≪コースタイム≫ 新潟(6:00)=米山SA=名立谷浜SA・IC=R8=糸魚川=道の駅(9:40)=小谷村登山口(10:25-10:40)…荒菅沢(12:07-12:17)…笹平(13:25-13:41)…雨飾山(14:04-14:10)…笹平(14:34)…荒菅沢(15:25-15:35)…登山口(16:50-17:15)=雨飾荘(温泉18:00)=新潟(21:00) |
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≪紀行文≫ 〜〜〜会山行の日は晴れますように、紅葉が更に進み、皆さんが楽に登山できますように〜〜〜 昨夜11日の上越長野周辺の天気は雷雨でかなり降ったらしい。 今日の上越と長野の天気予報は曇りのち晴れ、回復に向かっている。 雨飾山は、会山行が計画されているが、残念ながらその日は都合がつかないため申し込まなかった。 でも、わたしとしては登ったことが無いし近い山なので行きたいと思った。前に雨飾山に登ったことのある大先輩と二人で出かけることになった。 高速上り線が土砂崩れのため名立谷浜から糸魚川まで通行止めになっていた。8号は糸魚川まで30kmくらいの道のりだったが、高速を降りた車と通勤の車で大渋滞だった。ノロノロと進んだり道を間違えたりして約2時間タイムロスをしてしまった。 トンネルとトンネルのわずかな間で左折しなくてはならないのに青信号だったので見逃してしまったのだ。 途中も雨模様の天気で空は暗かった。ようやく小谷口のキャンプ場休憩舎のある登山口に着いたのが10時25分だった。 駐車場には30台ほど停まっていた。平日なのにけっこう多いと感じた。休憩舎で食事をしていた人に聞いたら、天気が悪いので荒菅沢で引き返してきたとのことだ。道がドロドロで滑るということだ。 わたしたちはスパッツを付けて、元気よく出発した。木道の上に水が来た跡が見られた。草もなぎ倒されていた。でも、水は透明なので山はそんなに荒れていないようだ。 歩いて行くと道に沿って流れていた細い小川の深みに数匹の魚が流れの中で動かないでいたのを見付けた。イワナかニジマスかヤマメかな。それしか知らないけど、ヤマメの模様ではないしイワナのテン模様でもないし何だろう。けっこう大きい。食べたら旨そうだ。あれを捕まえたいと思ったけれど断念して先を急ぐ。 |
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登山口と駐車場 | 登山口の看板 | 細い小川の深みに数匹の魚 | |||
11:00頃から少し急な道になった。 ブナ平11:30通過、大きなブナの木と紅葉が美しい。 先のブナの大木がかすんで見える。 何度も何度も立ち止まり写真タイムをとる。 下りになって沢の音が大きくなる。 荒菅沢に着いた。6人のトレランの若者が休んでいた。 沢水は冷たくて気持ち良い。 上のウエアを脱いだり着たりして体温調整をまめにしてきた。ここで着こむ。 |
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ブナ平 | |||||
ブナと紅葉 | 登り道 | かすむブナ | |||
ふとん菱という岩は、ガスっていて何も見えない。オニシモツケがたくさん咲いていた。 トレランの人たちが出発した。軽やかに登山口方向に走り去って行った。わたしたちも出発だ。川を渡って少し急な登りになる。下って来る人たちに連続して出会う。けっこう多くの人が登っている。 |
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荒菅沢 | オニシモツケ | セリ科の花 | |||
岩場にきた。晴れていたら高度感のある稜線の岩場を登っているのだろう。今はガスって何も見えない。雨飾山だからしょうがない。 笹平に着いた。3人の人が昼食タイムを取っていた。 |
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かすむ先 | 階段 | 岩場 | |||
この山は新しい表示板が設置してあって、11分のいくつと○○○○mで表示されている。11分の1は、400mだ。わかりやすい。 登山口から山頂まで4400mだ。 昼食休憩をした笹平を後にして、最後の登りの近くで二人の人に出会った。 「頂上独り占めですよ」と言われたので、わたしたちは最後の人のようだ。ようやく山頂に着いた。 登山口から休憩を含めて3時間25分かかった。山頂は小さい双耳峰だ。 ガスで何も見えないし風が吹き上がって来るので寒い。互いに写真を撮影し下ることにした。 |
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笹平 | 頂上 | ||||
頂上から北峰 | 北峰 | 表示 | |||
2時間もの時間ロスで日没も心配だ。 この下りは、身長分目線が高いせいか急な斜面に感じた。 笹平までは草紅葉が見られ、大きなオヤマボクチが涸れ残り、ひっそりとリンドウが咲いていた。 |
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アザミ | オオカメノキ | ||||
オヤマボクチ | リンドウ | 紅葉 | 草紅葉 | ミネカエデ | ヤマブドウ |
荒菅沢で休憩。最後にすれ違った二人に追いついた。あと登って来る人に会わなかったので、わたしたちが、しんがりになる。後ろに誰かいると気分が楽なのだが。 天候は回復し日差しが見られるようになった。対岸の山が見えて来た。ふとん菱岩が一瞬見えた。 |
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ふとん菱岩 | 周りの山が | 青空が | |||
途中の林はミネカエデ、オオカメノキ、ウルシなどが綺麗に紅葉していた。写真タイムを何度も何度も取りながら登山口に着いた。 山ブドウがたくさんある場所があった。豊作だ。熊も猿もいないのかな。 登山口に16:50分着。もう少しで日暮れだった。下りは、山頂から休憩を含めて約2時間40分だった。ぬかるんで滑りやすい場所が多かったけど慎重に降りて来たので転倒しなくて良かった。 |
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登山口の休憩舎には、トイレと休憩場所がある。 外に泥靴を洗う水とたわしが用意してあり助かった。靴、スパッツ、杖は泥だらけだったからだ。 キャンプ場では、テントが幾つか見え、食事をしている人が見られた。 明日はいい天気なのだろう。少し悔しい思いがあるが登り終えた達成感の方が強い。 雨飾荘で入浴をした。500円で安かった。内風呂は熱く露天は少しぬるかった。あったまって疲れも消えていい湯だった。 外に出たら真っ暗で真上にベガが見えた。雲の動きは速い。 |
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テント | 休憩舎とキャンプ場 | ||||
さて、一路新潟に向けて帰る。高速道路は速い。帰りは食事を含めて約3時間で着いた。 会山行の日は晴れますように、紅葉が更に進み、皆さんが楽に登山できますように祈る。 |