≪紀行文≫
                        〜〜とてもラッキー!素晴らしい天候に恵まれる〜〜

 昨年も同じ時期に登ったものの、今年は積雪が多い。
 関係市役所にどんぐりの森までの除雪状況を確認するも、小生の聴き方が悪いのか、どうもアヤフヤで要領を得ず、最終的回答が
 「未だ駄目だと思いますよ」。 五頭山をあきらめ弥彦山にでもと思っているところに友人から電話。「五頭の道は入れますよ!」。

 さて五頭山に決めたものの、天気予報がいまひとつで、明日4日の方が天気(曇り時々晴れ)は良さそう 。
 と言うことで予定日より一日順延することにした。結果大正解の“快晴”。

 友人のアドバイスで、新潟を早目に出発したものの到着した駐車場は既に満杯。やむなく駐車場より少し下がった路肩に駐車。
 ちょっと気が引けるも背に腹は変えられぬと勝手に解釈し道路上で登山準備。
 (勿論、車を目一杯雪壁に寄せ、先に止めていた車との車間距離も念入りに確認)

 やはり雪が多い。登山口からかなりの積雪で昨年の写真と比較しても一目瞭然。
 旧スキー場の脇を通って、三ノ峰登山口。ここからは真っ青な空に登るがごとく急こう配の雪道を登るが、踏み跡を外すと「ズボッ!」と足が
埋まってしまう。
駐車場から直ぐの道 三ノ峰コースの入り口 写真で見るより勾配がある

 足元に注意を払いながら、雪の急斜面を登るも時々素晴らしい雪景色に目を奪われる立ち止まる。
 どんどん視界が広がり、急な斜面を這い上がると丸い雪原のようなピークに出る。非難小屋小屋のある三の峰に到着。
どんどん視界が開けてきます。素晴らし景観にしばし足も止まります。 三ノ峰に到着

 小屋は深い雪に埋もれ、深く掘り下げて穴の底に小屋の入口が見えた。
 三の峰からの二の峰、一の峰、山頂、そして飯豊の眺望は素晴らしい。
 一の峰から山頂にかけた尾根に多くの登山者の列がはっきりと見える。
 ワイワイと騒ぎながら眺望を楽しんでいたら、楽山会大先輩のSさんに声をかけられた。
 後から登ってこられて、追いつかれ追い越していかれた (早〜いと感心)。
かなり深い場所に小屋の入口 三ノ峰(飯豊方面の展望が素晴らしい) 二ノ峰に立つ登山者(一ノ峰も見える)

 この先からのアップダウンは雪がサラサラでステップが固まらず多少苦心するも、360度の素晴らしい景色と比較すれば
何も苦にならない。素晴らしい樹氷や眺望を楽しみながら漸く到着した山頂からは飯豊連峰が素晴らしい峰々を魅せてくれた。
 でも先に来ているはずのSさんが見当たらない、松平山方面にでも行かれたのだろうか、先に踏み跡は見当たらないが。
 (山頂から少し降りたところで食事をされたいたので見えなかった)
一ノ峰から山頂への稜線(遠くは飯豊) 山頂への稜線に咲く樹氷 山頂から一ノ峰を振り返り観る

 あまりにも素晴らし景色に見とれていた為、昼食場所確保の雪面踏み締めや準備がおろそかになってしまうほど。
 温かい飲み物や食事、コーヒー等を楽しんだ後、後ろ髪を引かれつつ山頂を後にした。
山頂からの大パノラマ(飯豊連峰がとてもハッキリと観えた) 温かいもの作り昼食タイム
下山路は往路を戻るも気温が上昇し、三の峰から登山口への下山は雪が緩みとても歩きづらくなってしまった。
 幾度か足を取られながらも無事下山。
 とても素晴らしく満足一杯の五頭山だった。  
                      終わり。
                
山頂付近(とても美しいコントラスト) 山頂付近で(この頃すっかり日焼け)

 個人山行紀行文 12.03.04日(日)
晴れ
五頭山
913m
参加者3名
(男1名、女2名)
2070 S/F
≪コースタイム≫
   新潟(7:20)=どんぐりの森(8:10)〜三ノ峰登山口(8:35)〜三ノ峰(10:05)〜二ノ峰(10:20)〜一ノ峰(10:30)〜
   山頂(昼食10:45-11:30)〜往路戻る〜どんぐりの森(13:20)=新潟(14:30)