場所が場所だけに当日出発の当日登山は無理があると考え、前日は新潟を出発し世界遺産の五箇山を見学して、登山口近くの一軒宿“民宿「林湊」”さんに泊まった。
この宿は格安の料金に驚かされるが、お料理も手作り豆腐やクルミ豆腐、山菜等々盛りだくさんの料理、そして栗ご飯。
我々は頼まなかったが翌日のお弁当も“無料”だそうで、満足大満足の宿だった。
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早朝5時には美味しい朝ご飯が用意されていた。
お陰で早々に宿を出発し登山口に向かうことができた。
駐車場は旧カドハラスキー場のにあり、トイレ等も整っている。登山届を提出し登山を開始した。
暫くはゲレンデの結構急で真っ直ぐなコンクリート道を上がっていく。
コンクリート道を上がり切ると急な山道に入るが石がゴロゴロして歩き辛い。
空を見上げると、蒼い空にうろこ雲が美しく正に秋の空。
ジグザグの開けた急坂を登りきった所に、嘗ては活躍したであろうリフトの残骸が横たわる広場にでた。その端に登山口の杭が立っていた。
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コンクリートの急坂を上がって行く |
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急斜面のジグザグ道を上がって行く |
空を見上げると“ウロコ雲の秋” |
ゲレンデの最上部が登山口 |
登山道に入り暫くすると美しいブナ林の緩やかな登りが続く。
中には「トトロの木」の看板が掛けられた奇木もあり楽しめる。この辺りで標高820m。
この登山道には所々にこのような看板が設置され、標高も明記されているので励みになる。 |
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美しいブナ林の登り |
トトロの木と書かれたブナの奇木 |
多少の急な階段や坂はあるものの平均的に穏やかな山道は“深谷の頭”標高1015m付近まで続く。
やがて見上げる様な長〜い階段が行く手に見えてくる。この階段を上がり切れば中出コースと交わるシャクナゲ平に出るのだが…。 しかし、この階段はキツイ!!。 |
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このような階段もある |
深谷の頭付近 |
シャクナゲ平に繋がる長〜い階段 |
漸く辿り着いたシャクナゲ平らで座り込み休憩。「キツカッタ〜」と皆が口々にする。
シャクナゲ平から山頂までは“もちがかべ”と呼ばれる多少危険な登りが続くが、所々に小さな展望台があり、近く山並みや遠く町並みが望めて小休止場所に最適。
“もちがかべ”を登り切ると登山が開け山頂が見えてくる。
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やっと辿り着いたシャクナゲ平 |
“もちがかべ”の登り、他に岩場もある。 |
小さな展望台(休憩場所)からの展望 |