会山行紀行文 2013年
 03.17(日)
快晴
(しろたろうやま)
白太郎山
1003m
参加者 (紀行文) 1699 M/K
35名
(男性18名・女性17名) (写真) 1699 M/K
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=徳網登り口出発(8:20)…766P稜線(10:00)…白太郎山山頂昼食(10:45-11:45)…766P(12:07)…徳網下山(13:00-13:20)=白い森交流センター入浴(13:40-14:40)=新潟駅南口(17:00)
≪紀行文≫
                                 〜〜〜本当に360°の絶景だ!!〜〜〜

 2009年3月15日、初めて会山行で白太郎山に登った。
 山頂からは祝瓶山と朝日連峰が眼前に見えると言う話を聞いて、勇んで申し込みをしたが当日は曇り空で冷たい風が吹き、祝瓶山は見えたが朝日連峰は姿を現さなかった。

 それから四年、なかなか次の機会が巡ってこなかったが、やっと今年の会山行の予定に「白太郎」の文字を見つけて早速申し込んだ。
 二王子岳の肩から朝日がのぼり快晴の予感!総勢35名を乗せた2台のマイクロバスは山形県小国町五味沢の登山口を目指して進む。

 白太郎山に夏道はなく冬季限定の山なので、もちろん登山口の標識もない。
 O山岳会の方の家の脇から入るので、近くの路上にバスを止め出発準備をする。
 道路脇には除雪の雪壁が1m以上か??
 ワカンやスノーシューを付け、まぶしい青空の下出発だ。
 今朝の放射冷却で足元はガリガリ状態。
 ラッセルはしなくて良いが滑らないようにつま先を蹴り込むように進む。

 先行者もいないようで踏み跡もない真っ白なバージンスノーである。
 最初からの急登をなが〜い行列が行く。急斜面をジグザグに登るので固い斜面で滑り落ちないようにちょっと緊張する。

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ワカンを付け出発 向かいの徳網山はとんがってカッコイイ 急登をジグザグに登る

 途中ブナの根元の穴に落ちそうになった人が何人かいて、みんなで引っ張り上げた。
 こういうときはベテランの先輩方がいてくれて心強いね。

 広い尾根に出るとブナの美林帯が続き、真っ白な雪面にほっそりとしたブナの影が美しい。広い尾根なので見える範囲でどこを歩いてもいいよ、と言うリーダーのひと声でみんな待ってましたと、ガシガシ登る。お〜い!待ってくれ〜〜!!
 あまりのお天気の良さに誘われたのか兎まで現れて、ぴょんぴょん飛ぶかわいい姿を見せてくれた。
後ろに飯豊連峰が見えてきた! ブナの美林帯をガシガシ登る 最後の急登、がんばるぞー!

 そしてついに山頂に到着!!!
 目の前に祝瓶山がマッターホルンのような優美な姿を現してくれた。
 朝日連峰も白い屏風のように広がっている。後ろを振り返ると飯豊連峰、二王子岳、鷲ヶ巣山。本当に360°の絶景だ。
 やった〜〜!!これが見たかった。下越に住む私たちにとっては飯豊、朝日は特別な存在。家の近くから何時でも見えるが、そう簡単には登れない。憧れの山なのである。
やった〜!祝瓶山がマッターホルンのようだ 朝日連峰に手が届く 登ったねー!後ろは飯豊だよ

 今日は風もなく日差しで温かく感じるので、35名山頂に陣取り思い思いに昼食タイムとなった。私達の他には地元の方が2名ほど近くで休んでいた。
 絶景を眺めながら今度はあの山に、いやこっちの山に登りたいね!と夢を語りつつ休憩時間を延長してもらいゆっくりコーヒータイム。ああ、幸せ。
パノラマ(以東岳〜寒江山〜竜門〜西朝日〜大朝日〜平岩山〜祝瓶山)
絶景を眺めながら至福のランチタイム
下りたくないがそうも言っていられないので、後ろ髪ひかれつつ下山開始。
素晴らしい景観に下りたくない 飯豊を眺めながら下山です もったいなくて降りたくなーい

 飯豊を眺めながら下る、足元より景色に目が行くが気温が上がって雪はぐさぐさ。

 気を付けないと穴にはまるよ。

 広い所ではシリセードを楽しむ。

 やっぱり下りは早い早い。

 あっという間にバスの待つ登り口に到着だ。
足元より景色に目が行く シリセード?ころんだの?下山は楽しい


 予定時間よりだいぶ早く着いたのでゆっくりお風呂で汗を流し、家にも早く到着でした。

 快晴の日に白太郎山に登れて本当にラッキーでした。

 良い日に山行の計画を立てて下さりリーダーに感謝します。


                                    以上
                                                                               
白太郎山山頂にて