さて当日、見事に晴れている。「晴れていたら山行は成功である」と先輩リーダーの言葉であるが、少しその気持ちになっている。
新潟駅から24名を乗せた小型バスは新潟駅6時過ぎ出発、関越自動車道沼田ICで降り赤城北面道路(県道251号線)経由で7時36分赤城大沼湖畔の赤城山(黒檜山)登山口近くの無料黒檜山登山口駐車場へ。
登山口前の道路脇に車が満車状態で駐車されていたので登山口駐車場も満車かと思ったが、かなり空いていた。余裕で登山準備する。
駐車場から道路戻って4分で赤城山(黒檜山)登山口。
赤城山の最高峰、黒檜山(くろびさん、1827m)、駒ケ岳(1685m)への登山口である。 |
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ビューポイントから大沼 |
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無料黒檜山登山口駐車場で登山準備 |
登山開始 |
黒檜山登山口 |
9時34分登山開始。スタートからいきなりのがつんとした岩場の続く厳しい急坂で、一部の人は息も切れ切れ。
登山道はブナ・ミズナラの木が続く。
猫岩という場所の直前から段々と展望が良くなるが、右は切り立った岩場で寄りすぎると危険。猫岩という眺めのいい場所にたどり着くと、大沼・赤城神社が見下ろせる。バスを止めた駐車場も赤城神社の近くであることが分かる。 |
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岩場の急登 |
猫岩 |
猫岩で休憩 |
猫岩を過ぎたあたりから、笹の原と岩場の急登とが4〜5回ほど交互に来る厳しい登り。
登山口から尾根道までは基本的に直登で結構急な登りが続き、黒檜山と駒ケ岳の尾根道の縦走路にたどり着く。 |
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笹に囲まれた急登 |
岩場の急登 |
黒檜山と駒ケ岳の尾根道の縦走路分岐 |
そこから2分でやや開けている赤城山の最高峰、黒檜山頂上に到着。(11時17分)
集合写真を取った後、5分歩いて展望良好な場所へ移動して昼食。
ビューポイントからは谷川岳をはじめ、上越国境の皇海山や、奥日光連山、燧ケ岳や上州武尊山などを一堂に望む大パノラマが広がり、大沼を囲む赤城山の幻想的な山容にしばし見とれながら、楽しい昼食。 |
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やや開けている赤城山(黒檜山)頂上 |
頂上先のビューポイントで昼食 |
谷川岳、上州武尊山、皇海山、奥日光連山、燧ケ岳などを一堂に望む大パノラマ |
12時10分駒ケ岳へ縦走開始したが、ビューポイントも頂上も大勢の登山者で満員状態。
縦走路を少し歩くと、「御黒檀大神」の鳥居が見えてきた。黒檜山の大神を拝んで、駒ケ岳へ一路向かう。
駒ケ岳までの稜線の縦走路は、下りの急な階段が多い。 |
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急な階段 |
急坂 |
駒ケ岳の頂上に出るには稜線をつたって、ツツジが点在する大ダルミという笹の草原をぬける。
稜線歩きがすがすがしい。このあたりは大沼の全容を見渡せる絶好のビューポイント。
ここまでくるともうすぐ。駒ケ岳登山口を目指して、最後まで気を抜かずに急坂を下る。 |
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駒ケ岳までの稜線の縦走路 |
振り返って黒檜山 |
大ダルミで黒檜山を見上げて休憩 |
大ダルミを過ぎて、駒ケ岳に到着。(12時56分)頂上には大勢の若者グル―プがいた。
分岐までは快適な道であったが、大沼へ降りる道は、全般的に急な坂道で、最初に急な鉄の階段から始まる。
そのあとは木の階段と岩の道が交互に出てくるが、アカヤシオが咲き始めて、目を楽しませてくれる。 |
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駒ケ岳頂上 |
大沼へ分岐までの快適な下り |
アカヤシオが咲いていた。 |
下山中いやに「熊出没注意」の看板が多い。
数年前に出たが、最近は聞かないとのこと。
駒ケ岳登山口に辿り着く。(13時56分)
駒ケ岳登山口駐車場から大沼湖畔の道路沿いを走り、大沼のほとりの小島にある赤城神社でお参りする。
赤城神社は湖の神様「赤城姫」を祭り、女性の願掛けに特にご利益があるそうだ。
帰路、南郷温泉「しゃくなげの湯」で汗を流し、新潟駅南口に18時40分到着。
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急な鉄の階段 |
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駒ケ岳登山口 |
赤城神社と黒檜山 |
赤城神社から黒檜山(左)と駒ケ岳(右奥) |
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初めてのリーダー山行でこんなに天候に恵まれ、全ての行程で10分ほどいずれも早く到着するなど、LL、SL、班長さんとメンバーの皆さんに恵まれて、無事終わらしていただきました。
お願いした会計さんも初めての人ばかりでしたが、無事精算出来ました。
ご協力ありがとうございました。
これからも、山行でご一緒することがあると思いますが、今後ともよろしくお願いします。
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黒檜山頂上で集合写真 |
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