会山行紀行文 2013年
 07.01(月)〜03(水)
文中参照
(こすも)(みなみこま)(うつぎ)
越百山・南駒ヶ岳・空木岳
2613m・2841m・2864m
参加者 (紀行文) 2088 I/S
14名
(男性6名・女性9名) (写真)2088 I/S 1921 Z/K
≪コースタイム≫
≪7/1(月)≫
新潟駅南口(4:51)=塩尻IC=伊奈川ダム登山口(10:25-10:40)…福栃平(11:33)…下のコル(12:38)…六合目(13:31)…展望台(13:51)…上の水場(14:28)…越百小屋着(15:35)
≪7/2(火)≫
越百小屋発(5:53)…越百山(6:50-7:05)…仙涯嶺(8:45)…南駒ヶ岳(10:51-11:06)…摺鉢窪避難小屋分岐点(11:28)…赤梛岳(11:51-12:00)…空木岳(13:21-13:54)…第一ピーク(14:27)…木曽殿山荘着(15:09)
≪7/3(水)≫
木曽殿山荘発(5:44)…木曽義仲の力水(5:55)…御嶽見晴場(6:22)…八合目(6:49)…仙人の泉(7:24)…七合目(7:32)…六合目北沢吊り橋(8:00)…八丁のぞき(8:46)…うさぎ平(9:09)…伊奈川ダム登山口(10:38-11:12)=木曽福島温泉駒の湯(12:18-13:53)=塩尻IC=新潟駅南口着(18:38)
≪紀行文≫
                              〜〜〜険しい岩山の登り降り…そして達成感〜〜〜
第一日目(7/1:曇り小雨)

 新潟を出る時からドンヨリとした雲行が続いたが、伊奈川ダム登山口までは雨は降らなかった。
 登山口から林道を約1時間歩き、福栃平から本格的な登山道となったが、登り始めてしばらくするとパラパラと雨が断続的に降り始めた。
 越百小屋まではコメツガなどの樹林帯で蒸し暑く、すごく汗が出てバテ気味になった。

 越百小屋は避難小屋の脇に建て増しした昔タイプの山小屋。

 荷物を置く場所と食堂・寝室が別棟で不便だった。
 今日が小屋開きとのことで赤ワイン1本のサービスあり。

 他の宿泊者なし。

第二日目(7/2:曇り時々晴れ)

 朝はガスっていたが越百小屋を出発する頃からガスが晴れてきた。
 越百小屋から越百山頂上近くまでも樹林帯で、山頂付近から一気に視界が開ける。

 越百山から仙涯嶺までは穏やかな尾根歩きだったが、仙涯嶺から様相が一変し、険しい岩山の登り降りとなった。
 仙涯嶺を抜けると岩尾根の長い登りが続き南駒ヶ岳の山頂に出る。

 残念ながらガスで空木岳は見えないが、越えて行かなければならない赤梛岳が立ちはだかっていた。
 赤梛岳を越え、岩と砂礫と這い松の登り1時間20分でようやく空木岳に到着。
 ここまでの縦走路は、ガスがかかったり晴れたりで雨は降らなかった。

 空木岳からは、急な岩場の下りの連続だったが、全員無事に木曽殿山荘に到着することができた。
 今日の他の宿泊客は1名のみ。そういえば、今日の行程で逢った登山者は、空木岳付近の男性単独行者2名しかいなかった。

第三日目(曇り・雨)

 朝、濃いガスと強い風が吹いていたが、山荘から数百m下り樹林帯に入ると、風はなくなったが時折り雨が来る。
 樹林帯をヘツリ道と急降下を繰り返しながらひたすら下る。
 このコースは合目表示や地名表示が多くあり、昔から登山者が多いのではないかと思った。
 六合目の北沢の吊り橋を渡ると少し登り返しがあり、あとは四合目のうさぎ平まで比較的緩い下りが続く。
 うさぎ平からは断続する雨の中、約1時間30分の林道歩きで一昨日出発した伊奈川ダム登山口に着いた。


 帰路、木曽福島温泉の駒の湯で入浴、昼食。

 大ジョッキの生ビールが最高\(^o^)/







(各頂きでの集合写真は1921 Z/K さん撮影です)