個人山行紀行文 12.12.21(金)〜24(月)
晴れ
熊野古道
(中辺路・大雲取越〜小雲取越)
参加者4名
(男3・女1)

紀行文 806 H/I
写真 2084 S/S
≪コースタイム≫
≪21日≫巻・潟東IC(22:40)=(夜行バス・電車)=≪22日≫紀伊勝浦(11:31)=(タクシー)=那智大社(12:00-13:00)…大雲取越(19:00)…小口自然の家(泊) ≪23日≫小口自然の家(6:40)=小和瀬渡し場跡(7:00)…小雲取越(11:20)請川バス停…12:10 熊野本宮大社(12:10-13:30)=(タクシー)=紀伊田辺(15:30)=(電車・夜行バス)=≪24日≫巻東IC(6:30)
≪紀行文≫
                                    〜〜〜念願の熊野古道を歩く〜〜〜〜

 かねてから行きたいと思っていた熊野古道に行かないかとの誘いを受け、二つ返事で参加する事となった。
 本当は11月の連休に予定したのだが夜行バスの予約が取れずこの連休となった。
 新潟地方はクリスマス寒波の予報、南国紀伊地方は雨の予報が出ている。
 雨だったらコース変更もやむなしと大阪に着き、電車に乗換えて紀伊地方に近づくにつれ青空が出てくる。
 タクシーで那智の滝を見学して那智大社に向かう。
 お参りとお札を頂いて、青岸渡寺脇の茶屋で中食を取りながらコースの様子を聞くと6〜7時間位で小口に着くと教えられ、いよいよ大雲取越に出立となった。
那智大社案内板 青岸渡寺-西国三十三観音霊場一番札所 那智の大滝

 途中いくつかの茶屋跡を過ぎ林道と交差しながら順調に進むが何せ冬至の日の短さに加え、杉と檜の間を歩くので足元が暗くなる。
 早めにH電を用意して下りに掛るが石畳が濡れていてよく滑る。
 楠の久保旅籠跡を過ぎて暗くなったので宿に到着時間の連絡をする。
 下山口に到着すると御主人がわざわざ出迎えてくれた。

 宿は中学校あとを改修した処でグランドではイルミーネーションを点灯してクリスマスパーティの真最中で踊りあり唄あり屋台まで出て大そう賑やかである。
 豪華な食事と入浴を済ましてもまだまだ賑やかさが続いていた。
大雲取越入口 古道からの展望 宿のイルミネーション

 翌朝も快晴である、朝食後ご主人が登山口まで送ってくれ恐縮した。

 登山口でストレッチをして小雲取越に出発である。

 大雲取越に比べアップダウンも少なく快適に進むが今日も18Kの長丁場、昨日は誰にも合わなかったが今日は単独者と6人パーテーと出会う。

 漸く請川バス停に着くがここから熊野大社までの国道歩きが空き腹に効く。

 大社で参拝・昼食後今日もタクシーを奮発して紀伊田辺に向かう。

 車中で運転手さんが色々と情報を教えてくれ今後の参考になる。
小雲取越入口
雲海 小雲取越出口 熊野大社本宮

  予定より4時間も早く大阪に着いたのだが何せ4人とも大阪には不案内、しかたなく駅中の土佐料理店で打上となるが中々の珍味揃いで酒と話がすすむ。
 夜行バスに乗込み新潟に向かうが北陸道は猛吹雪でバスが揺れていたが無事に時間通り巻・潟東ICに到着。