≪紀行文≫
~~~新潟県最高峰と雲上のお花畑で感動のお泊り山行~~~ |
≪1日目≫(7/27)
私は今回初のお泊り山行、そして新潟県最高峰(百名山)の火打山。
楽しみと共にドキドキ感少々ありで新潟駅南に集合しました。
朝6時、当日は真夏日予報の新潟市から、14名を乗せたバスが避暑地「妙高高原・笹ヶ峰」を目指します。
バスは予定時間どおり笹ヶ峰に到着、標高は約1300M。
登山口で、Tリーダーから先日下見した際の登山道の状況などの説明があり登山を開始しました。
最初は白樺林の中の木道をウォーミングアップがてら、ゆっくり軽快に進みます。
黒沢橋で小休憩、沢の水が冷たくて気持ち良かったです。
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笹ヶ峰ノ登山口でTリーダーの説明 |
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白樺林の中の木道をゆっくり軽快に進みます |
黒沢橋で小休憩 |
ここから本格的な登山道、十二曲りを過ぎてからは急登が多く、小休憩を何度か取りながら進みます。
林の中の登山道のため直射日光こそあたらないが、そこは真夏の気温。汗だくになりながら富士見平に到着です。
ここの標高は約2100M、今夜の宿(高谷池ヒュッテ)とさほど標高が変わらないという。 名前から富士山が見える展望の良い所かと想像していたが、展望も広場もない登山道の分岐点のようで少々がっかり。
予定どおりここで昼食です、皆さん日陰を探して分散して座ります。 |
食べ始めると、私たちの周りに一頭の蝶が飛び回っていたかと思うと、何と私の手に停まりそのまま離れません。
蝶もお腹が減っているのでしょうか。昆虫も顔を出します。 昼食を終え、このまま高谷池に向かわず黒沢池から茶臼山を経由します。
ここからの道はほぼ水平に軽快なトレッキングコースです。花も沢山咲いています。 |
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蝶が手から離れません |
こんな昆虫も顔を出してきました |
花も沢山咲いていますⅠ |
しばらく歩くと先頭の方から歓声が聞こえます。林を抜け周りが開けました。
湿原です。別世界に来たような風景が目の前に飛び込んで来ました。
黒沢池までは、ワタスゲなどが咲く木道をルンルン気分で進みます。
途中 、折れかかった一本橋を一人ひとり慎重に渡ったりしましたが、黒沢ヒュッテに到着しました。 |
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湿原が広がってきました |
花も沢山咲いていますⅡ |
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こんな橋も渡りました |
ワタスゲ等が咲き乱れる木道を進みます |
黒沢池ヒュッテで小休憩後、茶臼山を目指します。振り返ると妙高山が外輪山の奥にそびえて見えます。
休憩後、茶臼山を越え高谷池に到着。 |
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黒沢池ヒュッテで小休憩 |
妙高山が外輪山の奥にそびえて見えます |
高谷池に到着 |
Tリーダーが「このまま山荘に行ってもいいが、天狗の庭まで行ってみましょうか?」の声に、早く泡の出る飲み物が飲みたい!」の多数意見で今夜の宿「高谷池ヒュッテ」に予定時間どおりに到着。
部屋で荷物を置き、着替えてベランダから外を眺めると、すでに先輩方が缶ビール並べて「早く来なさい」と呼んでいます。「はーい!と夕食前の歓談です」
夕食は「ビーフカレー&ハヤシライス、フルーツ」、レトルトですが山の食事は何でも美味しいですね、お替りも自由です。
お腹いっぱいになり、綺麗な夕焼けを眺め、いつの間にか寝ていました……おやすみなさい。 |
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天狗の庭まで行ってみましょうか?…却下 |
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山荘スタッフから食事等の説明 |
先輩が「早く来なさい」と呼んでいます |
火打山方面に赤く染まる夕焼け |
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≪2日目≫
朝食は5時30分、中華丼とお味噌汁です。
二日目も夏空、重いザックは小屋に置き、 予定より早い6時05分火打山を目指し出発です。
しばらくすると「天狗の庭」、ここの周辺にはハクサンコザクラやワタスゲが群生、池塘に目を向けると水面に映る「逆さ火打」に感動しながら進みます。
ハクサンコザクラの群生地では、しばし鑑賞及び撮影タイム。
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朝食(中華丼と味噌汁) |
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出発時にヒュッテ前で記念撮影 |
天狗の庭でもパチリ |
池塘に映る逆さ火打 |
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ハクサンコザクラの群生地でしばしの撮影タイム |
天狗の庭を過ぎると火打山頂まで登りが続きます。
夏の日差しで体力を奪われますが、登山道両脇に咲く多種多様な高山植物に癒され、ガスとともに吹いてくる冷気に元気を取り戻し山頂を目指します。
登っている最中、山頂付近はガスに覆われていましたが、登頂とともにガスが晴れ頭上は青空、新潟県最高峰登頂を喜びました。
隣にそびえる焼岳も見えます。 ただ、周りのガスに展望は望めず、北アルプスや佐渡島も見えるはずですがちょっと残念でした。 |
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火打山に向かう登山道 |
文中掲載以外の今回山行で出逢った花達(ハクサンコザクラは再登場) |
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頂上で記念撮影後、高谷池まで下山します。
下山途中「天狗の庭」付近で一人の山ガールとすれ違い、なんと今年の新人会員のNさんではないですか。
本日単独日帰りだそうです~お気を付けて。
高谷池ヒュッテに戻り、デポした荷物を背負ってあとは下るのみです。
今日は土曜日、登ってくる人の多いこと。沢山の団体・グループ等にすれ違いました。
私たちは帰るだけ、休憩しながら安全にゆっくりペースで下山します。
下山途中、上から超特急がどんどん駆け下りて来ます。
笹ヶ峰で夏休み合宿中の学生たち。鈴の音とともに駆け下りてくる、超特急来ます、二人!」、「超特急三人!」と其のたびに前の人に大声で伝達し、道を明けて、「頑張れ、もっと早く」と声援を送ります。
そんなこともあり、予定より30分ほど遅く笹ヶ峰登山口に無事全員下山。
近くの温泉「苗名の湯」で汗を流し、隣の食堂で昼食を済ませ、帰路に着きました。
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火打山山頂での集合写真 |
Tリーダー、SL、LL、参加された皆さんありがとうございました。 <終わり>
追記:バス乗車前、食堂隣の地場産野菜の直売所で700円のスイカを300円に値切って購入したMさん。
皆さんから「これからは楽山会の交渉部長に……」の声が。 Mさん、スイカのお味はいかがだったでしょうか? " |
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