会山行紀行文 12.11.04(日)
晴れ
秋の集中登山
(かくまやま)
角間山
1981m
参加者
22名(男8・女14)
(紀行文)2134 Y/M
(写 真)1866 S/T
≪コースタイム≫
 新潟駅南口6:10=北陸道=長野自動車道・湯の丸高原IC=地蔵峠9:50=登山口10:15~九十番観音分岐10:45~角間峠11:05~角間山(11:45-12:25)~角間峠12:45~分岐13:00~登山口13:25=地蔵峠・全員集会=新潟駅南口17:05

                         ~~~初めての秋の集中登山、最高の天気と展望~~~
≪紀行文≫
 秋の集中登山は今年も長野県・湯の丸高原一帯の山で行われます。私は、Cランクの角間山に申込みました。
朝から快晴!、大型バス4台で新潟駅を出発。途中の高速道路からは、妙高山や火打山がきれいに見えました。
妙高PA。妙高山・火打山が見えます 登山口の「雪山讃歌の碑」 絶好の天気で歩きだす

 湯の丸高原・鹿沢温泉の「雪山賛歌の碑」を後にして10時15分、いざ出発。
 快晴の空の下、気持ちよく歩き始めると山道には3cmほどの霜柱が。
 少し急な坂を登るうちに汗ばんでくる。15分歩いた所で小休憩、着衣を調えて再出発。
 右手には落葉松林、黄葉の葉が散りかけている。
落葉松の緩い坂を登る 「左・九十番観音」の分岐 青空の下、気持ちよく登る

 登るにつれて熊笹が足元に広がってくる。11時5分、角間峠に到着。木の香も新しい東屋が出迎える。
 湯の丸スキー場を眼下に見ながら更に登ると、岩場の山道が。危険防止の板の柵が続く。
 日陰にはホンの少しだけど雪が残っている。
角間峠に到着 角間峠案内板 ササ藪の中を登る 

 真っ直ぐな樹木が美しく白秋の詩が頭をよぎる。
 「落葉松の林を出でて、落葉松の林に入りぬ。落葉松の林に入りて、また細く道はつづけり」
 左にはダケカンバの白い幹が並んでいる。幹の間から湯の丸山山頂を望む。
段々と風景が広がる 頂上直下で周辺の山を眺める 山頂がしっかりと望める

 11時30分、右手に突然富士山が見える。「本当に富士山?」と登山初心者の私は何度も叫ぶ。
 青空の中にあの見慣れた富士の形。幸せ!
 11時45分、岩のゴロゴロする急な坂を上り詰めると、ついに山頂。あまりのすばらしい景色に立ち尽くす。

 右から妙高、火打。続いて北アルプスの山々。槍ヶ岳に穂高。すべて青空をバックに、雪の白さでくっきりと見える。
頂上直下、最後の急登  山頂の様子 風景を見ながら昼食

 空に浮かんでいるアルプスの左には、湯の丸山と湯の丸スキー場。左手には浅間山とその裾野が広がる。
 真後ろにも関東の山がはるかに見える。
 360度のパノラマ、感動の景色の中で昼食。
 桟敷山が目の前に  左・湯の丸山/右・烏帽子岳  遠く富士山も見える
 北アルプスの大パノラマ。 穂高、槍、白馬、鹿島槍、五竜岳、唐松・・・・
 湯の丸高源パノラマ。 左奥に浅間山、手前に桟敷山。 篭の登山、池の平、湯の丸山、烏帽子岳

 心ゆくまで風景を楽しみ、昼食を終えて山頂から下山。

 狭い山頂を避けて、角間峠広場で全員の集合写真を撮る。
 どの顔にも満足の笑顔が広がる。

 地蔵峠まで戻って、今日の参加者全員による集会が行われる。

 高橋会長の挨拶や事務局長の業務連絡などがあった後、4台のバスに分かれて新潟へと帰る。

 今年の春に入会した私にとって、秋の集中登山は初めての参加でしたが、素晴らしい天気に恵まれて、先輩の皆さんとのとても楽しい一日でした。

 いつまでも思い出に残る山行となることでしょう。
                               (おわり)
  
角間峠での集合写真