会山行紀行文 2013年
 05.22(水)
晴れ
(たますだれ)(ちょうかい)
玉簾の滝、眺海の森
参加者 (紀行文) 1858 M/K
15名
(男性4名・女性11名) (写真) 1633 S/S
文中俳句は参加者より
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:00)=日本海高速酒田みなとIC=八幡町玉簾の滝(10:20-11:05)=八幡町八森自然公園(11:20-13:10)=松山町歴史公園(13:30〜-13:45) =松山町眺海の森(14:00-14:50)=日本海高速道酒田IC=新潟駅南口(18:25)
≪紀行文≫
                                〜〜〜山は明日へのエネルギー〜〜〜

 予報通りの晴天に感謝しながら、バスは定刻に新潟駅を出発。
 日本海高速道を通り山形県に入ると、遥か遠くに鳥海山が姿を現す。
 酒田市に入り最上川を渡ると、鳥海山が残雪に輝き、更にグングンと迫り私達を魅了する。 美しい! 登ってみたい!

 バスは八幡町玉簾の滝へ到着。
 御嶽神社の参道を進むと、足元には、エンレイ草、二輪草が迎えてくれる。
 やがて目の前に落差63mを誇る玉簾の滝が現れる。
 嘗ては修験者の道場で、断崖絶壁から流れ落ちる水が陽の光で玉の簾のように見えることから、この名がついた。
 滝の水しぶきに飛ばされないよう、仁王立ちでマイナスイオンをたっぷり浴びる。

  「 垂直に落ちきらきらと滝しぶき 」

  「 谷川の苔岩(こけいわ)のそり蝦蟇(がま)がえる 」
    
  「 石仏(せきぶつ)の古(ふる)り御神木若葉萌ゆ 」

玉簾の滝駐車場より、鳥海山が良く見える 御嶽神社および1000年杉神木
落差63mの玉簾の滝 ニリン草 エンレイ草

 次の目的地の八幡町八森自然公園へ。
 山野草の小道を展望台へと進み、ゆっくりとランチタイム。
 遠くに鳥海山を望みながら皆でお互いのおかずの味自慢。

  「 蟻も来て昼餉(ひるげ)をともに野草園 」
       
  「 鳥海を望む野点(のてん)や朴(ほう)の花 」
八森自然公園展望台ここで昼食する 抹茶を皆でいただく 珍らいホウノ木の花

  次の目的地の松山町歴史公園へ。

 松山城跡で、今もあちらこちらに城の面影が残る。

  「 つつじ咲く城跡(しろあと)の門(もん)
                太柱(ふとはしら) 」

  「 本丸の跡に中学楠(くす)若葉(わかば) 」
松山城跡の見事な大手門 松山文化伝承館

 最後の目的地の松山町眺海の森へ。
 松林や杉林・雑木等多種多様な緑豊かな森林景観。
 遠くに鳥海山・庄内平野・最上川が霞む。
 この森で一番高い海抜260.9mの三角点に笑顔でタッチ。

  「 眺海の森鳥海は夏(なつ)霞(かすみ)  」
    
  「 山脈(やまなみ)の若葉見おろす三角点 」
森林学習館へ向かう 天体観測コスモス童夢 花時計
阿部次郎の碑に向かう 三太郎日記の阿部次郎の碑 三角点にタッチ


 今回の参加者の平均年齢は74.7歳、予定どおりコースをこなし、笑顔で新潟駅に到着した。

 マイナスイオンをたっぷりと浴び、明日へのエネルギーが湧いてきた。

 ( リーダーに感謝 ・ 俳句は同行者から  )
眺海の森での集合写真