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国設猪苗代スキ−場から出発 |
上部はガスがかかっていたので日射が
遮られて登りやすかったです |
赤埴山の途中、山ツツジを愛でながら登る |
中腹の赤埴山分岐から山頂を目指し、赤さび色をした土の尾根に低木のマルバシモツケの白い花が群生して見事です。
30分程で岩場の山頂に着くと、積石を背に石標が立って、「二合目赤埴山」とあり、富士山の二合目と同じ高さで、磐梯山の山頂は五合目との事。
目の前の磐梯山はガスの切れ目から、恥じらうように見え隠れ。 |
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赤埴山頂上目前で立ち休み |
ドウダンが満開 |
赤埴山山頂に到着 |
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赤埴山頂上にて集合写真 (左から1班、2班、3班) |
記念写真の後は、別の道からあっという間に分岐に戻り、ウラジロヨウラクの花が溢れる沼の平に到着。
古い噴火口跡は年月を経て青々とした湿原に変わり、風も爽やかな大木の下で、賑やかな昼食になりました。
おいしいご馳走を頂いている内に時間が過ぎて、再び、櫛ヶ峰の鞍部を目指して出発です。
明るい尾根道に、なんと立派なハクサンチドリの女王様が現れると歓声が上がり、先々にも可愛い花々が私達を楽しませてくれました。 |
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「雲よ飛んでイケ−」ガスが上がって
磐梯山山頂を望むことが出来た |
沼の平の木陰でお昼
手ずくり料理が色々と廻ってきた |
大きなハクサンチドリが咲いていた「アップ」
してみたが解るかな?2.3倍大きいです |
ガレ場を登り、鞍部の噴火口上部に出ると、足元には巨大な噴火口が広がり、振り返れば青空の中に会津の山々が連なる大展望。
天狗岩の傍で絶景を楽しみ、下山路は、多くの登山者が登って行く山頂方面を背に、噴火口へとザレ場を下りました。
荒々しい爆裂火口が圧倒的に迫る地球のダイナミックス。
乾ききったザレ場に、鮮やかな朱色のコウリンタンポポと、白や黄色の花々がそれぞれの置かれた場所でしっかり咲いていました。 |
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タニウツギが満開 |
アカモノ |
レンゲツツジと天狗岩 |
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天狗岩にて爆裂口を覗く |
レンゲツツジが満開 |
バンダイクワガタがあちこちに満開
背丈は20センチ位 |
ザレ場から一転して低木に覆われた急降下の道に入ると、ロープや鉄棒に捉まりながら夢中で下り、ようやく岩石がゴロゴロ転がる火口原に出ました。
離れた所には噴気が上がり、火山のエネルギーは未だ休みなく続いて、赤茶けた火口壁は地球の原点に思え、見飽きる事がありません。
火口原の指道標を頼りに、裏磐梯コースと別れ、川上登山口へ向かいます。
木もまばらな乾いた泥土の道を過ぎて、深い樹林帯に入ると、草木が生い茂りうっそうとした原生林の山の中はすれ違う人もなく静か。 |
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アズマギク |
急な噴火口へ下る 桧原湖、西吾妻山を望む |
噴火口への急な下りはU字型した鉄パイプ
に掴まりながら下った(急坂は表現シズライ) |
先頭を行くリーダーが吹く、熊よけの笛の音を心強く聞きながら山道を下り、明るいカラマツ林を抜けて、川上登山口に全員元気に下山しました。
「イャ〜長かったね」「足がヨレヨレ」と言いながら、縦走出来た喜びで笑顔が溢れていました。
バスに乗り込むと、雨がポツポツ降り出し、間一髪のタイミング。 |
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噴火口分岐に下りてきました
櫛ケ峰の裏は崖ている |
下山道に派手ではないが清楚でピンクの
「イチヤクソウ」が所どころに咲いていた |
川上温泉登山口に到着 |
温泉にゆっくり浸かっている間にドシャブリの雨になって、山行途中でなくて幸いでした。
帰り際に、ビィラ猪苗代ホテルの方々が大雨にもかかわらず、大勢でバスを見送ってくれました。会津の方はとても暖かいです。
バスの中で、リーダーから労いの言葉があり、リーダーになって最初の山行が雨雪に祟られたので、二回目の今日は天気も良く、爆裂火口を見てもら
えて良かったと嬉しそうに話されました。
またメンバー手作りの美味しいお菓子を全員で頂き、感謝、感謝です。
緑豊かな表磐梯とダイナミックな噴火口、魅力溢れる縦走を案内して下さり、ありがとうございました。
リーダーの笑顔と共に、一日中和気あいあいと楽しい一日を過ごす事ができました。皆様お世話になりました。 |
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