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車窓から観る残雪に光る魚沼の山々 |
出発前の新人自己紹介 |
チューリップ祭りの公園を横切る |
最初の数分は少し急な登りであるが、そこを過ぎると登山口までのしばらくの間はとてもよく整備された山道である。
その山道を新緑の中、やさしい春の日差しと風に包まれて小鳥たちの鳴き声を聞きながらゆったりと進む。−深呼吸― |
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登山口まではなだらかな整備された道が続く |
アオダモの花 |
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しかし登山口からは、急に岩場の山道となる。勾配もなかなかのものである。
途中、女坂と男坂の分岐点があり私たちは当然(?)やさしいコースであろう女坂を選択。
それでも結構な個所もありやはり山は山であると思った。
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何故かここが登山口 |
岩場の登り |
男坂と女坂の分岐点 |
女坂コースを行く |
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トンビ岩には10時20分到着。ここからは桐生市の街並みや遠くの山々が眼下に広がる。
トンビ岩という岩はどの岩のことを言うのかと思ったら、某氏によれば・・・餌などを探しにトンビがここから飛び立つというところからトンビ岩と言われている・・・との説明を受けた。とても納得。
そこからしばらくは緩やかな勾配の山道をゆく。新緑の中につつじが点々と咲いておりそのオレンジ色がまぶしい。 |
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トンビ岩からの眺望 |
新緑とツツジの登山道を進む |
また山桜の散った花びらの上を歩く贅沢な山歩きを満喫しているとまた急な岩場の山道となり、ただ黙々と左右の足を前に進めることとなる。
まわりの景色を見る余裕などない。こうなると冬眠したツケが恨めしい・・・。 苦しい急こう配の登りも一段落してあと頂上までもう一歩のところで小休止していると、頂上から降りてきた地元の人が一声ずつ声をかけてくれる。「あともう少しで頂上だよ」と。又ここまで来る途中すれ違った人たちも「どこから来たの?」「新潟!!、それはそれは・・今日は泊りですか。」「私は角田山に行ったことがありますよ」又、中には「群馬に来て頂きありがとうございます。」なんてまるで県の観光協会か何かの仕事に関与されている人かと思われる人もいて、とてもフレンドリーで気さくに声をかけてくる。それがとても自然でさわやかである。
新潟県人とは少し違う。県民性もあるのか、とにかく群馬(関東)の人は明るいと思った。
頂上までの最後の休憩を終えると本当にすぐに頂上へ到着。 |
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山桜の散った花びらの上を歩く |
急こう配の岩場 |
小休止 |
山頂 |
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頂上は広く、ベンチやテーブルなども置かれている。
眼下には一面に桐生市や遠くの山々が一望できる絶景が広がっていた。
しかし霞がかかっていたのが少し残念であった。
それでも暖かな春の日差しと新緑の中、つつじや山桜の下での昼食は最高である。
皆さんの数々の自慢の山菜料理などがまわってきてワイワイと賑やかな昼食タイムを十分に満喫。
本当に山はいい!来てよかった。と童心に帰るひと時である。
一時間ほどゆっくり休憩した後、いよいよ下山。下山のしばらくは長い急こう配の階段を下る。 |
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頂上からの眺望はかすんでいた |
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楽しい昼食風景 |
下山開始(急こう配の階段) |
下山路 |
途中ひっそりと咲き始めのヒトリシズカやイカリソウなどに出会う。
やはり山の花は美しい。
30分ほど降りて村松峠に。
そこからは風景が一転して杉林の中に入る。
ここからが大変。急こう配の細い杉林の道を緊張しながら下る。
「ここは確かにDコースだったよな・・」と自問自答したりして・・。 しかし突然ぽっと顔を出すニリンソウなどに励まされパワーをもらいながら前に進む |
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ニリンソウ |
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ヒトリシズカ |
村松峠 |
杉林の中に入る |
急こう配の細い杉林 |
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ようやく杉林を抜けるとパーと広がる新緑の山。
そして足元には春の花がいっぱい。
中でも下山後の田んぼに見つけたレンゲソウには感動。
レンゲソウを見たのは何十年振りであろう。
うれしかった。 |
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新緑に包まれた山 |
田圃に咲くレンゲソウ |
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今回の山行は「関東の春山を楽しむ」ということでの参加でしたが、本当に楽しかったです。
山は優しい新緑と花と風で迎えてくれました。
コースも緩やかなコースから急こう配の岩場や、はたまた杉林の急な下りといった多種に富んだコースでとても満足の行く山行でした。
リーダー、本当にありがとうございました。
そしてとても楽しい山行をさせていただいた皆様に感謝です。
またぜひどこかの山行でご一緒できることを楽しみにしております。 |
集合写真 |
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