会山行紀行文 2013年
 03.04(月)
曇り後晴れ
(むらまつはくさん)
村松白山
1012m
参加者 (紀行文) 2011 Y/O
29名
(男性16名・女性13名) (写真) 2011 Y/O
≪コースタイム≫ 歩程6時間 (上り3時間、昼食1時間、下り2時間)
新潟駅(7:00)=慈光寺駐車場(8:00−8:15)…(尾根線)…1合目(8:35)…3合目(9:15)…5合目(9:55)…7合目(10:20)…白山山頂(11:00−(昼食)-12:00)…(田村線)…天狗ノ腰掛(12:30)…5合目分岐(12:55)…4合目急坂(13:10)…中越幹線鉄塔(13:40)…慈光寺駐車場(14:10)=さくらんど温泉(14:20−16:00)=新潟駅(17:00) 
≪紀行文≫
                             〜〜〜正面に真っ白な粟ケ岳が、素晴らしいの一言です〜〜〜

 古くから信仰の山として親しまれている白山山行に参加しました。

 今回も参加者は29名の大所帯です。人気のほどが伺えますね。

 定刻通りバスは山麓の慈光寺駐車場に着きました。
 出発前にリーダーから尾根線を上り田村線を下るとコースの説明を受けました。

 早朝の杉並木は荘厳な雰囲気があります。

 慈光寺の山門前を通過して滝谷川の右岸沿いの道に入ると足跡でえぐれたトレースが続いていました。

歩いた軌跡(クリックで拡大)
車窓から大きな山容の白山が見えました 早朝の杉並木を歩きました 慈光寺の山門前を通ります

 休日に多くの登山者が入山したようです。歩き始めると汗ばんで1合目の尾根の取付きで上着を脱ぎました。
 ここから鉄塔のある3合目までは標高差250メートルの急登が待ち構えているのです。
 朝一の辛い登りをあえぎながら登り詰めると漸く杉林のある3合目に着きました。 
滝谷川の右岸道を進みました 出だしは尾根線の急登から始まります 朝日を浴びてブナの林間を登ります

 ここからワカンかと思ったのですが、つぼ足で登るとリーダーから指示がありました。雪は堅く締まって潜りません。
 今日はワカンを装着すると思い、鋲なしのゴム長を履いてきたのです。
 クラストした急斜面で滑らぬように足の置き場所に気を遣わなければなりませんでした。
 5合目付近のブナの根方はもう根明けが始まっていました。春の兆しですね。
 6合目付近では雪庇が滝谷川の源頭に張り出して見事な景観です。
 7合目付近では雪割れが進んで大きく口を開けている箇所があって慎重に通過しました。
雪が締まってワカンは要りません 雪庇が大きくせり出して見事です 雪割れが進んでいました(6合目上部)

 7合目の難所を過ぎて尾根が広くなった辺りで立ち休憩を取りました。木々の梢に貼りついた霧氷がきれいです。
 振り返ると菅名山塊と菱ケ岳が見え、その先に飯豊連峰が望まれました。最後の壁を登り上げれば山頂はもうすぐです。
クラストした急斜面は慎重に。(7合目)  霧氷の下で休憩しました。(8合目下) 大分上りました、眼下に蒲原平野が広がります

 9合目は雪原が広がっていました。いつもは風が強いのでしょう。
 木々に海老のシッポが出来ていました。シュカブラ(風紋)がきれいです。登るに連れて小屋の三角屋根が見えて来ました。
エビの尻尾 シュカブラ(風紋)

 11時丁度に山頂に到着です。正面に真っ白な粟ケ岳が圧倒的な姿を現しました。素晴らしいの一言です。
 12時までゆっくり1時間景色を見ながらランチを楽しみました。昼食後は田村線を下ります。
山頂に到着です。粟ケ岳が素晴らしいです ゆっくりランチを楽しみました 川内山塊青里岳

 右に川内山塊を間近に眺めながら天狗の腰掛(ブナの大木)まで一気に下りました。
 上りは辛くても下りは快適そのものです。
食後は田村線を下ります 山頂を振り返る 天狗の腰掛を目指してぐんぐん下ります

 田村線の難所4合目の急坂(標高600メートル)までやって来ました。
 滑落しないようにゆっくり慎重に下りました。

 途中ストックを流して取りに行く、ちょっとしたアクシデントはあったものの、無事に難所は通過できました。
4合目の急坂は難所です 鉄塔まで下って来ました 天狗堂で無事下山の御礼をしました

 今日は絶好の好天に恵まれました。
 
 CLさん、LL、SL、班長さん、同行のみなさんのおかげで思い出に残るいい山行が出来ました。

                        (おわり) 
集合写真