個人山行紀行文 12.11.11日(日)
曇り
(こまつばらしつげん)
小松原湿原

1600m
参加者2名
(男2)
1854 M/T
≪コースタイム≫
見倉トンネル前駐車場(7;40)…金城山(9;20)…上の代(11:00)…小松原湿原避難小屋(11:30ー12:40)…上の代(13:10 )・・・金城山(14:25)・・・駐車場(15:45)
≪紀行文≫
                       〜〜〜暗いうちに起きだして車を飛ばしてきたことも、報われて有り余る美しさ〜〜〜

 苗場山前衛の神楽峰から中津川渓谷に続く、いわゆる「小松原湿原」は1度訪れてみたいと思っていましたが、なかなか機会に恵まれませんでした。この秋「秋山郷」に行き、ますますその意を強くし、とにかく見倉から避難小屋までピストンすることとし、なんとか天気の持ちそうな11日(日)伊藤氏を誘って出かけることにしました。

 最近は大場からの林道を利用してアプローチする人が多いせいか、このルート、登り口が意外とわかりにくく(我々の力量不足のせい)トンネル周辺で30分うろうろする。
 まあ「これも良し」と気楽な山旅である。
 雪が多くて、天気が崩れるようなら「金城山(かねしろやま)」まででもよいと気負いはない。

 とはいっても尾根に取りつくやI氏のペースが上がる。 金城山着9:20。

 道もはっきりしているし、地形図では若干のアップダウンがあるだけ、何とか小屋まで行けそうとファイトが湧く。

 11:00林道ルートとの分岐につく。
少しずつ雪が現れ、ここからはウサギの足跡の雪上木道歩きとなる。大きめの跡も一つ??。
 
 しらびその森と小さな湿原が交互に続く。点在する池塘には薄らと氷。遠くには苗場山と鳥甲山が白く望める。
 暗いうちに起きだして車を飛ばしてきたことも、報われて有り余る美しさだ。

 11:30、今日の最終目標「小松原避難小屋」につく。意外とかっこいい三角屋根が湿原に映える。
 熱いラーメンを作り、酒を少し?飲んでくつろぐ。
 
1時間後、さすがに少し寒くなったので小屋を出て下山にかかる。
 すべてが、何日もしないうちに雪に覆われるのでしょう。

 金城山からは中津川渓谷へひたすら下る・最後は少し汗ばむくらいで、もうけものの1日でした。

 日ごろの行いが良いのでしょうか?1日持った天気が崩れて、雨が降り出したのは我々が車に戻ってからでした。