会山行紀行文 2013年
 06.30(日)
曇り後晴れ
(ねこまがだけ)
猫魔ヶ岳〜雄国沼
1404m
参加者 (紀行文) 2115 M/M
23名
(男性10名・女性13名) (写真)2115 M/M 2027 I/M
≪コースタイム≫
新潟南口(7:10)=八方台登山口(9:15-9:30)…山頂(10:30-10:50)…雄国沼休憩舎(12:10-13:00)…雄国沼湿原(13:15-13:40)…雄国沼休憩舎(14:00-14:10)…雄国沼登山口(15:20-15:30)=ラビスタ裏磐梯(15:40-16:30)=新潟南口(19:00)
≪紀行文≫
                              〜〜〜まさに黄色の絨毯のごとく、ニッコウキスゲ〜〜〜

 曇り空の中トンネルを抜けると、磐梯山は中腹まで雲がかかり、ちょっと心配。
 八方台登山口の駐車場はマイカーで満杯、さすがは休日。なんとかバスを駐車して登山の支度。
 大半は磐梯山へ登るとのことですが、それにしてもすごい人数。
 山頂付近までほとんどブナ中心の林が続く。前日雨が降ったのか、落ち葉の道は濡れているが、歩きにくいほどではない。
 猫魔ヶ岳の由来は、その昔、化け猫が住んでおり、人を食らったそうな。

 しかし、反して爽やかな木々の林、あっと言う間の一時間。
 山頂はさして広くないのに、人でいっぱい。三班に分かれて写真を撮る間も、次々登って来る。
 眼下を見れば、霧で何にも見えない。残念無念。
八方台登山口で準備 登りはブナ林が 猫魔ヶ岳山頂三角点
山頂にて記念写真(1班) 2班 3班

 休息後、雄国沼目指して下山、また爽やかな林をひたすら降りる、すこしアップして猫石に出る。
 なんで猫石?猫の形でもしてるんじゃないの?と誰かが言ったけれど、見上げれば登りついている人だらけ、全体がわからず写真を撮る気にもならない。
 しかし霧ははれ、展望抜群、眼下に雄国沼が望める。

 さらに下ると、一転薄暗いほどの雑木林がしばらく続く、この辺で化け猫が出たのかな?
 小さな沢が三つ、四つありアップダウンを繰り返しての一時間強の末、雄国沼へ出る。
下山は木々のトンネル 猫石から雄国沼 薄暗い雑木林
ギンリョウソウ 雄国沼まではまだまだ 沢を渡る

 雄国沼休憩舎は中も広場も人でいっぱい。

 道の傍の木陰で昼食タイム。
 食事中も次々と湿原へ行く人、戻るひとが通ってゆく。休日のすごさを痛感した。

 湿原の木道に入ると、大歓声…まさに黄色の絨毯のごとく、ニッコウキスゲが…スゴイ!!

 人々など邪魔にならないほどの見ごたえ。何度か来たことのある会員の方も、この景色は初めてだそうな。

 雄国沼休憩舎に戻り、集合写真。
雄国休憩所は満杯 木陰で昼食 一面黄色の絨毯
木道から(2027I/Mさん) 木道を往く(2027I/Mさん) 満開に皆大満足(2027I/Mさん)
ニッコウキスゲ
コバイケソウ 雄国沼休憩舎前で集合写真

 帰りのバスが待つ雄国沼登山口まで一時間ほど道は広いが、根っこだらけ、もくもくと緩やかな下りを往く、遠くでせせらぎが聞こえる。
 ラビスタ磐梯で湯につかり、帰りのバスでもニッコウキスゲの話。
 記憶に残る山行でした。
せせらぎが聞こえる 下山口 帰り支度