≪紀行文≫
〜〜〜〜美しい白銀の山肌に潜む危険〜〜〜〜
お天気も良いので風越山から大蔵山の周回コースを歩いて来ました。
朝、大蔵山登山口駐車場で待ち合わせ、1台車を此処に置き、もう1台の車で大蔵遺跡まで行き支度をし歩き出す。
杉林の中を送電線の保守管理用の道に入り鉄塔を目指す。鉄塔からは尾根歩きで今は雪も無く未だ藪にもなって居ません。
途中倒木が有り「短い脚」で跨いだり又迂回をしながら登る。尾根にはイワウチワのピンク色の蕾、開花はもう少し先のようです。
50分も登ると雪も出た来て少し「ぬかる」もワカンは必要無さそう。雑木林の中を歩き易い所を選びながらひたすら登る。
新雪も少し積り雪の上にはカモシカや猿の足跡が付いている。
雪も多くなり藪は無くなり見透視は良くなるも今日は気温も高く「春霞」かそれとも「黄砂」のせいか眺望は良く無い。 |
登り着いたピークで一休み、此処まで登ると不動堂山より高く目の前には白山や粟ヶ岳が見える。
不動堂山の方から登って来たのか2、3日前の「ワカンのトレース」が有りました。 |
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霞む白山 |
途中のピークで休憩 |
後は此のトレースの上を歩き雪庇の張り出した風越山々頂に着く。
此処からこれから行く大蔵山も良く見え稜線を2人歩いているのが見えました。 |
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風越山々頂 |
横山を目指す |
気温も上がり雪も柔らかく少しぬかり出し出したがワカンは未だ着けないで兎平への分岐を過ぎ横山に登る。 |
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風越尾根から見た大蔵山 |
横山山頂へ |
山頂で「トラブル発生」。横山、登った反対側の斜面の雪の崩落が始まり山頂の雪にも亀裂が入りその上に新雪が積もり亀裂が判らず1人
腰位まで潜る。自力で脱出出来ましたが雪解けの山は怖いです。 |
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雪の割れた横山 |
風越尾根右のピーク風越山 |
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又ここからの下りも少し怖い所も有り滑落しない様に慎重に通過する。
此処から張り出した雪庇を踏み抜かない様に気を付け最後の登りを登り三五郎山の分岐で
菅名岳や眼下を流れる阿賀野川を見ながらのランチタイム。
昼飯を食べて居るすぐ前を女性が単独で通過、何処か見た事の有る人「会友のKさん」でした。
これから菅名岳に登り巾沢に下る周回コースを歩くそうです。
風も無く温かいのでゆっくり休憩の後下山する。
このコース12日前にも歩きましたがでも今日は気温が高いので雪が柔らかく歩きずらい。
大蔵山の山頂も12日前より雪は少ない。
大蔵、菅名のコース天気は良いのに訪れる人は少なかったです。
又、風越尾根コース誰にも会わず静かな山歩きが出来ました。
大蔵山からは歩き慣れた道を下山、駐車場から大蔵遺跡まで行き車を回収、後は馬下の
保養センターの温泉に入り帰りました。
(おわり) |
大蔵山々頂 |
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