さて、豊科ICを下りて主要地方道25号に入り「国営アルプスあづみの公園」の案内標識に従って入ります。
左手に公園の入口を見て、そのまま進んで行くと何やら??
寂れたキャンプ場跡地のような、少々広い駐車も出来る場所が現れて来ました。
元「コングランドモトクロス場」跡地で、今は車を止められる最良の場所になっていました。
が、登山道へはまだまだ奥です。
次第に道も狭まってくると餓鬼岳への駐車スペースが出てきました。
秋の3連休の初日、空きスペースがないほど満車です。
餓鬼岳への登山道入口がVの字になって右側へ1.5km進んだ処が鍬ノ峰への登山道です。
ところが、この分岐を過ぎると途端に道幅が狭く、両側からは枝が車体を擦ります。
枝(けっこう太い)が普通車なら通れる高さですが、マイクロなら当然つかえる高さに張り出してもいます。
駐車スペースも何台もありません。 県外ナンバーの車が2台停まっていました。
私が停めた隣から男の人が下りてきたので、これからですか?と聞きますと、自分は登山ではなくて、きのこ採りだと言います。
でも先行者がいるのだと思うと少し安心して準備です。
駐車したところから数歩戻ったところが登山道入口です。
高圧線鉄塔まで暫くはこんな(写真)道です。
鉄塔を過ぎると本格的な登山道です。
上から下りてくる小グループがいます。
これで、山頂には誰も居ない、と思っていますと、更に上に進むと、8、9名のグループが下りてきたのでき、車は何処に停めましたか?と聞きますとモトクロス場の駐車場と言います。
何分かかりましたか?「40分くらいかな」と応えますが、若者たちでした。
私が歩けば1時間は掛かりそうです。
もし、マイクロバスで来るなら此処に駐車して林道を歩くしかないですが、我々はどうも林道歩きと言うのが苦手なので、大勢で来る山ではないかなぁ〜〜と残念な気持ちです。 |
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ここを右に進む |
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鍬ノ峰登山口 |
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このような道が暫く続きます |
急な登りの合間にも赤く色づいた木々の葉が疲れを癒します。
ネットで調べると必ず、この岩が出てきます「難所」です。
写真で見ると大した感じには見えませんが、ロープを頼りに、足を掛ける処がないので、靴底全部押し付けての基本でよじ登ります。
私は岩場は苦手で、短いのですが、要注意して通過です。
此処も要注意です。 |
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色づいた木の葉が癒してくれます |
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このコース一番の難所です。要注意です。 |
岩場に注意して通過した後にはこうした風景でホッとひと息いれます。
安曇野の町並みが見えます。
あれが山頂でしょうか? |
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危険地帯を過ぎて癒される紅葉 |
安曇野の街が見えます |
あれが山頂? |
里から眺めると鍬ノ峰は「鹿島槍ケ岳」似の双耳峰だそうで、今いる所がその片耳のようです。
たまには花も
山頂到着です。
ガレ場登りも急登もこの風景に出会うと、これを見る為に来たのだ!と思ってしまいます。
針ノ木岳、蓮華岳、北葛、七倉岳方面が良く見えます。七倉ダムも判ります。
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まだリンドウが咲いていました |
紅葉と展望の山、石楠花の頃もお薦め |
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鍬ノ峰 山頂と北アルプス(針ノ木岳、蓮華岳、北葛、七倉岳)の景観が素晴らしい。七倉ダムも。 |
山頂、我一人なので、水だけ飲み、早々に下山です。
この山は石楠花の頃は見事と書かれていましたが、確かに、登山道両脇には石楠花が多くありました。
少々の難所、アクセス道路の狭小と難点はありますが、個人で「今日は展望が良さそうだ!」と思い立ったら早朝に出発すれば、確かに良いお勧めの山です。
【「常盤富士」と呼ばれるピラミダルな山容が特徴】と岩淵正儀氏は「信州山学クラブ」で書かれています。
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このような笹の中を歩く登山道もあります |