会山行紀行文 2013年
 07.22(日)
晴れ
(たいらっぴょうやま)
平標山
1983m
参加者 (紀行文) 2072 M/M
18名
(男性7名・女性11名) (写真) 2072 M/M
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=湯沢IC(7:45)=元橋登山口(8:10)…松手山(10:35)…平標山山頂(12:30-13:30)…平標山の家(14:10)…元橋登山口(16:30)=湯沢IC=新潟駅南口(19:00)
≪紀行文≫
                                〜〜〜花の百名山、眺望と花を楽しむ〜〜〜
 山行案内が我家に届きページをめくる。“平標山”なんと読むのかな、どんな山かな、何処にあるのかな等と思いつつ経験の浅い私には山のイメージが浮かばず、地図や本を広げ調べてみる。
 新潟県と群馬県の県境にある“平標山”は谷川連峰の一番に西に位置し“日本花の百名山”にも選ばれた花の宝庫らしい。
 北に土樽からの平標新道、南に三国山から平標山の家を経る上信越自然歩道、西に元橋からの松手山コース、東に谷川岳からの縦走路があり山頂で十字に交差している。
 山名の“標”とは印であり、境を表す古語とのこと、境や峠を表す。

 当日の朝、天気予報は曇り、空を観るも降り出す心配はなさそう。
 山行日は身体の不調はないか、忘れ物はないかと思いながら駅南に向かう。
 「おはよう!」の挨拶で小型バスに乗り新潟駅南口を定刻に出発、途中栄パーキングでリーダーが乗り総勢18名となります。

 途中川口SAに立寄り、湯沢ICから17号線を走り三国峠に向かいます。
 登山口の駐車場には20分ほど早く到着するも、既にマイカーで一杯でした。
 準備を済ませリーダーからこれから登るコースの説明があり、参加者の自己紹介、リーダー掛け声でストレッチをし出発です。
登山準備 コース説明をするリーダー 自己紹介

 少し歩いて、登山口から一歩足を踏み入れると、直ぐに一輪のアジサイが迎えてくれました。

 しばらくは樹林帯の木道階段を登っていき、これといった花もなく送電線鉄塔台に到着。

 脇にはヒヨドリの花が咲いていました。
登りが続きます
送電線鉄塔台に到着 ヒヨドリが咲いています 長い送電線の向こうにスキー場が見えます

 再び急登を登り高度を上げて松手山山頂に着きました。
 遠くに観る山々や雄大な苗場山を眺めて楽しむことができ、近くにはウグイスの美しいさえずりが聞こえます。
松手山を目指しています 松手山山頂まで後僅か

 これから向かう平標山は正面に観えます。
 松手山からしばらく穏やかな草原状の尾根を歩き、平標の山頂に着きました。
 
 山頂には多くの登山者が居ました。
 山頂ではコンパスと地図を手にし「向こうの高い山は…」「あの山は…」と語らいました。
 そして360度の展望を楽しみながらランチタイムです。
 食事香りがするのか蝶々がヒラリヒラリと舞っています。
平標山頂に到着
楽しいランチタイムです 平標山頂での集合写真

 山頂から“平標の家”までは木の階段を下ります。
眼下に“平標の家”が観えます 食後とあって皆元気に降りています それにしても長い木の階段です
 
 “平標の家”には予定より20分ほど早く到着。
 リーダーの話ではこの“平標の家”は2005年秋に新築されたそうです。
“平標の家”に到着 早く着いたので中休憩 “平標の家”の脇に咲くニッコウキスゲ

 平元新道を下り、全員無事に下山し、班長がメンバーの人数を確認。
 ここからはバスが待つところまでのやや長い(約50分)林道歩きが待っていました。
木の階段を含めた樹林帯を降ります 登山口に到着 バスが待つところまで林道歩きです

 リーダー始め、LL、SL、班長そして参加された皆さん楽しい山行有難うございました。
クガイソウ・サラシナショウマ・カラマツソウ・オオバキボウシ・オトギリソウ・ニシキゴロモ・
ノリウスギ・イチャクソウ・クガイソウ・ギンリョウソウ・ヒヨドリ・アカモノ・ウツボクサ・
ハクサンフウロ・シナノオトギリソウ・アジサイ・クルマユリ・ユメツツジ・タカネアカギリソウ・
キンコウカ・オタカラボウ・ヤマハハコ・ミヤマアズマギク・ニッコウキスゲ 等々
今回の山行で出逢えた花々です(もっと沢山あったのですが、カメラの調子等で一部だけご紹介します)