会山行紀行文 | 12.07.25(水) 曇り |
弥彦松明登山 634m |
参加者 11名(男7・女4) |
(紀行文)1866 S/T | ||
(写真) 1866 S/T |
≪コースタイム≫ 新潟駅12:40=吉田乗換=弥彦駅(13:46-14:05)…弥彦神社参拝14:25…3号目15:00…里見の松・あづまや15:25…9合目・稜線15:55… 山頂・奥の院(16:15-18:20)…9合目・稜線18:30…弥彦神社20:05…町中パレード…弥彦駅前・解散(20:35-21:53)=吉田乗換=新潟駅22:57 |
例年行われている”弥彦松明(たいまつ)登山”、新潟楽山会でも参加者を募って会山行・特別版として行われていますが、自分はかって一度も参加したことが無く、実際はどのような形で行われるのか興味がありましたので、今年は参加してみました。
「暑い!って言ったら、罰金100円!」等と戯れを言いながら登り続けます。山頂で他の山岳会の人たちと合流して奥の院の神事に参加するのですが、有り難いことに予定の時間にはたっぷりの余裕。何度か休みながら9合目の稜線へ。
新年登山や集中登山などで年間に何度か登る弥彦山ですが、こんな暑い時期に登るのは初めてです。稜線のレストラン周辺のアジサイがきれいなことを発見しました。ここでもゆっくりとアジサイ見物してから、山頂の奥の院に登ります。例年ですと、おそらく夕日沈む海岸線や佐渡の海も見えることでしょうが、今年はどうしたことか?深いガスに遮られて、山頂からの風景はありません。
奥の院で、神主さんのお祈りやら各山岳会代表による玉串奉奠の神事を行った後、いよいよ松明を受け取り下山にかかりました。
麓の茶屋で松明を取り替えましたが、ここでも弥彦山岳会の方々がご苦労された松明が用意されていました。
花火、神輿、踊りなどの諸行事で賑わう目抜き通りですが、ボーイスカウトの鼓笛隊を先頭に私たちが松明をかざしてのパレードには、歌舞音曲の全てが止まり、沿道ではたくさんの人たちが拍手で迎えてくれました。
この”弥彦山松明行進”は、種々ある祭り行事の中でも格別の名物となっているようで、沿道の皆さんと行進する岳人の一体感のようなものも生まれてきます。神社と山と登る人を大切にする、弥彦ならではの光景を楽しみました。
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