今日の山行は、「艫岩(ともいわ)!!」「(先週末『新潟がたふぇす』絡み)クレヨンしんちゃん追悼」というより、メインテーマは「秋の雲」「下仁田ネギ」か……。などと漠然かつ自分勝手に感じる中で、内山峠に向かう道は、「素晴らしい紅葉」に彩られていく。
標高230mの下仁田ICから、内山峠1,060mまで、40人を乗せたバスは一挙に登る。
この素晴らしい紅葉の後に、くっきりと目に入ってきたのは、間近に見える「艫岩(ともいわ)」。
やっぱり凄い。
内山峠駐車場は、地元群馬県ナンバーでぎっしり。山頂は紅葉のピークを越したはずなのに、この山の人気は高い。
急ぎ準備をして、4班編成40名で内山峠を出発。気温は低い。いつの間にか冬ズボンに変える時期が到来していた。 |
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車窓から観る荒船山“艫岩” |
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大混雑の駐車場で急ぎ登山準備 |
班ごとに出発「お!熊出没か!」 |
しばらくは柔らかな落葉を踏みしめ歩く |
荒船山山頂に向かうコース中、強風が吹き抜けるところが多い。荒船山は、どうやら風の通り道にあるらしい。 |
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やがて勾配も急になってくる |
陽射しが暖かいが冷たい風が通り抜ける |
幾度かのアップダウン「足元注意!」 |
最初の見どころ内山峠〜艫岩のほぼ中間点にある「はさみ岩」。大岩がせり出した巨岩の塊で、昔はここに、荒船山出世不動尊がまつられていたが、火災により堂が焼失し、名残である大きな「礎石」が今も残っているらしいが見なかった。
一方「一杯水」は、橋の下で簡単には近づけない。水場としては不適。 |
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“はしみ岩」せり出した岩に圧倒される |
“一杯清水” |
さらに石を削った階段や梯子を超えると、一挙に台地の上に出る。
「艫岩(ともいわ)」前の東屋は、すでに登山客でぎっしり。「いい匂い」が漂う。どうやら「鍋山行」に大人数グループが来ているらしい。
「鍋山行」だと、なぜかびっくりするほど食べてしまうことを思い出す。単に「がっついているだけ??」それとも「山行中の鍋はやっぱり別物」なのか。 |
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梯子や鎖が頼りの登山道 |
広い溶岩台地に出る |
東屋は混んでいた |
「艫岩(ともいわ)」からは、まるで町の大きな都市公園での散歩。葉の落ちた公園??は若干抜かるんでいたものの、皆さん、その中を楽しく歩いていく。 |
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“艫岩展望台”と艫岩 |
広い溶岩台地のフラットな登山道を進む |
「荒船山」の最高点は「経塚山1,422m」。最後に70mを直登して、狭い山頂に到着。
不思議なのは、直前の案内板は「行塚山」。山頂には「経塚山」の案内板。うーんどっち?
少し戻った「昼食場所」は、なぜかその場所だけ風がない「陽だまりの台地中央広場」。ゆっくりと昼食を楽しむ |
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最後の直登を上がる |
狭い山頂に小さな山頂標 |
「陽だまりの台地中央広場」で昼食 |
下りにもう一度「艫岩(ともいわ)」に戻ると、今度は「浅間山」が真っ白な雄姿を見せる。
黒斑山(くろふやま)も白黒にもきれいに見える。
残念ながら参加できなかった集中山行「湯ノ丸山」「烏帽子岳」も見える。
それ以上に見えて怖いのは、艫岩の下。と言うより、怖くてよく見えなかったものの……。 |
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帰路“艫岩”に立寄る。怖々と足元を覗きこむ人、冠雪の白根山等の遠望を楽しむ人等々。 |
強風の中を下山。梯子・滑りやすい階段で渋滞したものの、全員何事もなく駐車場に到着。 |
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滑りやすい岩場、ステップが狭い為慎重に降りる |
登山口で待つバスが見えてきた |
急ぎ「西下仁田温泉 荒船の湯」に向かう。この温泉、予想外に濃い泉質。大満足。
これでまっすぐ新潟へと思ったら、リーダーの配慮で急きょ「道の駅」へ。
思わず念願の「下仁田ネギ」を共同購入。甘くて太いおいしいネギ。
昨年以前、数多く下山した中央線の駅前には、JA「野菜の直売所」が急増。関東近郊の高速道路SAも同様。
かみさんへの「山行お土産(山もり野菜)」で「山行のお許し」を毎回頂いていた?「山仲間(男ども)」を、懐かしく思い出す。
やっぱり、今日は「下仁田ネギ」山行でした。
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(荒船の湯と下仁田ネギ) |
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荒船山山頂(経塚山)にて集合写真“左が1班と2班”、“右が3班と4班”。写真提供はリーダー1342T/H。 |
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