会山行紀行文 12.11.09(金)
曇り後晴れ
清掃登山
(やひこやま)
弥彦山

634m
参加者11名
(男3・女8)

(紀行文2070 S/F
(写 真)2070 S/F
≪コースタイム≫
弥彦神社駐車場(8:55-9:05)…5合目(9:55)…9合目(10:30)…山頂奥の院(10:50-11:00)…山頂駅(11:15-11:50)…弥彦神社駐車場(12:50)
≪紀行文≫
                           〜〜〜神様が山を掃除したので、登山日和のご褒美をくれた〜〜〜
                              
≪弥彦山紅葉パトロール(清掃登山)に参加して≫

 久しくパトロール活動に参加する機会がなかったが、自身の会山行行事も全て終え、多少時間的余裕も出来たので申し込んだ。
 しかし天気予報は今ひとつ、前夜遅くなっての予報でやや回復傾向と出るが、雨具を確認し集合場所に向かう。
 休日なら差ほど時間を要さないのだが、平日の通勤時間帯は予想がつかない。焦りながらも何とか集合時間に間に合う。
 しかし諸先輩は既に準備完了しておられ流石。
 新潟楽山会会員なら誰でも知っているがロープウエイ山麓駅に向かう“万葉の道”を少し進み、左側に鳥居が観える。ここが登山口。
 春子沢に架かる橋を渡った所で全員集合し、Kリーダーから今日の説明がある。
 杉林の緩やかな登山道を登り、清掃開始。
万葉の道を進む 登山口の鳥居(橋の向こうに諸先輩が) Kリーダーより説明
 
 登山道が徐々に勾配を付けてくるが、メンバーは足元を観ながらゴミ探し。
 登山道には小さなゴミしかなく概ねキレイ。しかし、登山道の路肩斜面を見ると菓子袋、ビニール製品、ペットボトルなどが落ちている。
 中には見えているのだが、藪と急斜面の為採取断念のゴミもあった。
下を見ながらゴミ探し 小さなゴミが少し「あまりないね」 「こんななのがあった」路肩から発見。

 大きなゴミを見つけると「お宝ハッケ〜ン!」等と言いながら楽しく清掃していく。
 下を見ながらの登山となるが、高度を上げるにつれ紅葉が美しい。「わーキレイ!!」の声で顔を上げシャッターを押す。
徐々に色づく葉が増えてくる 5合目付近、紅葉が美しい 7合目手前、紅葉の向こうに9合目が観える

 6合目を過ぎると紅葉も一段と冴えてくる。そしてメンバーのゴミ袋も重くなってくる。
 美しい紅葉の向こうに見える“里”越後平野は霞んでいるが、何とも言えない光景だ。

 7合目の御神水を頂き、後少しで9合目と綺麗な登山道を上がっていく。
里見の松からの、正に“里見” 7合目、御神水を頂く 9合目はもう直ぐ

 漸く9合目到着、ここは弥彦山頂とた多宝山を結ぶ鞍部で、日本海側からの冷たい風が当たる。汗ばんだ身体が急激に冷えていく。
 しばし休憩の後、山頂(奥宮)を目指して階段状の登山路を上がっていく。この辺りは観光客も多い為かゴミが結構集まる。
 山頂で集合写真を撮るが、北風が冷たく昼食はRW山頂駅の中で頂くことになった。
9合目、冷たい日本海の風があたる 山頂(奥宮)を目指す。ゴミが結構ある。 山頂(奥宮)到着。「寒い!」

 RW山頂駅での昼食も、どんどん上がってくる観光客の前ではいささか食べづらい。
 食事を終え、下山開始。9合目を過ぎ南斜面の登山道に入ると陽射しが暖かくとても気分が良い。
 登山路から見えた斜面の紅葉がパッチワークのように美しい。
 下りは、拾い残したゴミを見つけながらの下山ではあったが、暖かい日差しで紅葉を楽しみながらの下山だった。
昼食を終え、下山開始。 紅葉と陽射しが暖かい 山の斜面の紅葉(向こうは国上)

 緩やかな杉林を通過し、登山口の鳥居が見えてきた。
 予定よりも1時間も早い下山となったので、弥彦神社の参拝と、今開催されている菊祭りを見学。
 心配された天候は、まるで神様が我々に“清掃に対する御褒美”と言わんばかりの登山日和の中楽しむ事ができた。感謝、感謝。
登山口の鳥居が見えてきた 弥彦神社、後方の弥彦山が陽を受けている 菊祭り
山頂(奥宮)にて 紅葉以外にもこんな素敵な姿が