≪紀行文≫
〜〜〜気になっていた山“じんひんとうさん”に〜〜〜
人品頭山は飯豊連峰に源流を発する新谷川の右岸に聳える小山です。その変わった名前に惹かれて一度は登りたい山の一つでした。
3年前に馬ノ髪山の帰りに下見した時に、ヤブこぎを避けて残雪期に来ようと、宿題にしていたのです。
県道を右折すると新谷川沿いの車道は道幅が狭いのですが奥まで除雪が伸びて、アロマ漂う○山牧場の脇を通り三川実習体験館前で除雪
が終わっていました。
除雪端に駐車して、ワカンを着けて出発です。雪原の先に丸いお椀を伏せたような人品頭山の山頂部がみえました。 |
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廃屋のような三川体験実習館が建ってた |
除雪終了端に駐車しました |
ちょっぴり山頂部が見えました |
実習館の左脇を登ると一段上は広い雪原になっています。
今日はコンパスの矢印のとおりに雪原を横切り北東に真っ直ぐに進むことにしました。
登り始めは杉林の中を左に沢型を見ながら行くと対岸の木枝に赤いマーキングを見つけたので、傾斜の緩いところをトラバースして対岸の
尾根に乗り換えました。
露岩が出て来ると傾斜がきつくなります。 |
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建物の上は広い雪原でした |
杉林から登ります |
露岩の急斜面を登ります |
ジグザグに上って行くと間もなく山頂に着きました。
山頂は雑木林に囲まれていす。木立の間から棚橋山、馬ノ髪山、東に蒜場山、南東に棒掛山、土倉山が間近に見えました。 |
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山頂はもうすぐです |
新谷川の上流部の棒掛山 |
蒜場山は真っ白です |
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シャチの頭のような馬ノ髪山 |
台形の棚橋山 |
トンガリの土倉山 |
展望を前に頂くランチは美味しいのです。
陽射しはあるのですが、やはり雪の上は冷たくて、じっとしていると寒くなってきます。早々に切り上げると下山しました。
途中、日溜りにサルがいました。 |
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ランチは楽しい |
尾根を乗り換えました |
サルも陽気に誘われて姿を現した? |
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帰りは湯&ゆうで汗を流しました。
平日の公共湯は空いていてゆっくりできま
すね。
秋に予定しているマンダロク山はまだ雪を
べっとり付けています。
登り終えてみれば只のヤブ山でしたが、
念願の山に来れて今日はいい山行ができ
ました。
(おわり)
←歩いた軌跡:歩程2時間30分
(上り1時間20分 下り1時間10分)
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岩谷峠からマンダロク山 |
歩いた軌跡(クリックで大きくなります) |
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