会山行紀行文 2013年
 05.09(木)
晴れ
(たてやまむろうどう)
立山室堂平
2450m
参加者 (紀行文) 903 T/I
20名
(男性6名・女性14名) (写真) 937 A/T
≪コースタイム≫
≪紀行文≫
                                〜〜〜青と白の室堂平〜〜〜
 天気予報は晴れ。順調に室堂に向かう。
 日本一料金の高い道路の両面には雪が解けて蕗だらけ。
 バームクーヘンのような雪の壁が次第に高くなる。

 室堂バスターミナルに到着。

 雪の大谷ウォーク、いつもより壁が高いように思った。
 今日の雪壁は19mとのこと。

 バスに戻って身支度して出発。
 迷子にならんように注意される。
 真っ白な世界へ。
 ひたすら歩く、青く澄んだ空、今迄観ることが無い程山は真っ白。

 3時の方向に見えるみくりが池の表面は雪で覆われ、小さな水溜りのよう。
 雪形も無い。
 雷鳥は今日は何処へ出張中?残念!来年の楽しみ、だおも私に次は無いと思うので今日この日の雪山の景観を瞼に焼き付けて行こう。

 細い目に反射が強い。
 爽やかな冷気が体中にしみ渡る。
 照り返しで雪焼けを心配し、今晩はキュウリパックしるか!
 
 みくりが池山荘が11時の方向に見えた。中食はもう一登り。
 やっと平らな雪面へ「がんばったねぇ〜」の声に迎えられる。
 Yさんがいたら「ごうたれバアさん、ようがんばったなぁ」、いつもこの言葉で私とKさんを迎えてくれた。
 二人で一人の相棒と一緒にみくりが池の景色をおかずに中食。

 さあ後半の急登?に挑戦。
 最後から二人でゆっくりと登りたいと希望したが「ダメ、ダメ、ダメ」。
 弱い人が先頭で登り始める。
 山の決まり、T会長、私、Kさんの編成で登り始める。

 ワンタッチの爪ベルトを初めて使用。
 何度も外れ全く効果無しと思い途中で外し両手手首にぶら下げてT会長の後を追う。

 急斜面を登りながら45分の方向に室堂山荘、正面の浄土山にスキーのシュプール2本スノーボードは1本を見つけた。

 バスターミナルが見えた。

 二人で一人のロートル、脚の長い会長の靴後を辿ったが、これが至難の技、歩幅の違いを思い知らされる。

 口の中でブツブツ言いながら無事ターミナルへ着。
 トイレに走るが超満員で最後になる。
奥大日岳・みくりが池山荘・みくりが池
立山 剣岳 浄土山

 リュックの入れ替えをしながらワンタッチ爪と水筒を探したが見つからず一番ラストでバスへ。
 夫々の想いを乗せて帰路へ。

 賑やかな車中から涼やかな口笛が聞こえてきて心癒される。
 以前、会員の高橋浩蔵さんが山頂やバスの中でハーモニカを吹いて下さったことを思い出した。

 今朝八千代橋を渡っている時、ぎらぎら光る太陽に見送られ、帰りには佐渡ヶ島へ沈む夕陽に迎えられ予定通り南口に着、しあわせな一日でした。

 加齢と共に物忘れがひどくなり、すべて順調に老いています。
 ごうたれ婆さんから、かわいくない婆さんに変わる。

 今回も皆さんお世話になりました。ありがと様でした