≪紀行文≫
(5/6) 〜〜〜山も良かったが奥祖谷地区はもっと良かった≪剣山≫〜〜〜
徳島駅近くの宿を早朝出発し、剣山登山口のある見ノ越に向かう。初めの高速道路は順調に進むも、国道438号線に入るととんでも無く狭い
道が続きやっと辿り着いた感が拭えない。登りは軟弱にも登山リフトを利用し中腹の西嶋駅まで行く。
西島駅から僅か1時間弱で山頂に上がる。広い山頂を散策した後、一の森に向かうが強風と登山路崩れとの情報から山頂に戻り、御神水が
湧く大剣神社経由で下山、途中西嶋からもリフトを使わず登山口の剣神社まで新緑を楽しみながらゆっくりと降りた。
風が無ければ見晴らしの良い山頂をもっと楽しめたと思うが、自然現象には勝てない。
下山後は今夜の宿高知に向かうが、途中奥祖谷(いや)地区の“かずら橋”を楽しみ、リアルに作られた人形が道路や畑、庭先に置かれて
いる農家を見せて頂いたりし大歩危渓谷経由で高知に向かう。 明日(5/7)は石鎚山に! |
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西島を過ぎた付近の登山道 |
刀掛付近 |
山頂直下の鳥居 |
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剣山山頂(向こうが一の森) |
一の森に向かう |
御神水のある大剣神社 |
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円福寺の登山口に降りた |
奥祖谷地区のかずら橋 |
庭先、畑、道路、屋内に不思議な人形が |
(5/7) 〜〜〜意外に手ごわいニノ鎖≪石鎚山≫〜〜〜
高知市内を早朝出発するも車のガソリンが心配になり市内にUターン。満タン補充で再度山道をひたすら走る続ける。途中長沢貯水池付近の
山道はとても狭く、気を緩めることなくハンドルを握り続ける。ガソリンスタンドなんて見つからない補充は大正解だった。
漸く辿り着いた土小屋登山口の駐車場は既に多くの車が停まっていた平日なのに。
手早く登山準備をし、登山口の神社で安全を祈願し登山開始。風があり空には雲が覆い、少し肌寒い。
緩やかで広い登山路には所々にベンチ等があり軽快に足が進んでいく。しかし、岩斜面等になると丸太で組まれた登山路が幾度も現れ
「すごい所に道を作ったんだな」を感心させられる。又、ニノ鎖より少し手前付近では大きな崖崩れの跡があり登山路が岩で途切れている部分
もあった。 やがて表参道との合流点に到達。この少し先が名物“ニノ鎖”。ストック等をリュックにしまい大きな鎖がぶら下がっている岩場を登り
始めたが、上部から恐怖で動けなくなったご婦人が居たので何とか手助けをしてそのご婦人に降りてもらった後再度岩場に挑む。
しかし、小雨の為に岩が滑り、とても危険。声を掛け合いながら何とか登りきる。三ノ鎖は更に危険な為、止むなくう回路経て山頂に向かった。
山頂は強風と濃霧で何も観えず、天狗岳への道も当然ながら何も観えず頂上山荘の方から危険の為自重するようにアドバイスを受け断念。
山荘でゆっくり昼食を摂り下山しようとしていたら天狗岩方面から若い登山者が降りてきて「楽しかったですよ」。ちょっと悔しい。
下山後は今夜の宿泊先である因島に向かう。 明日(5/8)は移動観光で広島に!明後日(5/9)は大山に。 |
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登山口の神社で安全祈願 |
最初はこんなに整備された登山道 |
徐々に登山道らしく(でも広い) |
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こんな木で出来た登山路が続く |
横から見るとこんな感じです |
漸くニノ鎖分岐が見えて来た |
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この鳥居の上がニノ鎖(写真の余裕が無い) |
山頂は濃いガスが立ち込めていた |
登山道で出会えた花達 |
(5/9) 〜〜〜良い宿と難儀な階段状の登山路〜〜〜
前夜に到着した宿は大山の裾野に建つ“ペンションあすか”。この宿料金の安さは格別ですが、夕食や朝食は自家製の野菜やコメを使ったもの
