≪コースタイム≫ 新潟駅南口(7:05)=(日東道、7号,神林)=南大平ダム湖公園(8:40-8:55)…臥牛展望(9:50)…佐渡展望(10:20)…大平山山頂(10:50-11:05)…南大平ダム湖公園キャンプ場(12:40-14:40)=(神林、7号、日東道)=新潟駅南口(16:10) |
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≪紀行文≫ 〜〜〜さあー森へ出かけよう!“ブナ原生林がある大平山”〜〜〜 本日のトレッキングのブナ原生林がある大平山(560m)は、新潟県のブナ林100選の一つに選ばれている。 豊かな森林資源に恵まれている新潟の里山の森をもっと知って、もっと楽しむためにさあー森へ出かけよう! 今朝はさわやかな秋晴れである。午前6時半いつもの新潟駅南口乗車場にはもう3人のメンバーが来ていた。 気持ちよく晴れ渡った青空を見上げながらみな晴れ晴れとした表情である。 午前7時、全員が揃ったところでバスは日東道・国道7号を経由して神林の南大平に向けて出発。 バスの進行にしたがって五頭山塊・二王子岳・櫛形山脈などお馴染みの山容が次々と眼前に現われる。 車窓から見える岩船米の刈入れが済んだ田圃は、もうすっかり秋の風景である。 8時40分南大平ダム湖公園に到着。各人手際よく登山の支度をはじめる。支度が終わった者からリーダーの指示で登山口手前の駐車場に集合。 いつものように各人ストレッチして心と体をほぐします。ケガを防ぐ目的のほか、緊張を解きほぐして、リラックスしやすくするということだ。 さあー1班を先頭に出発です。ゆっくり歩きますとリーダーの声が聴こえてきた。臥牛展望まで略45分の行程である。 登山口から少し歩くともう深緑の樹林帯である。うっそうとした雑木林・杉林の中は晴天でも薄暗い。 整備の行き届いた登山路を小さなアップダウンがあるもののゆったりとした気分で森林浴を味わいながら歩く。 登山路は時々スポンジのようなフカフカしたところもあり、非常に感触がよい。 臥牛展望、展望スペースは無いので立ち止まって小休憩。樹林のわずかに開けた空間からは村上市街地東端にそびえる臥牛山が展望される。 なるほど牛が臥せている姿に似ている。臥牛山には幕末の戊辰戦争で焼失した村上城があったところである。 |
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登山口に向かう | 臥牛展望 | 臥牛展望より眺める | |||
展望を楽しんだ後は、大平山頂めざして出発です。 |
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歩き始めてしばらくすると杉林が終わりブナの木が目立つようになってきた。 ブナ林の中には樹齢300年も経ったと思われるブナの巨木が辺りを威圧するかのようにすっくと立ちはだかっている。 ときどき樹林の中を涼風が吹き抜ける。汗ばんだ身体に心地よい。 佐渡展望を過ぎたあたりからは、ときどき林冠の木洩れ日を浴びて登山路を歩いていると山頂直下の急坂に差し掛かった。 ロープが張られていない。木の枝につかまり慎重に登る。 |
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立木が遮る佐渡展望 | ブナ林の登山道 | ||||
急坂を登りきると、眼前がひらけたところのその先には木柱の山頂標識が立っていた。漸く大平山山頂に到着。 360度の大展望とはいかないが、西に鷲ヶ巣山、南に光兎山を澄み切った青空のなかに望むことが出来た。 展望をゆっくり楽しむ間もなく、記念の写真を撮り終わるとすぐとんぼ返りである。 11時に山頂を出発。昼食の豚汁作りをしなければならないからである。 |
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山頂1班 | 山頂2班 | 山頂3班 | |||
それまで昼食はお預けだ。みなさん、豚汁のご馳走を思い浮かべながら今登ってきた路をなぜか足早に下っていた。 とくに山頂直下の急坂は滑りやすいので、リーダーより迂回した方が安全でしょとの声が上がり数人は実施したが、他は登りと同じく木の枝につかまりながら慎重に降りる。登山道が濡れていなかったのが幸いだった。 |
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滑りやすい登山道を迂回した人 | 滑りやすい登山道を注意し降りる人 | ブナ林の登山道2 | |||
12時40分概ね予定通り登山口に到着。隣接している大自然が満喫できる南大平ダム湖公園。 キャンプ場にあるバーベキューサイトでは早速トン汁作りに取り掛かる女性陣が頼もしい。 できあがった大鍋3個のトン汁は味よし、量よし、お代わり自由。美味しいトン汁がお代わり自由はいいですね。 食事を終って片づけるころには大鍋はすっかりきれいになっていた。 各人帰り支度を済ませると広場に輪になって集合。新入会員初め、全員の自己紹介があった。 |
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キャンプ場での自己紹介1 | キャンプ場での自己紹介2 | ||||
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