≪紀行文≫
                         〜〜〜全国にある愛宕神社の総本山の表参道を登る〜〜〜

 甥の結婚式で関西に出かけたので、そのついで愛宕山に登りました。全国にある愛宕神社の総本山になるそうです。
 7月31日には千日参りが行われ全国から集まった信者が夜通し山を登り、それは賑やかと駐車場のおばちゃんが話してくれました。

 清滝の川沿いの駐車場に車を置いて、今日は日曜日なので駐車代は1000円。
 橋を渡り、表参道を登ります。二の鳥居をくぐり民家の脇を通り、ケーブルの跡を見ながらの急坂が続きます。
 久し振りの山歩きには結構こたえます。40丁分のいくつと書かれた標識が次々に出てくるのが励みになります。
清滝の駐車場 表参道登山口の鳥居 ありがたい標識

 登り始めて10分ほどで水場があります。その名も「お助け水」なんやら京都らしい。おいしい水を飲んで一息いれ出発です。
 あとから来た若者たちが水を飲んで歓声を上げています。
 参道と言っても甘くはなく、階段の登りがひたすら続きます。難儀なことです。
お助け水 若者で賑わって 階段をひたすら

 さすが、京都の神社の参道です。小さな祠やら、石仏やらが多く祀ってありなかなか風情があります。
 ちょっと京都の山の雰囲気を味わいながら・・・と思うのですが、階段状の登りがきつくふぅふぅ、はぁはぁです。
 ようやく五合目の小屋に着きましたが先着で混み合っており、ここはスルーして先へ進みます。
小さな祠 赤い前掛の地蔵さん 五合目の小屋

 五合目の小屋を過ぎるとすぐに大杉が祀られています。ここよりしばらくはトラバースの道になり、やれやれと思ってばかりはいられません。
 七合目の小屋を過ぎた頃に、とうとう心配していた雨が降ってきました。
 カッパを着、傘をさし、杉木立の中の登り。また、道は階段になりきついです。
大杉大神 七合目の休憩所 杉木立の中

 花売り場の建物を過ぎ、黒門をくぐります。ここからは神域になるそうです。
 まだ雪が残っています。滑らないように注意しながら神社への階段をひたすら登ります。
 もうこれでお終いかなと思ってもまだまだ、神社までは結構な階段でした。神社に参拝をして、境内の休憩所でお昼です。
 薪ストーブが焚かれていて寒い思いをせずに過ごすことができました。
雪が残る黒門 石灯篭が続く階段 山頂になる愛宕神社
 
 下山は、月輪寺の方を回って帰る予定でしたが、雨足が強くなってきたので来た道を戻ることにしました。
                                                             終わり



 個人山行紀行文 12.03.04日(日)
曇り後雨
愛宕山
924m
参加者2名
(男1・女1)

2052 M/T
≪コースタイム≫
  清滝駐車場9:50発→ お助け水10:00→五合目休憩所10:55→七合目休憩所11:20→愛宕神社山頂12:10(40分休憩)→
  五合目休憩所13:45→清滝駐車場14:30着