会山行紀行文 12.12.15(土)
曇り後晴れ
榛名山外輪山
(そうまやま)
天目山・相馬山

1303m 1411m
参加者36名
(男11・女25)

(紀行文2072 M/M
(写 真)2072 M/M 他
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=渋川伊香保IC=榛名湖畔(9:15)…永宝山…天目山(9:40)…磨墨峠(11:55-12:30)…相馬山(13:15)…ヤセオネ峠(14:15)=関越道=新潟駅南口(19:10)
≪紀行文≫
                              〜〜〜榛名外輪山、自然と湖の展望を楽しむ〜〜〜
 日本の略中央に位置する群馬県は南東側に平野が広がり、北西側には上信越国境の山々や関東山地が連なり、その間に赤城山や榛名山、妙義山の上毛三山がそびえています。“榛名外輪山”は自然環境に恵まれ美しい自然と気軽な山歩きが楽しめます。
 車で関越道を走り東京に向かうと大きく裾野を広げ、その上部に多くのピークが林立する榛名山(200名山)が正面に見えます。
 数ある外輪山の中で相馬山は帰部(かもん)ヶ岳(1449m)に続く第2の標高があります。
 榛名山は湖を中心とした古い火山(6世紀末に1回目噴火)、又信仰対象の山で歴史を感じます。
 外輪山を歩けば充実した縦走登山になり春はサクラスミレが咲き、初夏にはヤマツツジやレンゲツツジ、夏にはユウスゲ、カラマツソウ、マツムシソウ、キキョウなど草原の花が登山客を癒してくれます。

 山行の数日前から未だ12月なのに想定外の大雪が中越地方に降りました。
 “榛名山外輪山”もどの位雪が有るのかと思いつつ参加された人も一年を締める最後の会山行となりました。
 私自身も何かいつもと緊張感が感じられ、未だ暗い雨の中、駅南に車を走らせました。

 集合時間に遅れた人も無く、山友の声が「おはよう」「よろしく」「久し振り」等の朝の挨拶で山行の一日が始まりました。

 雨降る中、バスに乗りラストリーダーが人数を確認し、駅南を予定通り出発しました。
 Hリーダーは栄パーキングで乗り参加者は36名です。
 関越道ではリーダーが今日の注意点や危険な場所の説明がありました。

 バスは走り関越トンネルを過ぎても山には雪がありました。

 伊香保ICを降り頃には晴れ、しばらく走ると子持山、小野子山が見える車中からの景色でした。
 登山口近くのの榛名湖畔に着き、登山装備をしリーダーからのお話しと新人紹介がありました。
越後川口SAでの輝く朝日
榛名湖畔と榛名富士 リーダーの話しと新人紹介 登山口まで元気に歩きます

 急な木道の階段を15分位登り天目山で休憩を取りました。
 山頂ではリーダーから山の話しを楽しく聞き、下りは枯れ葉を踏みしめ皆さん元気に降り、相馬山向かう登山道は防火帯の広い道で、快適に歩くことが出来ます。
山頂でリーダーの話しを聴くメンバー 皆さん元気に降ります 防火帯の広い登山道

 快適に登山道を進んでいくと途中東屋が建つ広場があり、振り返ると磨墨(するす)岩が見えます。
 この場所で昼食となり、記念写真も撮りました。
東屋と後方に磨墨岩 磨墨(するす)岩を観ながら昼食 記念撮影
 昼食休憩の後、いよいよ相馬山への登頂です。

 ヤセオネ峠への分岐点まで来ると赤い鳥居が見えてきます。

 この鳥居の前にリュックを置き相馬山山頂へのピストンです。

 ここからの登山路は鎖場や梯子が設置された岩場等もあり結構楽しめる。
 
 山頂はあまり広くはありませんが、黒髪神社や信仰の山らしく大きな石仏が立っており、山頂からは浅間山や八ヶ岳、日光連山等の大展望が広がっていました。
相馬山山頂はここから登ります
こんな梯子場もあります 山頂はもう直ぐ頑張って! 相馬山山頂

 下山は相馬山の鳥居が建つヤセオネ分岐からヤセオネ峠に向かいます。明るい登山道を下りますが沢山の古い鳥居が見えてきます。

 もう後僅かな時間で立派な赤い鳥居が建つ車道にでます。ここが下山口です。

 ここからはバスが待つところまで車道沿いの歩道を歩きました。
沢山の鳥居をくぐりますと下山口です 赤い鳥居が建つヤセオネ峠の下山口 バスは目の前もう少し「お疲れ様」
 一年を締める榛名山外輪山(天木山・相馬山)は全員無事下山しました。

 リーダーはじめメンバーの皆さん楽しい山行有難うございました。


(この集合写真は1866 S/Tさんです)