道の駅「とみうら」で昼食。1時近くになり、おなかがペコペコです。
さらに混雑していましたが、海に近い駅なので、筆者は、≪がら煮≫とサラダを注文し、おにぎりのおかずにしました。
≪がら煮≫の入れ物は、直径15㎝もあり、それだけでおなかがいっぱいになりました。もちろん味は抜群!です。
外に出ると、水仙がたくさん咲いていました。(新潟の方は、芽もでていないのになんということか。)会員の皆さんは、それぞれ咲き乱れている水仙をカメラに収めていました。
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車窓から観るスカイツリー |
道の駅「とみうら」の水仙 |
さて、おなかもいっぱいになったことで、富山中学校近くの駐車場でバスを降りて林道を通り、登山となります。
山歩き初心者(筆者)は初めのうちは、梅の花、スミレ、水仙、ミカンのような果物や沢の流れをカメラに撮りました。
30分くらい林道が続き、そこは、工事のトラックが盛んに行き来しているそうですが、土曜日のため、それほどでなくみんなは、道の真ん中を好きなように歩きました。 |
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早くも梅の花満開 |
ミカン?もなっている |
歩道わきの沢 |
途中、伏姫の籠穴を見に少し登りました。里見八犬伝ゆかりの地です。丸い球(50㎝位)が飾られてありました。さらに、林道を登ります。ようやく登山口。そこから木の階段が続きます。道を登り始めるとそれどころでなく、筆者にとっては、苦しい状態です。他の人は、楽に登り続けています。 |
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伏姫の籠穴の入口“伏姫山門” |
伏姫の籠穴のある玉 |
北峰への登山道 |
分岐点は、見晴らしのいいところです。そこでは、はるか遠くに東京湾がかすんで見えました。
眺望広場で一息入れ、さらに富山北峰を目指します。また階段の続く道でしたが、何とか富山北峯に立つことができました。
そこは、風が強く日差しがあっても寒く、みんなそぞろに「戻ろう、戻ろう」ということになりました。
しかし、富山は、二つの峰があるからということで、4人の会員は、南峯を目指していきました。すぐに追いつくというのでリーダーに話をして登って行きました。その様子を見て、初心者の筆者は「さすが!」と思いました。彼らは、林道に着く前に私たちに追い付いていました。
また、会員の一人(T/Kさん)が、分岐点にある東屋でお茶を立てました。みんな自然の中での一服を味わっていました。暑いお茶も用意しており、余裕を持って楽しむ姿に驚きです。 |
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眺望広場から観る東京湾 |
北峰からの展望 |
分岐点の東屋でお茶を立てて頂く |
全員無事に下山をし、バスに乗り、宿に到着です。
民宿「すなだ」は、大きなヤシの木が迎えてくれる親しみやすい温かみのある民宿です。
到着が1時間ほど遅くなったので、夕飯を6時半になり、会員は、それぞれ湯に入ったり、海まで散歩に行ったりしました。海は、夕日が沈む直前だったので、波も静かで釣りをしている人が一人。キスが釣れるそうです。
夕食が、刺身の盛り合わせが豪華です。さすが海の近く!その刺身の頭を朝食にあら汁にお願いしたら、了解してもらい、宿の人に感謝です。他の料理も海の幸が満載。菜の花のてんぷらもあり春を感じさせられる幸せいっぱいの会になりました。
みなさんそれぞれ話も盛り上がり、あすのために部屋に戻ったのは、8時半を過ぎていました。 |
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民宿「すなだ」 |
夕焼けの海で散歩 |
豪華な夕食 |
【2/10】
翌日は、初日よりもいい天気。宿の女将さんが、庭にある「橙」を持たせてくれました。新潟に今の季節には珍しい果物です。ありがとうございました。料理も気持ちもうれしい宿でした。
さて、気温は低かったけれど日差しがまぶしい。(♡庇のある帽子にすればよかった)会員は、さわやかな笑顔でバスに乗りました。宿を7時半に出発。すぐに有料道路入り口に着きました。(しかし、8時にならないとだめとのこと)そこの職員の車が、イノシシが土砂を落としてないか確認してからということになるので、しばらく車の中で、「富士山が見える」などと、にぎやかに話をして待ちました。
有料道路を通り、鋸山山頂駐車場でバスを降り、拝観料兼案内図を手に階段を上ります。
昨日に比べ、階段の高さが適当で登りやすいのですが、いかんせんその階段が続く、続く。初めに、浅間神社(十州一覧代)まで行き、海や富士山が見える高台。 |
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鋸山への入口 |
適当で登りやすい階段が続く |
十州一覧代から海や富士山が見える |
階段で戻ってから、高さ31m(断崖絶壁)の百尺観音を見ました。石の絶壁に掘られた観音様は息をのむ大きさです。
地獄のぞきの山頂展望台に行きました。登り口は、長年人が通るために足元の石が丸く歩きにくい場所でした。
天気が良いので、はっきりと富士山も見ることができました。もちろん、東京湾も。海は何艘もの大型船が沖に待機し入港を待っています。
さらに羽田に向かう飛行機、離陸した飛行機と日本の中心の活発な活動を上からゆっくりと眺めることができました。 |
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高さ31m百尺観音 |
地獄のぞきの山頂展望台 |
展望台からの素晴らしい展望 |
展望台からまた階段を伝って千五百羅漢道を下ります。道に沿ってさまざまな表情をした観音さまがそこかしこに見られます。よく見ると表情に個性があり、時間があればそれぞれにゆっくり向き合ってきたかったなとも思いました。中には、聖徳太子の像もあり、どうしてここに?という感じでした。
最後に大仏広場で一息入れました。みんなで記念写真を一枚。大仏の他に、「お願い地蔵」という地蔵さまもありました。地蔵の脇に願いがかなった人がお礼において行ったと思われる小さな石の地蔵さまがうずたかく積まれてありました。一部の人は、大仏前参道を通り、通天窟や達磨石、大黒堂などゆっくりと早い春を楽しんできたようです。 |
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千五百羅漢道沿いの観音さま |
大仏広場 |
お願い地蔵 |
帰りに昨日通らなかった海ほたるのレストラン街で昼食休憩となりました。
海ほたるは、多くの観光客が来ていて、どこもかしこも人、人、人。風もないので、海底を掘るための掘削機のある海の見えるところでお昼。天気も良いのでいい気分です。海は静かで日本海と正反対です。
帰りは、環状線を走り、またスカイツリーを見ながら東京を抜け、快調に進みます。トンネルを抜けると案の定、雪が激しく迎えてくれました。ドライバーさんのおかげ?で、新潟に1時間ほど早く着きました。バスを降りた会員は、三々五々日常の生活に戻って行きました。 |
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海ほたる入口 |
海底を掘るための掘削機 |
環状線から観たスカイツリー |
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富山山頂での集合写真 |
大仏広場での集合写真 |
天気に恵まれ、楽しい二日間を無事に過ごせたことは、齋藤リーダーはじめ皆さんの心掛けがよかったのかな、とも思っています。ありがとうございました。 |
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