でとても美味しいです。お風呂もユニークでした。御主人もお母さんもそして宿も素晴らしかった。
大山の夏山登山口はこの宿から直ぐの所にあった。登山口近くの駐車場で支度をし登山開始。宿の御主人が「夏道は階段が…」と言う言葉を
改めて思い出させるように、長い長い階段状の登山路が6合目避難小屋付近まで続く。
しかし、この登山路約15分間隔で“○合目”表示があり、とても有り難い。
登り始めて直ぐに阿弥陀堂があり、お参りを済ませる。暫くは緩やかな丸太で仕切られた階段状が続くも徐々に、自然の石や根っこので段差の
大きな階段状になっていく。6合目付近までの木々は殆どブナ林でとても美しい。
6合目避難小屋でしばし休憩し、山頂を目指すがここから8合目までは結構トリッキーな登山路が続くが8合目を過ぎると穏やかな木道が始まる。
意外な程早く9合目を通過すると山頂避難小屋が見えてくる。歩くテンポの軽やかになり程無く山頂に到着。
山頂から剣が峰が直ぐ近くに観えるが、土砂崩れの為通行不能(登山禁止の立て札有)になっていた。
やや肌寒い中昼食を摂っている内に薄い霧が掛かってきたので急ぎ下山開始。広い素晴らしい眺めの筈ではあったがやや薄い霧(雲)の為に
遠くの眺望は叶わなかった。下山もゆっくりではあるがテンポ良く降り予定より早く下山。下山後は鳥取砂丘に向かい見学して宿へ。
しかし、持参したS社の地図に記載されている歩行時間がかなりゆっくり歩いた我々よりも長い、時間設定の基準が分からない。
明日(5/10)は伊吹山へ。 |
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林の中に立つペンションあすか |
夏道登山口 |
阿弥陀堂 |
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綺麗なブナ林が続く(登山路は階段) |
五合目(徐々に木々が少なくなる) |
6合目から望む大山剣が峰方面 |
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9合目付近からの山頂 |
山頂避難小屋(結構大きい) |
山頂から剣が峰は登山禁止 |
(5/10) 〜〜〜運転休めで立ち寄ったが、快晴で花が素晴らしかった〜〜〜
鳥取から新潟まで走る続けるには少々辛い面もあり、以前登った経験のある伊吹山に“立ち寄る”ことにした。
伊吹山ドライブウエイで9合目まで上がるので、登山と言うより軟弱登山、ハイキング。運転疲れを取る休憩の為と計画した。
前回来た時は残雪も多く、花の一輪も見つけることは出来なかったが、今回は期待して良さそう。
9合目駐車場には観光客、ハイカー、登山者等の車が多く止まっていた。
多少風はあったものの青空が広がっていて絶好の登山日和。山頂に行くには3コースがあるが一般的な西ルートを選択し登り始めた。
登り始めてすぐ、登山道わきに白や黄色、紫、青の小さな花が一面に咲いていた。これらの花を観ながらゆっくりと山頂を目指した。
広々とした山頂には売店や食堂があったが、持参したコーヒーとお菓子で簡単な昼食を済ませ、東ルートで下山することにした。
東ルート入口には「危険!、登山口以外は進入禁止」と書かれていたが、そんな大げさな登山路ではないと思う。
その看板のお陰か否か、全く人影は無く静かな山歩きを楽しむことができたし、このルートの方が花も多かった。
時々山頂を振り返ると結構歩いたと思える感があったが、実際には山頂から40分弱で下山出来た。
長い運転で疲れた目や腰を労わることが出来、再び新潟までの“長〜い長〜い”運転が始まった。 新潟戻り20:00。 |
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西ルート山頂手前付近 |
山頂にて |
東ルートを下りながら山頂を振り返り観る |
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伊吹山で出会えた花達(名前は良く分かりません) |
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