会山行紀行文 2013年
 04.13(土)
晴れ
新潟島一周
参加者 (紀行文) 1877 K/I
11名
(男性5名・女性6名) (写真) 1878 T/O
≪コースタイム≫   文中記載
≪紀行文≫
                                〜〜〜体と頭も使い歩いた20キロ余り〜〜〜
(9:13)
 実施予定日を翌日に変更 “今日は晴れ≠ニリーダーのあいさつの後、競技場を一周する。
 めったに体験できないトラック内、土曜日とあって各高校の部活の生徒が大勢練習を始めていた。その脇を一周のウォーミングアップ、若い人達のパワーをもらい出発。
 やすらぎ堤の桜は五分〜七分咲きの見頃である。
 川岸には白いレジャーボートや釣り船が繋がれ、信濃川の風景は何か都会的でグレードアップした水の都、新潟だ。
 「よかったね」「いいね」と歩き始めるとまさかの雨!桜の目線は足元に、小学生が植えたチューリップの花壇が続く。
 膨らみはじめたつぼみは咲いた時の華やかさが待ち遠しい。

 信濃川から関屋分水路へ向かう頃には雲も流れ晴れてくる。気分も晴れやか足の運びもみんな調子がいい。
20キロ縦走出発
(10:25)
 関屋分水記念公園 トイレ休憩
 関屋分水は新潟港を信濃川が運ぶ土砂から守り、港の活性化を図るために江戸時代から構想があったという、完成記念に整備された公園である。

 公園から松林に入るしばらくの間は立派な木道が続く。日本海の潮風がいい。
 松林の中の遊歩道は歩きやすく、整備されている。黒松は砂防として2万6千本余りが植林されたという古い歴史は川村奉行の銅像があることでもわかる。

 北原白秋の「すなやま」の碑があり“海は荒海〜向こうは佐渡よ”とみんなで口ずさみ、椿の花の美しさに気づかされ芭蕉碑「ふるさとは語ることなし」の安吾の碑と忘れかけていた新潟の文人、偉人に誰ともなしに「こんなところがあったんだ!」と再発見。
 車に乗っていると分からない松林の中に続く清々しい散歩道。走っている若者たちに何度も出会う。
松林6キロひたすら歩く
(11:15)
 護国神社、トイレ休憩後すぐに西船見町のドン山へ、御影石の砲台と復元された大砲が置かれている。
 新潟の正午の時をこの大砲がドーンと告げていたといい小高い砂丘でもありドン山なのか…。
 ここを過ぎると松林の中の道ではなく浜を見ながらの道が続く。

 アスファルトの歩道をそれて芝の萌え出た脇はフカフカと温かさが足元に心地よい。
 浜グミの木々の葉が白くひるがえりジョギングの折に熟したグミを昼飯代わりに食べることもあるとリーダー。
 みなとトンネルタワーが見えてくる。

(12:20)
 新潟みなとトンネルタワー到着。6階展望ルームで昼食。
足よりも口が動いて足並みが乱れる

(13:00)
 西の新潟島から東の万代島へみなとトンネルを往復する。
 この海底道路は冬のトレーニング場として利用する人もいると云う。きつ〜い!
(13:45)
 タワー出発。下町と言われた船見町、入船町と港町らしい町名と造船所を経てみなとぴあ(新潟市歴史博物館)へ、ここでトイレ休憩。
 野外の広場で中学生の吹奏楽部が「鉄腕アトム」を披露していた。
 満々と海に注ぐ信濃川、水辺の桜並木と対岸の朱鷺メッセ、柳都大橋、メデアシップと未来に向かう新潟の力を目にしたようだった。
 歩かないとこのような感慨もないだろう。新潟の街を再認識させられた。
 午後からも好天気で桜の木の下は花見の人達で賑わっていた。
春の陽光とどこまでも続く桜並木 桜の下はどこも宴たけなわ AKB新潟?
(15:10)
 競技場到着。桜と潮風、春をいっぱい吸って体と頭も使い歩いた20キロ余りのウォーキングお疲れさまでした

 温かい春の陽気を浴びて帰るのが惜しくなり希望者でトレーニングルームの見学の後桜を眺めて2次会が始まりました。

 リーダーはじめ みなさんありがとう!
桜もうらやむ美男・美女 ドン山頂上にて集合写真