≪紀行文≫
2週間前の会山行・大蔵山には随分積雪があったのですが、今日来てみたら山頂は雪が消え、5合目のブナの芽吹きも済んでいました。 |
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イワウチワが咲き始めました |
5合目 ブナが芽吹きました |
大蔵山山頂 すっかり雪が消えました |
今年は雪が多いのでまだ風越尾根は歩けるだろうと期待してきたのです。
三五郎山付近は残雪が豊富です。登山者は三五郎から左に折れて菅名岳方面に行ってしまいます。
風越山へ向うのは私たちだけでした。稜線は雪解けが進んですっかりヤブが出ています。尾根に沿って雪原の斜面を下っていきました。 |
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雪に埋もれていた小屋も姿を現しました |
皆さん菅名岳方面へ向います |
横山方面へ広い雪原を下ります |
横山は雪がすっかり落ちて藪が現れていました。少しくらいのヤブ漕ぎは覚悟してきたのです。いよいよヤブに突入します。
アイゼンを履いたままではうまく泳げません。藪こぎにはコツが要るのです。
悪戦苦闘してやっと抜け出すと、あとは広い雪堤を歩きます。行詰まるとまた藪に入り、抜け出すことを繰り返して下って行きました。
兎平分岐辺りで飯豊連峰を眺めながらランチにしました。 |
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横山はやぶが出ています |
やぶに突入です |
飯豊連峰をみながらランチにしました |
ランチのあとはまたヤブ漕ぎです。風越山に向かう広い雪の尾根からはず〜っと川内山塊と粟・白山の展望がついてきます。
ヤブをかき分けて風越山に立つと、真向かいの権現山が根を張って立派です。 |
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風越山に向かう広い尾根から大蔵山方面を望む |
風越山山頂はやぶになっています。 |
残雪の風越尾根を下ります |
風越山からは夏道があるのですが大分荒れています。雪渓切れからの移り際には道探しをしなければなりません。
古いナタメとマーキングがたよりです。
沢を流れる水音が聞えてくるとコシアブラの若芽が開いていました。
クマのフンもありました。もう出没しているのでしょう。間もなく鉄塔に到着して長い尾根歩きも漸く終わりました。 |
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ナタメが頼りです |
コシアブラの若芽が美味しそう |
漸く鉄塔まで下って来ました |
大蔵遺跡に寄っていきます。八重桜が綺麗でした。
実は欲張って下山コースを不動堂山経由と目論んで、きのこ工場の林道入口に車をデポしてきたのです。途中、藪で不動堂山コースの分岐も
判然としないまま、尾根を下ってきたので、下山したら車をピックアップに行かなければならなくなったのです。
今日は大蔵山から、ぐるっと周回するだけなのですが結構タフなコースになりました。
名残の残雪歩きができて満足な1日でした。
(おわり) |
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大蔵遺跡に立ち寄りました |
不動堂山は春色満開です |
集落内を歩いて車のピックアップに向ったのです |
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歩いた軌跡歩程7時間45分(休憩含む) |
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