の中を下って行く |
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登山道は川となっていた |
ニッコウキスゲも咲いていた |
シャクナゲも咲いていた |
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ギボウシも咲いていた |
シモツケも咲いていた |
ササユリも咲いていた |
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いつの間にか雨も止み笠新道の下山口に着いた。みんな疲れ切った表情でした。
苦労した分達成感が味わえたのではないかと満足そうに握手を交わしていた。
予定より1時間30分余計かかりました。
みなさんのご協力で無事に下山することが出来ました。ありがとうございました。
槍ケ岳や穂高岳のシルエットは又の機会にとっておきましょう |
そして笠新道登り口へ下山 |
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