風薫る5月・若葉の5月・・・山歩き最高のこの時、長野市「飯綱山」へと30名を乗せたバスが発車します。
飯綱山は北信五岳の一つで大きな山容の独立峰。2つのピークがあり南に飯綱大権現神社、北は三角点のある本峰。
飯綱信仰は古く、今でも山伏姿の信者が参拝に登るとか。周辺にはゴルフ場、スキー場、別荘地などがあり年間を通して訪れる人が絶えないようです。
今日の登山コースは西登山道を上り南登山道を下ります戸隠神社中社の赤い鳥居を過ぎると前方に飯綱のドッシリとした山容が見える。
登山口までの道路沿いには宿坊、ソバ屋、お土産店が並び参拝者の多さを思わせます。
家並みが途切れると登山口の標示があり林道で下車し手際よく身支度をする。 |
登山路概要図(クリック拡大) |
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登山道はカラマツ、ナラの樹林帯で道は広く足元はフカフカ。木漏れ日の射すなだらかな登りを暫し楽しむ。 |
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登山準備を済ませリーダーの話しを聴く |
いきなりの急登を上がる |
明るく穏やかな樹林帯を進む |
和気あいあいお喋りしながら気持ち良く歩くと行く手に小さな鳥居と祠「萱の宮」へ。安全登山を祈願する。
ここから少しずつ傾斜がきつくなり石や岩のガレ場に変わる。樹林帯の不安定な足場と急登、きょうの頑張りどころ |
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徐々に傾斜が増してくる |
「萱の宮」へ到着 |
大きな岩の急登が続く |
木々が途切れ見晴らしの良い開けた場所に出ると「ハーイ、振り返って〜」リーダーの声。「ワァ〜キレイ!!あれ何処の山?」。
戸隠連峰、その先に北アルプスがドーンと構えている。山頂でどんな景色が見れるのか期待度アップで足取りも軽く・・・と、言いたいけど気持ちと足は別のようです。 ササ原の明るい登山道、見上げればきれいな青空、前を歩くメンバーが青い空に吸い込まれて行くようです。 |
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振り返ると北アルプスの山並みが雲が流れクッキリと浮かびます |
頭上の空は真っ青です |
南登山道の分岐に出合い前方にピークがそびえ主稜線へと続きます。
赤いトタン屋根の「飯綱神社」南峰へ到着。 |
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南峰が観えてきました |
南登山道の分岐に出合い、振り返ると |
南峰に建つ飯綱神社 |
「山頂はこの先で〜す」リーダーの指さす先に北峰のピークが見える両方の頂きをつなぐ尾根道は広く展望の良い残雪歩き10分程で到着。
山頂は360度の大パノラマ、高妻山が目の前に、その後方に妙高、火打、目線を変えれば白馬三山、唐松に五竜そして遠く富士に及ぶ見渡す限り“日本100名山”のオンパレードで期待以上の絶景です。 |
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山頂三角点がある北峰が観えています |
展望の良い残雪尾根を歩きます |
飯縄山山頂 |
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山頂からの展望“北アルプス、白馬三山” |
高妻山から妙高山系への山並み |
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青い空の下、景色もおかずの一品にしてランチタイム、これぞ至福のひと時です。
いつも思う事だけど山も「一期一会」2度と同じ景色は見れません。
カメラと目にしっかり納めます。どの顔も笑顔、特にリーダーはえびす顔で「ハイ、チーズ」。
至福の時は早く過ぎ下山準備。後ろ髪をひかれる思いです。 |
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暖かい陽射しを浴びて、素晴らしい景色を眺めて楽しいランチタイムです |
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下山路の分岐までの尾根道は行く手の眼下に長野市街、右手に北アルプスを見ながらの下ります。
「気をつけて下りてね〜」景色も気になるけど先ずは足元重視、「注意一秒、怪我・・・年?」飯綱の神々様30名をお守り下さい。
ササ原から樹林帯に変わると二畳程の平らな岩「天狗の硯石」へ出る。 |
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遠くの景色も、見上げる空も、ぜ〜んぶ素晴らしいけれど足元注意 |
天狗の覗岩です |
ここから一層傾斜がきつくなり岩や木につかまりながら一歩一歩を慎重に。
このコース、十数体の石仏が鎮座していることを途中で知る。やさしい顔の石仏にホット癒される。
気がつけば傾斜も緩くなり広い道に変わり行く手に木の鳥居が見える。
最後の石仏「第一不道明王」に無事に下山できた事のお礼をし、別荘地を抜け駐車場へと向かう。 |
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足元が悪い急坂を下ります |
沢山の石仏が鎮座していました |
全員無事に下山しました |
帰路、むれ温泉(天狗の湯)に立寄り、汗を流し、ビール組、牛乳組でお疲れ様の乾杯をしバスの人となる。
途中「唄のしおり」を開き暫し歌声バスになり数曲を歌う。
リクエストでY氏が穂高縦走をした際の思いを込めて「穂高よさらば」を歌われた。
山を愛する気持ちが伝わる曲で感動しました。有難うございました。
お天気に恵まれ、楽しいメンバーとの山歩きができ最高の一日でした。
リーダー初め、各役割を担当して頂き御苦労さまでした。
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むれ温泉(天狗の湯)で汗を流しました |
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山頂での遠望をバックに集合写真(1班・2班の皆さん) |
山頂での遠望をバックに集合写真(3班・4班の皆さん) |
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